松山英樹出場｢ファーマーズインシュランスオープン2017｣最終日･4ラウンドの模様､詳細結果速報､動画､筆者ゐ太夫の戦評をご紹介します！
最終日の松山は､精度の上がらないショットに苦しみ､3バーディ､3ボギーの｢72｣通算4アンダー､首位と9打差の33位Tでのフィニッシュとなりました｡
大混戦となった優勝争いは､スペインのホン･ラームが｢65｣をマークし､通算13アンダーで初優勝！また石川遼は最終日｢68｣通算6アンダーの20位Tまでジャンプアップし､大会を終えています！
決勝ラウンドからは､トーリーパインズGC･サウスコースのみでの競技｡
最終日の松山は､ケビン･ツエー､カイル･レイファースとのペアリングで､現地時間8時55分､OUTからスタートした！
前半OUT
1H 450Y Par4
ティーショットは､左ラフへ｡残り180Y｡
セカンドショットは､グリーンに届かず右手前ラフへ｡残り35Y｡
3打目アプローチは､ピン奥6.8mに着ける｡
長めのパーパットは僅かに外れ､ボギー発進｡
2H 389Y Par4
FW右サイドからのセカンドは､ピン手前5.1mに2オン！
微妙な距離のバーディパットは､カップを60cmオーバーし､パー｡
3H 200Y Par3
ティーショットは､ピン左手前5.9mに着ける！
微妙な距離のパットをしっかり沈め､今日初バーディ奪取！
このバーディで､通算4アンダーに戻す！
4H 488Y Par4
セカンドショットはピン奥2.7mに着ける絶妙なショット！
しかし､このバーディパットはカップをオーバーし､パー｡
5H 454Y Par4
FWバンカーからのセカンドは､ピン左奥5.3mに着ける｡
微妙な距離のバーディパットは､僅かに外れ､ここもパー｡
6H 560Y Par5
右ラフから､残り259Yのセカンドは､グリーン手前ラフ､残り29Y地点へ｡
3打目アプローチは､ピン奥1.3mに着ける絶妙なショット！
ここはしっかり決め､バーディ奪取！
巧みなショートゲームからのバーディで､通算5アンダー！
7H 462Y Par4
8H 176Y Par3
9H 614Y Par5
続く前半上がり3ホールは､7番､9番は寄せきれず､8番Par3は､1mのバーディパットを外し､いずれもパー｡
前半スコア
前半は､2バーディ､1ーボギー｡通算5アンダーでハーフターン
前半スコアカード
後半 IN
10H 416Y Par4
ティーショットはFW左のバンカーへ｡残り118Y｡
セカンドバンカーショットは､グリーン右奥のラフへ｡残り22Y｡
3打目アプローチは､ピン奥6.5mに着ける｡
微妙な距離を残したパーパットは僅かに外れ､ボギーとしてしまう｡
11H 221Y Par3
ティーショットはピン左手前6mに1オン｡
このバーディパットは､カップをオーバーし､パー｡
12H 504Y Par4
難易度1位ホール
右ラフからのセカンドは､グリーン手前花道へ｡残り36Y｡
3打目アプローチは､ピン手前7.5mに着ける｡
長めのパーパットは､カップをオーバーし､ここもボギーとしてしまう｡
流れに乗れないまま､ボギーが続き､通算3アンダーまでスコアを落とす｡
13H 614Y Par5
セカンドショットは､ピン左手前のグリーンエッジに着ける｡残り14m｡
3打目は､ピン右奥1.8mに着けるも､バーディパットを外し､パー｡
14H 437Y Par4
15H 478Y Par4
16H 223Y Par3
17H 442Y Par4
続く4ホールは､ショットが精度を欠き､チャンスに着けることが出来ず､パーが続く｡
18H 570Y Par5
迎えた最終ホール｡
FWセンターからの池越えセカンドショットは､危うく池ポチャも何とかグリーン左のバンカーまで届く｡残り8Y｡
ピンは手前で難しい3打目バンカーショットは､ピン奥3.8mに着ける絶妙なリカバリー！
松山､ここはしっかり沈め､見事バーディ締め！
最終日のスコア
最終日の松山は､3バーディ､3ボギーの｢72｣通算4アンダー､首位と9打差の33位Tでフィニッシュした｡
後半スコアカード
(動画)ファーマーズインシュランスオープン2017 最終日全体ハイライト
ゐ太夫の戦評
初日から3日目までは｢71｣｢70｣｢71｣と何とかアンダーパーでのラウンドを続けてきた松山｡
しかし､最終日はショットの不調が回復せずボギー先行のまま､最終ホールでのバーディフィニッシュで｢72｣のパープレー｡
特に､フェアウェイキープ率は42.86% (6/14)と4日間でも一番悪く､セカンドショットに繋げられない苦しい展開が続きました｡
直近2年は予選落ちをしており､やはり｢トーリーパインズGC｣とのコース相性の悪さも感じる内容と結果にもなりました｡
今季は｢CIMBクラシック｣での2位→｢WGC-HSBC｣優勝→｢ヒーローワールドチャレンジ｣優勝→年明け初戦の｢SBSチャンピオンズ｣2位という輝かしい成績を収めてきた松山｡
それだけに､ここ2戦の結果は何か物足りなさを感じてしまいますが､前戦｢ソニーオープン｣も含めて､相性がかなり悪い大会でも予選通過は果たしており､やはり総合的に実力が上がっていることを実証しています｡
ただ､あくまでも本番はディフェンディングチャンピオンとして連戦で臨む｢フェニックスオープン｣です｡
昨季も今大会の予選落ちから翌週のあの｢劇的優勝｣を決めており､フェニックス｢連覇｣ツアー通算4勝目に向け､大きな期待が懸かります！
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