12日朝方から、やや長い「火山性微動」が観測されており、大穴火口から500メートルの範囲では噴石に注意が必要とのこと。
なお「吾妻山」は、先般の「御嶽山噴火」の教訓を活かし「監視体制の強化」ため、新たに「重点観測火山」に加えられている。
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朝方に観測された「火山性微動」は34分間記録され、
「火山性微動」の観測は1年4ヶ月ぶり。
記録のある2000年以降では2番目の長さの「火山性微動」
今年10月頃から「火山性地震」の増加が観測されていた。
今のところ、火口付近に異常は見られないとのこと。
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吾妻山の最近の噴火は、1977(昭和52)年12月7日に大穴火口で発生した
小規模な水蒸気噴火。
1893(明治26)年の噴火では、噴石が火口上400mまで吹き上がり、
火山活動を調査していた研究者2人が死亡している。
先の「御嶽山」噴火の際は、警戒レベル引き上げ等の注意もなく、
秋の登山シーズンでもあったため、多くの登山者が犠牲となる
「戦後最大の火山災害」となってしまった。
今回はその教訓を活かし、今回は早めの警戒情報も出ており、
その情報に従った行動を取ることの重要性は高い。
(気象庁「吾妻山」最新情報)
http://www.jma.go.jp/jp/volcano/forecast_02_20141212150012.html
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