昨日、突然出てきた日本代表ハビエル・アギーレ監督の
スペイン「サラゴサ」監督時の「八百長試合疑惑」
まずは、各紙の報道をまとめてみる。
アギーレ監督、八百長で聴取へ 11年サラゴサ時代 : サッカー : スポーツ報知
アギーレ監督 古巣に八百長疑惑浮上 関与していれば禁錮刑も ― スポニチ Sponichi Annex サッカー
アギーレ監督ショック…指揮した11年のサラゴサに八百長疑惑 - サッカー - SANSPO.COM(サンスポ)
問題となっているのは、2011年5月のレバンテ-サラゴサ戦で、
最終節、アギーレ率いるサラゴサが負ければ2部降格という危機に際し、
レバンテ側に「八百長試合」を持ちかけ、2-1でサラゴサが勝利し、
1部に留まった試合にスペイン検察庁が「八百長」の嫌疑ありとして、
調査、両チーム関係者から聴取を行うというものだ。
疑惑の発端となったのは、当日のレバンテ側のスタメンが
ベストの布陣でなかったこと、プレー内容も低調で、この当時から
八百長の噂があったとのこと。
なぜ、今になって検察が動き出したのか?は不明だが、
この「八百長試合であった」と認められ、
アギーレ監督自身も関与有りとされれば、刑事罰が下されるだろうし、
もちろんサラゴサのチーム自体にも処分があるだろう。
日本サッカー協会の大仁会長は「何も聞いていない」とのことだが、
最悪、日本代表監督辞任ということになり兼ねない由々しき事態だ。
アギーレには、協会が4年前にもオファーをしており、
2011年当時から「八百長の噂」はあったとのことなので、
もし、アギーレ監督が「クロ」ということになれば、
サッカー協会の「調査の脇の甘さ」も大いに指摘されよう。
何も無かったという調査結果を待つしか無いが、
船出をしたばかりの「アギーレJAPAN」に暗雲が立ちこめている。