不退転の決意で臨んだ今季の岩田、シーズン中盤以降打ち込まれる
場面もあったものの「投球間隔の間」を強く意識し、
ローテを守り、ほぼ復活といっていい活躍をしてきた。
昨日のベイスターズ戦は、自身6年ぶりの2桁勝利が掛かった試合。
8回を139球の4安打、2四球、8奪三振、無失点の好投で降板した。
9回、ストッパーの呉がゴメスのエラーから、ブランコに痛恨の
逆転サヨナラホームランを打たれ、まさかの敗戦。
岩田の6年ぶりの2桁勝利はならなかった。
またこの試合、相手先発の久保から打線は8回まで10安打打つものの、
またもや9残塁の拙攻。
ランナーは出すも、ゴメスと福留で3併殺。
1、2、3番で7安打も4番ゴメス、6番福留、7番新井が無安打では
打線も繋がらず。
昨年まで同僚の久保にやられ、岩田の6年ぶりの2桁勝利もならず、
和田監督の去就問題が表立って取り沙汰される中、
またもや同じパターンで敗戦。
ファンとして、怒りや悔しさは既に無く、虚しさだけが去来する、
寂しいゲームだ。