以前から当ブログで何度も書いてきた
国内ツアー5試合出場義務 問題
ついにあの
丸山茂樹プロも異議の声
を週刊朝日で上げました。
石川遼も松山英樹も…急なルール変更で国内ツアー1年間出場停止か 〈週刊朝日〉|dot.ドット 朝日新聞出版
【スポンサーリンク】
(以下.dot記事より抜粋)
国内ツアーの年間出場義務試合数の問題です。ツアーを運営する日本ゴルフツアー機構が今年3月、複数年のシード権を持ち、海外ツアーのメンバーでもある選手に5試合以上の出場を義務づけました。これまで「3」だったのが、「5」に増えたんです。条件を満たさない場合は、1年間の出場停止になってしまいます。
米ツアーを主戦場にしている英樹や(石川)遼にとって厳しい数字です。しかも決定したのが、さっきも触れたように、今年3月。米ツアーは前年の10月に始まっています。正直言って、ムチャな話です。
英樹と遼には、寝耳に水の決定だったはずです。どうして機構は決定するまでの過程で、2人に事情を聴いた上で検討しなかったんでしょうか。しかも発表が米ツアー開幕の5カ月後では、あまりにフェアさを欠くじゃないですか。
僕が米ツアーに挑戦してるときの出場義務は3試合でした。米ツアーの開幕前に3試合を組み込んだスケジュールを立てられましたからよかったですけど、今回のケースは選手にとってツラい。
遼は5試合の出場を果たしましたけど、英樹はケガもあったので、ここまで1試合に出ただけ。仕方がないことだと思います。
機構の意図も分かりますよ。国内ツアーに出場することで、「日本ゴルフ界にも少し貢献しなさい」ってことでしょう。でも海外で、そもそも過密なスケジュールの中で無理難題を課されたら、選手だってヘソを曲げかねない。無理して日本へ戻っても、いい成績を収められないとなれば、「ティーショット一発打って帰ればいいのか」って話になりますよ。極論ですけど。
英樹と遼は日本ゴルフ界に育ててもらったという思いを持って、過酷な米ツアーで頑張ってるんです。彼らの挑戦は、必ず日本のゴルフ界にプラスをもたらします。機構関係者のみなさんには、そこをしっかり考えてもらいたいです。
【スポンサーリンク】
国内ツアーからPGAで活躍した丸山茂樹プロの
後輩、松山と石川を心配する兄貴分らしい発言です。
私も何度も指摘してきた点が、
既にPGAが10月にスタートしていたのに
JGTO側は3月に、ルール改正したこと
実際にルールを適用される側に松山、石川には、何の事情も聴かず、
突然の通告だった
ことがフェアではないということです。
丸山プロも国内ツアーに出場しながらPGAを主戦場とする身として、
このルールの非現実性と、ルール制定の過程に疑義を感じたものと思います。
松山、石川の「日本ゴルフ界に恩返ししたい」という気持ちも
丸山プロは、十分感じ取っていてたうえでの今回の発言だったと思います。
JGTO側が「5試合ノルマ」ルールの撤回、変更を行わない限り、
来季の国内ツアーはスポンサーからの強い希望で、
松山英樹は招待選手として海外有力選手と同じ待遇で出場
ということにもなりそうです。
松山英樹も、スポンサー側もそれでいいのですが、
それではJGTOの面目丸潰れなので、大反対をしてきて、
一波乱、二波乱ありそうです。
その辺りを、JGTOはどう考えているのか?
もう一度検証し直した方がいいのでは?
というのが私の持論、提案です!
(関連記事)
松山英樹 国内5試合ルール問題「シード権」放棄へ! ペナルティーは!? - [ゐ]ゐ太夫のぶろぐ
松山英樹 ウェッジ4本! PGA仕様で臨む今シーズン - [ゐ]ゐ太夫のぶろぐ
【スポンサーリンク】