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「ベイ・久保にやられ放しの虎」 退団から現在に至るまでのベンチとフロントの無為無策

昨日のベイスターズ戦、タイガースは6年ぶりの2桁勝利を目指す

岩田を立て、ベイスターズの先発は去年までの同僚、久保との対戦。

 

久保を相手にするのは、9月に入り実に3度目である。

 

9月2日と23日、久保はいずれも8回まで投げ、2日のゲームは

失点2、23日は無失点に抑えられている。

 

久保に勝ち負けはついていないが、ゲーム自体は1勝1敗だ。

 

特に9月2日の対戦では、6回の得点機まで初回の1安打のみ。

実に10個の三振を喫している。

 

元々、橋本とのトレードで地元奈良出身でロッテで実績もあった

久保が入団してきたことは、よく獲得出来たなという驚きと共に、

有力地元選手を関東の球団に取られまくり、悔しい思いをしていた

筆者にとって、嬉しい出来事だった。

 

入団1年目の2009年は9勝8敗、2年目には14勝を挙げ、

立派に先発ローテとしての役割を果たし、3年目は8勝、

4年目は防御率2点台も勝ちに恵まれず、4勝で移籍後初の

負け越しとなった。

 

5年目の昨季、藤川球児の渡米により不在となったクローザーを

首脳陣の要請に折れる形で受け入れるが、5月以降は打ち込まれる

ことが多くなり、故障もあったが二軍にも落ち「抑え失格」の

烙印を押される形となってしまった。

 

そして、シーズン終了後の11月にFA宣言をし、べイスターズへの

移籍が決まった。

   

彼は元来「投げる哲学者」とも呼ばれるほどの「頭脳的な投球術」を持ち、

一般的にプライドが高いと言われる投手の中でも、人一倍の誇りの高さと、

負けん気の強さを持った投手であった。

 

不本意ながらも「抑え」への転向を受け入れるが、結果が出ず

「抑え失格」の烙印を押され、ベンチのフォロー、FA宣言した際の

フロントのフォローが彼の納得の行くものであったのか?

というのには、未だに私の中で懐疑的なものがある。

 

そして、タイガースは今季、スタンリッジの放出を相俟って、

先発投手不足に泣くことになる。

 

碌に育ってもいない「若手投手」で穴を埋められるという

プロの球団としてあるまじき根拠の無い「賭け」は案の定、

失敗に終わったのだ。

 

話を久保との対戦に戻そう。

 

久保はクイックモーションが速く、試合中でも緩急織り交ぜ、

時に打者のタイミングを外すべくモーションの速さを巧みに

変えることが出来る投手だ。

 

その特長や久保のクセ、配球パターンは、一緒にやっていた

中西投手コーチが一番分かっていて、中西が打者に教えることも

出来るはずなのだが、久保にいい様に手玉に取られている。

 

ベイスターズも古巣相手の登板を回避させた形跡があり、

9月の3試合登板の前のタイガース戦の登板は1試合のみだ。

 

彼を退団させてしまった不手際から、実際に対戦しての

無為無策ぶりには、フロント、スコアラーを含むスタッフ、

ベンチと猛省を促したい。

 

また、別の機会に書こうと思っているが、最大の補強は「新戦力の

獲得に非ず」「現有戦力の引き留め」なのだ。

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