これは民間予測中央値前期比プラス0.9%、年率プラス3.8-3.9%を下回りましたが、消費増税後初のプラスに転じ、予想値を下回ったことは日経平均株価への影響は限定的で、現在節目の18,000円を超え昨年来高値を更新。07年7月20日以来の高値水準で推移しています。
輸出が持ち直したことに加え、個人消費、設備投資ともにプラスとなり内需・外需がそろって景気回復を後押しした形となっています。
個人消費の伸び悩みにやっと歯止めが掛かり、企業収益の改善も進み、
設備投資もプラス。
総合的な物価の動きを示すGDPデフレーターは、前年同期比2.3%の上昇。
デフレ脱却に向けた動きを強めています。
ついに節目の18,000円を超え、2007年7月20日以来、約7年7ヶ月ぶりの高値水準で推移しています。
実質GDP10─12月期は年率+2.2%、3期ぶりプラスでも勢い弱く | ビジネスニュース | Reuters
GDP実質年率2.2%増 10~12月、増税後初のプラス :主要金融ニュース :マーケット :日本経済新聞
甘利経済財政・再生担当大臣はGDP速報値の結果を受け以下の発言。
「雇用・所得環境の改善傾向を背景とした個人消費や、米国や中国向けの輸出などがプラスに寄与している」と述べた。また、GDPデフレーターが上げ幅を拡大していることについて「デフレ脱却に向けて好ましい状況だ」
今後の見通しについては以下
「堅調な民需に支えられた景気回復が見込まれる」と説明。「過去最高水準の企業収益を賃金の上昇につなげていくことが重要だ」と強調した上で、「昨年の政労使会議の合意に沿い、今年も賃上げがしっかりと実現することを期待している」
引用:日経新聞
甘利経財相、10~12月期GDP「個人消費や輸出などがプラスに寄与」 :主要金融ニュース :マーケット :日本経済新聞
GDP速報値が予想値を下回ってしまったことは事実で、依然弱含みの懸念の声も聞かれます。
今後はより確かな回復軌道に乗せるためにも、相場の上昇と比例した形で
個人の消費マインドを動かす一手が必要になってきます。
企業収益は改善の動きを加速しているだけに、株価と個人消費マインドの乖離が
これ以上広がらない様、積極的な賃上げによって個人消費の後押しをし、
一般消費者が景気回復を実感出来ない状態の打破が求められます。
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