「WGC-HSBCチャンピオンズ2014」初日 現地、中国・上海のギャラリーのマナーの悪さに松山英樹が感情を露わにしキレる場面が見られた!
ゴルフ新興国、中国のゴルフファンの観戦マナー違反には、他の選手も怒りを露わにしており、ギャラリーと大会運営側の課題が浮き彫りとなった。
WGC-HSBCチャンピオンズ2014 1日目
松山、怒る!
この日の松山は、終始鳴り続けるカメラのシャッター音に悩まされ、スイングを乱される一日となった。
松山は16番288Yの1オン可能なPAR4で、グリーン手前のブッシュに打ち込むも、落ちた場所を誰も見ておらず、まさかのロストボール。
打ち直しもグリーンを外れ、5打目のアプローチの際、インパクト直前にカメラの「シャッター音」が鳴った影響で、アプローチはショートしてしまう。
このホールは、5オン2パットとし、最後はカップから拾い上げたボールをギャラリー方向上空へ投げつけた。
初日の松山は、この16番のトリプルボギーが響き、3バーディー、2ボギ、1トルプルボギーの「74」2オーバーの42タイのスタートとなった。
他選手達も怒る!
写真撮影を禁止されているにも関わらず、マナーの悪いギャラリーが後を絶たず、松山と同組のイアン・ポールター、ハンター・メイソンも何度もアドレスの仕切り直しを強いられ、不快感を露わにした。
明日以降もこういったことが続くのかもしれないが、気持ちのアップダウンの激しい松山には辛い大会になるかもしれない。
映像を見ていても観客はそう入っておらず、加えて最低限のマナーさえ守れないギャラリーがいるという現状を踏まえ、世界選手権・WGCの大会をわざわざ中国で開く必要性があるのか?疑問を抱いている。
ゴルファーにとって、アドレスに入ってからインパクトまでのタイミングで、妨害する様な音をたてられる等で、スイングを乱れると、最悪「イップス」に罹る場合もある。
イップスに罹ってしまい、一生立ち直れなくなったプロゴルファーも、これまでに相当数存在している。
まず、そういうリスクさえ理解されていないのだろうが、ただ記念に一番いいスイング時の写真を撮りたいというギャラリーの軽い気持ちのために、プロとして生計を立てている選手が一生を棒に振るかもしれない行為は決して許されるものではない。
その辺りの理解が薄いのであれば、主催者側は周知を徹底する必要があるし、分かっていても撮影行為等、プレーの妨害をするギャラリーには、厳しいペナルティを与えるべきだ。
松山も心理的に環境の良くない大会となりそうだが、なんとか踏ん張ってもらい、残り3日間で上位争い、優勝争いする姿に期待したい!
※ゐ太夫のぶろぐは「ブログ村」「ブログランキング」に参加しております。
ご協力のクリックを頂ければ、幸いです。
人気ブログランキングへ