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【WEC】ハイブリッド車の「ガラパゴス状態」を脱するか?世界耐久レース最終戦でトヨタのWタイトル!?

実は世界では「ハイブリッド車」の人気はなく普及率も低い。またもや日本製品の「ガラパゴス状態」が起きているのだ。

しかし世界耐久レース選手権(WEC)ではLMP1-Hクラスで「ハイブリッドシステム」が義務付けられ、トヨタ、アウディ、ポルシェのワークス3チームで争っている。「トヨタTS040ハイブリッド」は前年のマシンに比べ燃費は25%向上させ、ハイブリッド・システムと高熱効率エンジンの組み合わせで1000馬力という圧倒的なパワーを誇るモンスターマシンだ。

ここに世界耐久レースにおいて「トヨタ・ハイブリッドシステム」の優位性を示し、市販車のシェア拡大を図れるか?という大舞台での見せ場と試金石ともなり得る大事な最終戦となりそうだ。

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惜しくもWEC3戦目のルマンでは世界にその実力を魅せることが出来ず、
アウディの後塵を拝したが、最終戦ブラジル・インテルラゴスを前に
「トヨタTS040ハイブリッド」のドライバーチャンピオンは決まっており、
マニュファクチャラーズタイトル争いでトヨタがあと5ポイント獲れば、
Wタイトル獲得という栄誉を手にすることが出来る。

話を市販車に戻すと、国内で車を運転していて、まず「プリウス」を見ない
日はないだろうという位「ハイブリッド車」の普及は進んでいる。

しかし、ヨーロッパでは「ハイブリッド車」は「遅くて運転がつまらない」
アメリカでも新車販売台数における「ハイブリッド車」の比率は
3%(2013年)
でしかない。

とかく技術ばかりが先行してしまい、売り込み下手、官民上げて日本の規格を
積極的に世界規格としようとしないがための「ガラパゴス化」が
「ハイブリッド車」の部門でも起きていることは、余り報道されない真実だ。

ここに来てその大逆転のチャンスが目前に出てきた。

ハイブリッドシステムでありながら1000馬力を誇り、前年比25%の燃費向上と
何より「ハイブリッド」にぴったりとも言える耐久レースの場での
トヨタのWタイトル獲得となれば、世界の耳目は少しは「ハイブリッド」に向くだろう。

おそらく余程のことがない限り、最終戦でマニュファクチャラーズタイトルを
逃すことはないとは思うが、ここでWタイトルを獲って、
「ハイブリッド車は遅くてつまらない」という海外の固定概念を覆し、
市販車の世界的シェアを大々的に増やすチャンスだ。

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耐久レースで培った技術を市販車にフィードバックすることはもちろんだが、
もっと野心的に自分達の開発したものを「世界規格」にしてしまうという
巧みな販売・普及戦略も発揮してもらいたいものだ。

この辺りにも、日本企業が収益悪化に陥った原因があるし、
自分達の開発技術を何が何でも「世界規格」にするという気概があれば、
自ずと日本企業収益は格段に上がっていくと思うのだが。

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