田中将大、5回1/3を投げ、復帰初戦で「勝利投手」
復帰初戦、立ち上がりは久しぶりの登板ゆえか、慎重に入ったのか、
腕の振りもイマイチで、不安定さを感じるピッチングであったが、
カーブとスプリッターで目線を変える上手い投球術で1失点に抑える。
その後は、徐々に腕の振りを良くなり、
随所に田中らしい投球が見られ、5回1/3でちょうど70球で、
リードしたままマウンドを降りた。
試合直前に「田中将大 復帰に疑問を呈す」という記事を書いたが、
復帰初戦では杞憂に終わった様だ。
しかし、試合後の肘の調子、数日後の肘の具合がどうなるかは、
非常に気になるところだ。
ただ、肘に不安を抱えながらも5回を投げ切り、勝利投手になった
高い能力はさすが「田中将大」だ。
ジラルディ監督も、かなり慎重な起用をしているし、
幸いシーズンも終盤。
オフには、またヤンキースの総力をあげて「エース田中」の
リハビリプロジェクトが組まれることだろう。
今後、故障再発が出ないことを祈るばかりだ。