3月のダイヤ改正で営業運転の運用を終了した「トワイライトエクスプレス」
先の当ブログで、2年後に「豪華臨時列車」として復活するとお伝えしましたが、JR西日本は2015年5月16日から旅行会社専用の「団体臨時列車」として運行することを発表しました。
編成は客車を「スイート」「ロイヤル」のみに組み直し、当面は「山陽コース」を走行。主催する旅行会社は決定次第発表するとしています。
3月12日の「トワイライト」のラストラン。
折からの悪天候で有終の美を飾れるのか?心配されましたが、何とか最終日は運行。
当初、JR西日本は2年後に臨時列車として運行することを発表していましたが、
人気の豪華列車は「営業運転」終了後も休む間もなく「旅行会社主催」の
臨時列車として今年5月16日からJR西日本管内を走ることになりました。
車両編成は客車部分がA寝台個室の「スイート」「ロイヤル」のみになり、
「サロンカー」「食堂車」「乗務員用車両」「電源車」の8両編成に組み直しての運行になるようです。
1 列車の運転内容
(1)列車編成・客室など
・トワイライトエクスプレスの車両編成を組みなおし、客室全て「スイート」「ロイヤル」とします。
列車編成・客室など
(2) 運転区間・時刻
○5月から6月(山陽コース)
下り:大阪発(10時ごろ)-(琵琶湖1周)-大阪-(山陽線)-下関着(翌15時ごろ)
上り:下関発(10時ごろ)-(山陽線)-大阪-(琵琶湖1周)-京都着(翌18時ごろ)
主な見所:琵琶湖(湖西線)、明石海峡(JR神戸線)、瀬戸内海(山陽線)
※注釈 時刻などは変更になる場合があります。
○7月から
・山陽コースに加え、山陰本線[大阪-(山陽・伯備線)-米子-(山陰線)-下関]を通るコースの設定を予定しています。
時刻、コースなどは決まり次第、案内いたします。
(3)運転日
運転日
2 サービスなどについて
(1)食事
・お食事回数は、朝食1回、昼食2回、夕食1回 をセット
・ディナーは、人気の高いフランス料理をさらにグレードアップ
・ディナー、朝食のパン、ディナーのデザートは、それぞれ人気ブーランジェ、パティシエが協力
パン:神戸三宮「サ マーシュ」、大阪上本町「パリゴ」、デザート:「エス コヤマ」、「京都北山マールブランシュ」
(2)地元と連携した取り組み
・沿線自治体などの皆様と連携して、車内や停車時での地元特産品の販売や伝統芸能の実演など、お客様へのおもてなしも、計画しています。詳細が決まりましたら、ご案内いたします。
(上記引用:JR西日本HPより)
(夕景の琵琶湖)琵琶湖を1周や豪華ディナーの提供、列車停車時や車内での各地伝統芸能実演や特産品販売等、
まさに豪華列車「トワイライトエクスプレス」の引退後の運行にも相応しく、
最近の豪華列車旅行ブームにも一役買い「日本の原風景」を眺めながらの旅は、
政治課題にもなっている「地方再生」にも繋がる企画になるかも知れません。
トワイライトの営業運転終了間際は、荒天で大雪の中立ち往生し「25時間32分遅れ」2泊3日を掛けて札幌~大阪を走破したり、ラストランが危ぶまれたりと、
大変な思いをした「トワイライト」ですが、人気ものは休む暇もなく引退後の余生を送ることになりそうです。
平成29年春運行開始予定の「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」への引き継ぎまで、
まだまだ引く手あまたの様子です。
今後、主催する旅行会社等、より詳しい情報が分かりましたら、当「ゐ太夫のぶろぐ」でもお伝えしていきます。
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