「シュライナーズホスピタルforチルドレンOP」
3日目ホールアウト後 松山英樹のコメント
「バーディで上がれれば…」松山PWでの池ポチャを悔やむ【米国男子 PGA】|GDO ゴルフダイジェスト・オンライン
左手前を池がガードする18番グリーンの左奥に切られたピン。残り157yをPWで放った第2打は、グリーン左の傾斜に跳ねて池へと消えた。「左はダメと分かっているホールで引っ掛けているようじゃ話にならない」。16番(パー5)で2日続けてイーグルを奪い、続く17番(パー3)は右傾斜を使ってピンそば90cmにぴたりと寄せるティショットでバーディを奪った直後の痛恨のミスだった。「最後、バーディで上がれれば良い位置で終われると分かっていたので、もったいなかった」。
アプローチのミスも目立った。3番ではグリーン手前のフェアウェイから約15yを3mショートさせ、9番(パー5)では2打目でグリーン左まで運ぶも、セミラフから15yのアプローチをダフってグリーンに載っただけ。15番でも、30yのアプローチがわずかに傾斜の頂点まで届かず、同じところまで転がり落ちてきた。
「フェアウェイとかセミラフからのアプローチがいや。なんでもない簡単なところからボギーを打っているのでストレスも溜まるし、自分の下手さ具合にあきれている」。刈り込まれた短いバミューダ芝が、スコアを伸ばそうとする松山の足を引っ張った。
その一方で、前日苦しんだパッティングは、この日は好転の兆しをみせた。「良くなっている。ミスパットしたのは1回だけ。ほぼ完璧に近い内容」。それでも、その手応えは日替わりの域を出ていない。「(良くなったのは)なんなんでしょうね。それが分かっていたら毎回毎回続くんですけど」。ストロークゲインドパッティングは、前日の-1.848から2.097へと4打近く改善したが、まだ不安が払拭されたわけではない。
かみ合えば、ビッグスコアを出せることは分かっている。「上位でフィニッシュしたいという気持ちもある」。あふれだすもどかしさを1歩ごとに踏みしめながら、松山はこの日も練習場へ向かった。
2日目は「パット」に苦しめられた1日となったが、
この日は「パット」も良くなり、1イーグル5バーディー2ボギー
1ダブルボギーの「68」トータル8アンダーでトップとは「9打差」
最終18番の池ポチャ痛恨のダブルボギーが、悔しい結果となってしまった。
最終日「優勝」は難しくなってきたが、どこまでスコアを伸ばして、
上位で上がれるか?
賞金ランクの積み上げと、出来れば「フェデックスポイント」も加点出来る
ところまで行って欲しい!
(文中 敬称略)
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