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【新幹線】世界へ売り込め!日本の「技術の粋」と「ソフト面アピールの重要性」!!輸出・売り込み強化策!

昨日、都内で開かれた

高速鉄道国際会議。

今月で開業50年を迎えた東海道新幹線を記念

して

開業以来、乗客の死傷者ゼロという高い安全性と技術を世界中に売り込む

場でもあった。


“オールジャパン”で新幹線輸出加速に高まる機運:イザ!

JRグループなどでつくる国際高速鉄道協会
(IHRA)の宿利正史理事長(元国土交通事務次官)は
以下の様な「基調講演」を行っている。

「50年かけて磨き上げ、改善してきた新幹線は、単なる高速鉄道ではなく、皆さんの国の経済や社会、生活スタイルに変革をもたらす交通システムだ」

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現在、世界には10前後の国で「高速鉄道計画」があるという。

しかし、これまで海外への日本の新幹線の輸出実績は、
2007年の台湾のみに留まっている。

日本の新幹線は、その安全性と高速性を担保するために
高架を走行させ「集中運転システム」による制御等、
日本独自の手法で、営業走行を行ってきた。

また、

新幹線は世界の長距離高速鉄道と比較しても、その時間の正確性は希有な存在でもある。

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ただ、輸出先各国の文化や環境、予算がそれぞれ違う中、

どれだけ柔軟に、各国の要望に応えうる新幹線を売り込めるか?

というのが、大きなキーワードになってくるだろう。

これまで、何度かフランス、ドイツの高速鉄道と、
新規の売り込み競争をしてきたが、結果は先に述べたように
台湾一国のみというものだ。

今後、我が国が誇る「新幹線」の売り込みで、
各国と激しいプレゼン競争が予想される。

「新幹線」そのものの技術力(ハード面)は、もちろんだが、
安全性、時間の正確さ、点検・保守といった面での

導入国の人材の育成・教育といった

人的支援(ソフト面)での「売り込み」

も重要になってくるだろう。

官民一体で取り組む姿勢はいいが、画一的な売り方は排除して、
各国に合わせた柔軟な姿勢と人的交流も含めた、

トータルパッケージの売り込みが、

ライバル国に勝つための重要な要素になる

と考えている。


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