カブスからFAとなり、その去就が注目されていた藤川球児がテキサス・レンジャーズと1年プラスオプション契約で合意したことが分かった。
阪神タイガース、いや日本を代表するストッパーとして日本で通算220セーブを挙げた球児は「新天地」で復活することが出来るのか?
一時は阪神復帰の報道があった球児だが、ダルビッシュとの夢の日本人豪華リレーは実現するのか?
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藤川球児が阪神で挙げた通算220セーブの実績を引っ提げ、
カブスと2年総額950万ドル(約11億2000万円)の大型契約を
結んだのが2013年。
メジャー開幕戦で、いきなり初セーブを挙げ、
その後の活躍を大いに期待された。
しかし、右肘の違和感、張りから故障者リスト入りし、
一度は復帰するも、結果完治には至らず、その年の6月に
靱帯修復手術、いわゆる「トミージョン手術」を受け、
約1年に渡るリハビリの後、今年8月に復帰した。
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結果は15試合登板で13イニングで防御率4.85と、
彼の全盛期には、ほど遠い内容でシーズンを終了。
カブスは契約更新のオプションを行使せず、
球児はフリーエージェントとなっていた。
レンジャーズはリリーフ投手の最年長が27歳のシェパーズで、
若手ばかりで経験不足の感は否めない。
そこに、34歳の球児に白羽の矢が立ち、今回の合意に至った。
今季、復帰後3連投が出来ていること、MAX150キロまで球威が
復活してきていることに加え、レンジャーズは「トミージョン手術」
経験者が多く在籍していた経緯があり、その再生に成功して来ている
実績があることが、獲得の決め手になったようだ。
当面は「セットアッパー」での起用が予想されるが、
スターター・ダルビッシュ→クローザー・球児という
豪華日本人投手リレーの可能性も、球児の活躍次第だが、夢ではない。
同い年でタイガース時代に「JFK」として、しのぎを削った
久保田は引退した。
同じく同い年に松坂は、国内復帰でソフトバンクホークスへ。
いわゆる「松坂世代」も、それぞれ進退を懸けた闘いになりつつある。
メジャーでも、あの伝説の「浮き上がる球」を投げ、三振を獲りまくる
勇姿を見たいというファンも多いのではなかろうか。
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