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【気象・環境】昨季に続き列島を襲う大雪の原因?吉野家の牛丼値上げを誘発した理由も世界的な異常気象にある!?

毎週の様に、日本海側を襲う大雪。12月初旬には雪雲が四国にまで達し大きな被害をもたらした。

今年始めには東京でも例年にない大雪で積雪。なぜ?広範囲でまとまった大雪が降るのか?

また、吉野家の牛丼の値上げの要因にもなったアメリカの干ばつによる畜産被害。

これらは世界的な異常気象には連関した要因がある。その原因とは?

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ここの所、毎週のように「日本海側」で大雪を降らせ
記録的な積雪となる箇所も出て来ている。

九州北部から山陰・中国地方北部から押し寄せた
大量の雪雲は瀬戸内海を飛び越えて、四国にまで達し、
徳島県山間部では、大きな被害をもたらした。

徳島の被害では「停電」になるとIP電話は利用出来ず、
高齢者の安否確認が出来ないという、新たな災害課題も出てきた。

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この週末も、北陸から東北にかけて大量の雪雲がかかり、
かなりの降雪を記録している。

その理由のひとつが、
日本海の海面の温度がこの時期にしては高く、
大陸からは大寒波が押し寄せており、
海面温度と寒波の温度差が大きいため、
大量の雪雲が発生しやすい状態が続いていることが挙げられる。

この状態はまだ続きそうで、週半ばから週末にかけて、
北陸地方日本海側では、再び荒れた天気が予想されている。

世界的に見ても、アメリカ南西部周辺は高温状態が続いており、
干ばつが続いており畜産牛に被害が出て、
輸入牛肉を使用している「吉野家の牛丼値上げ」の要因にもなっている。

ヨーロッパ中部・東部では小雨状態が続き、
逆にヨーロッパ南東部では記録的な降水量を記録している。

今年は既に「エルニーニョ現象」が発生していると見られ、
海水温は上昇傾向にあり「エルニーニョ現象」が発生すると、
「暖冬傾向」にあるとされているが、
12月に入り日本では気温が低い状態が続いており、
エルニーニョ現象」だけでは説明が出来ない、
別の要因が推測される。

それは地球上空を覆う「偏西風」の状態だ。

偏西風は極と赤道の温度差が大きくなると「蛇行」するようになり、
これは「偏西風波動」と呼ばれる。

その「偏西風の蛇行」は通常、季節により移動しており、
高気圧や低気圧の発生や動きにも影響を及ぼしている。

しかし、この蛇行が大きくなると「ブロッキング現象」と呼ばれる
「偏西風の波動」が留まってしまう状態が起き、世界的な異常気象を
引き起こす要因となる。

日本で言うと、日本海の海水温が高い傾向は以前から続いており、
そこに大陸の大寒波が居座る状態が続き、大雪を降らせるメカニズムが
余り変化しない状態であることは「ブロッキング現象」が原因だとする
学説が専門家の間では有力だ。

また、世界的な豪雨や豪雪、高温・低温状態が長く続く現象も
ブロッキング現象」が原因だとされている。

気象の変化のスピードが遅くなるため、天候被害が大きくなるという
傾向が強い。

単純に「エルニーニョ現象」が起きたら暖冬になるという定説が、
「偏西風の停滞」という複合的な要因も絡まり、
大雪や寒波をもたらす定説と反対の現象を引き起こしていると考えられる。

この様に、これまで言われてきた定説が地球規模で通用しなくなってきており、
それに惑わされることなく、最新の情報に注意し、常に備えをしておくことは、
気象に限らず「災害大国」に住む我々にとって、非常に重要なことだ。

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