松山英樹の「ツアーチャンピオンシップ」の記事、 中途半端になってしまったことを、お詫びします。
さて、その松山英樹の長いシーズンが終わった。
「ツアーチャンピオンシップ」では、1オーバーずつで3日間を終え、 最終日には+3を叩き、トータル6オーバーの22位で、 今シーズンを終了した。
フェデックスカップポイントランキング28位、 獲得賞金額は283万7477ドル(約3億円)となった。
世界の30傑に入り、賞金も約3億円「ザ・メモリアルトーナメント」では ツアー初優勝も飾り、1年目としてはほぼ文句の無い内容だった様にも 見えるが、松山本人の言を聞くまでもなく、 彼には不満の溜まるシーズンだったはずだ。
初優勝した「ザ・メモリアルトーナメント」までは、怪我と病気に苦しめられ、 初優勝以降は安定した順位が出せなかった。
昨年は常に上位に顔を出していた「メジャー大会」でも軒並み順位を落とした。
本人も何度も口にしていたが「パットの不調」からショットも不安定になる。
グリーンでは去年は見えていた「ライン」が今年は見えてこなかったそうだ。
ただ、前述したが体調不良や故障といった体の問題は、ほぼクリアになっている。
体とメンタルの問題を抱えながらも、結果を残した彼はやはり 世界のレジェンド達がお世辞抜きで言う「将来を背負う男」だ。
苦しい経験を糧に、2年目は飛躍してくれることだろう。
本人のコメントを追っていると、10月のPGA開幕戦 「フライズドットコムオープン」から出場する様なので、 余り調整する時間は無いが、少しでもパットの不調を克服し、
再び彼の高いレベルで安定したプレイを見たいものだ。