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【美術・TV】「バベルの塔展」番組情報!NHK Eテレ日曜美術館「ブリューゲル×大友克洋」5/28放送!再放送情報!関連本紹介!

更新:2017年6月4日 再放送予定追加!
現在、東京・上野「東京都美術館」で絶賛開催中のブリューゲル「バベルの塔」展。NHK Eテレ5月28日(日)の「日曜美術館」では、そのバベルの壮大な世界観を世界的漫画家・映画監督の大友克洋氏が読み解き、自らバベルの塔の内側を描いたことにより発見したもの、激動の16世紀を生きたブリューゲルが絵に込めたメッセージに迫る内容となっています!

その後の美術界に大きな影響を与えたブリューゲル「バベルの塔」そして、代表作「AKIRA」を皮切りに、世界のアニメ・漫画界に大変革をもたらした大友氏。氏はブリューゲル「バベル」を内部構造まで描いた新作「INSIDE BABEL」として現代に蘇らせ、その作品は同館内に展示されています。

残された資料が少なく、謎多き天才と呼ばれるピーテル・ブリューゲルに大きく迫るチャンスと言えるかもしれません!

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NHK Eテレ 日曜美術館「ブリューゲル×大友克洋」

放送日:2017年5月28日(日)

放送時間:午前9時00分~午前9時45分

出演:【ゲスト】漫画家…大友克洋 【司会】井浦新、高橋美鈴

番組内容

「バベルの塔」を漫画家・大友克洋が語る。16世紀、激動の時代を生きたブリューゲルが絵に込めたメッセージとは?自らバベルの塔の内側を描いた大友が発見したものとは?

16世紀にヨーロッパで活躍したピーテル・ブリューゲルの代表作「バベルの塔」。60cm×75cmの1枚に1400人が緻密に描き込まれている。激動の時代を生き抜いたブリューゲルが絵に込めたメッセージとは何だったのか。緻密でどこか不気味なブリューゲルの作品世界に大きな影響を受け、自らもバベルの塔の内部を描いた作品を制作した漫画家・大友克洋をスタジオに招き、存分に話を聞く。

(引用:NHK Eテレ 公式HP)


再放送!日曜美術館 NHK Eテレ「ブリューゲル×大友克洋」

放送日:2017年6月4日(日)

放送時間:午後8時00分~ 午後8時45分


※番組は変更になる場合があります。必ず最新の番組表を参照ください。

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ゐ太夫コラム

前述の通り、残された資料がほとんど無く、激動の16世紀に活躍した生涯は、謎に包まれているピーテル・ブリューゲル。

代表作「バベルの塔」の元となった旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔に対する解釈も諸説あり、定まってはいません。

しかし、その代表作「バベルの塔」は圧倒的な世界観を誇り、世界的にも高い評価を受け、ブリューゲル以後にインスピレーションを受けた画家達も競って、それぞれの「バベル」を発表しています。

そして、代表作「AKIRA」で世界のアニメシーンに変革をもたらした大友克洋氏が、現代に「バベル」を蘇らせ、新作「大友バベル」が誕生。

敢えて塔の内部を描いたことにより、大友氏が何を発見し、ブリューゲルの「バベル」に対するメッセージをどの様に感じたのか?

非常に興味深い内容となりそうです!

関連書籍

芸術新潮 2017年 05 月号

芸術新潮 2017年 05 月号

(「バベル」特集!大友克洋氏と、ブリューゲル研究の第一人者森洋子氏の徹底解説・対談が掲載されています)


ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展公式ガイドブック (AERAムック)

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ブリューゲルの世界 (とんぼの本)

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ブリューゲルへの招待

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【速報動画】第156回芥川賞は山下澄人『しんせかい』!直木賞は恩田陸氏『蜜蜂と遠雷』!受賞記者会見!【書評・レビュー】

第156回芥川賞・直木賞が発表され、芥川賞には山下澄人氏『しんせかい』(新潮社)直木賞には恩田陸氏『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)が受賞しています!受賞作あらすじ、受賞者、候補作、受賞会見動画もご紹介します。

芥川賞受賞の山下澄人氏は、4度目の候補での受賞。直木賞受賞の恩田陸氏はこれまで5回候補に挙がるも受賞はならず、今回6度目で晴れて受賞となりました!

受賞式、副賞100万円の贈呈は2月下旬に行われます。各候補作、特に受賞作の筆者ゐ太夫の書評・レビューは、出来るだけ早く掲載していきます。

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第156回芥川賞・直木賞

第156回芥川龍之介賞 受賞作

山下澄人『しんせかい』新潮社

山下澄人氏は、兵庫県出身。神戸市内の高校を卒業後、脚本家の倉本聰さんが北海道富良野市に設立した「富良野塾」初期に入り、劇作、演技を学びました。

その後自身の劇団「FICTION」を旗揚げし、台本制作や演出を行う傍ら、自身も役者として舞台に立ち、ここ数年は小説執筆にも携わり、各文学賞候補の常連となる等、高い評価を受けていました。

芥川賞でもここ数年の常連となっており、今回4度目の候補で、晴れて受賞をしています。

受賞作『しんせかい』は山下氏の富良野塾時代の経験を元に、北海道の大自然の中で、主人公が若者達と共同生活をしながら演劇について学び、成長・葛藤していく姿を、青春群像劇として描いています。



第156回芥川賞候補作品

加藤秀行「キャピタル」(文学界12月号)

文學界2016年12月号

文學界2016年12月号

岸政彦「ビニール傘」(新潮9月号)

新潮 2016年 09 月号

新潮 2016年 09 月号

古川真人「縫わんばならん」(新潮11月号)

新潮 2016年 12 月号 [雑誌]

新潮 2016年 12 月号 [雑誌]

宮内悠介「カブールの園」(文学界10月号)

文學界2016年10月号

文學界2016年10月号

山下澄人「しんせかい」(初出:新潮7月号) 受賞!

新潮 2016年 07 月号 [雑誌]

新潮 2016年 07 月号 [雑誌]

芥川賞選考委員

小川洋子、奥泉光、川上弘美、島田雅彦、高樹のぶ子、堀江敏幸、宮本輝、村上龍、山田詠美、吉田修一 (敬称略)

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第156回直木三十五賞 受賞作

恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎)

直木賞受賞の恩田陸氏は、大学を卒業後、生命保険会社や不動産会社勤務をする傍ら、小説執筆を始め「六番目の小夜子」でデビュー。

自身の高校時代の話をテーマにした2005年の本屋大賞受賞作『夜のピクニック』等の青春小説や、2006年の日本推理作家協会賞長編及び連作短編集部門受賞作で、第133回直木賞候補にもなった『ユージニア』のようなミステリー等、幅広いジャンルの作品を手がけ、既に人気作家の地位を築いていました。

恩田氏は、これまで前述した『ユージニア』で第133回(2005年上期)『蒲公英草紙―常野物語』第134回(2005年下期)『きのうの世界』で第140回(2008年下期)『夢違』で第146回(2011年下期)『夜の底は柔らかな幻』で第149回(2013年上期)と5度の直木賞候補に挙げられていました。

前述した「日本推理作家協会賞」「本屋大賞」の他、第26回吉川英治文学新人賞、第20回山本周五郎賞受賞も受賞しており、実力は折り紙付きながらも「直木賞」には縁が無く、今回6度目の候補にして、晴れて受賞となりました。

受賞作『蜜蜂と遠雷』は、国際ピアノコンクールを舞台に、多種多様な人生を歩んできた高い才能を持つピアニスト達が予選や本選に挑む青春小説。

魅力溢れる登場人物それぞれの視点から、音楽とは?友情、恋愛、家族、人生とは?そして自身のアイデンティティとは?様々な問いをクラシックの音楽に乗せて、瑞々しく流麗に描かれています。


第156回直木賞候補作品

冲方丁『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)

恩田陸『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎) 受賞!



垣根涼介『室町無頼』(新潮社)

須賀しのぶ『また、桜の国で』(祥伝社)
森見登美彦『夜行』(小学館)

直木賞選考委員

浅田次郎、伊集院静、北方謙三、桐野夏生、高村薫、林真理子、東野圭吾、宮城谷昌光、宮部みゆき (敬称略)


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第156回芥川賞・直木賞 選考発表、受賞記者会見 動画

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