マクラーレンホンダのフェルナンド・アロンソがFIAのメディカルチェックに合格し、F1第2戦マレーシアGPに出場することが発表されました。
アロンソは、シーズン前の「バルセロナテスト」でクラッシュをし、脳震とうを起こしていたとされ、短期間で2回脳震とうを起こすとリスクが高まる「セカンドインパクト」の懸念から、開幕オーストラリアGPは欠場。マレーシアGPの出場の可否はFIAの裁定に委ねる形となっていました。
開幕戦は代役のマグヌッセンが出場していたため、これで正ドライバー2人が揃ってマクラーレンホンダMP4-30をドライブすることになります。
未だに謎が多いとされている「バルセロナテスト」でのフェルナンド・アロンソのクラッシュ事故。
公式発表では衝突時に「脳震とう」を起こしたため、短期間に2度「脳震とう」を起こすと、
命の危険や脳震とうが簡単に起きる癖が付いてしまうと言われる「セカンドインパクト」を
回避するため、アロンソは開幕戦を欠場していました。
代役のケビン・マグヌッセンも、フルスロットルで走れないマシンを相手に奮闘しましたが、決勝本戦には出られないアクシデントに見舞われ、マクラーレンホンダはジェンソン・バトンただ一人でのレースで最下位で完走という結果に終わりました。
第2戦のマレーシアGPの出場可否については、FIAのメディカルチェックの結果で決まるとされており、今回予定通り大会前日の今日午前にチェックが行われ、出場が認められました。
これでマレーシアGPは、マクラーレンホンダが誇る2人の元チャンピオンドライバーがステアリングを握るという豪華布陣で臨むことになります。
未だホンダパワーユニットに大きな不安を抱えながらのレースになりますが、まずは決勝レースでの順位をひとつでも上げること。
また、開幕戦では果たせなかった予選でのQ2セッションへの進出に期待が掛かります。
まずは、明日のフリー走行でアロンソがどの様なパフォーマンスを魅せてくるのか?に注目が集まります。
そしてホンダチームには、元チャンピオンドライバー2人に早くフルスロットルでレースが出来る様、難しいパワーユニットの調整を煮詰めていって欲しいところです。
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