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【速報動画】松山英樹「WGCマッチプレー選手権」3日目 ケビン・ナを圧倒し14番5&4で決勝進出決めた!

「WGC-キャデラックマッチプレー選手権2015」3日目を迎えた松山英樹。

予選最終日の今日は、昨季「メモリアルトーナメント」でプレーオフの激闘の末、松山のPGAツアー初勝利を飾ったケビン・ナが相手だ。

勝てば文句無しで「決勝トーナメント進出」が決まるが、世界ランク21位のケビン・ナは手強い相手だけに、初日の様ないいスタートで流れを引き寄せたいところだ。

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大会2日目はジュースト・ルイテン相手に前半は全くいい所が無く心配されたが、後半に入り一気にチャージを掛け、見事な逆転勝利を遂げた松山。

予選最終日のケビン・ナはこれまでの2人より格上だけに、我慢のゴルフを強いられるかもしれない。

今日は決勝トーナメント進出を賭けた熱い闘いが予想される。


1番562YPAR5

松山のティーショットは左へ曲がりセミラフへ。259Yを残したセカンドショットはグリーンを直接狙えず、107Yの距離を残す。3打目アプローチは、ピン約4.3mに寄せるもバーディーパットは入らずパー。

ケビン・ナは、ティーショットはフェアウェイキープするも、セカンドでグリーンサイドバンカーへ。3打目のバンカーショットはピン約1.2mまで寄せるも、2パットを叩きパー。

1番はハーブでオースクエアでスタート。

2番200YPAR3

松山は1オン、ピン側約2.4mに寄せる絶妙なショット。バーディーチャンスのパットをしっかり決め、バーディー奪取。

ケビン・ナは、ティーショットをグリーン右手前のラフへ曲げてしまう。2打目でグリーンオンするも2パットでボギー。

これで松山の1UPとし、今日は早々にリードを獲った。

3番480YPAR4

両者、ティーショットはほぼ同じく右へ曲げセミラフへ。セカンドはまたもや両者、同じグリーン手前バンカーへ。

松山、3打目のバンカーショットはピン約5.2mへ。ケビン・ナは約3mに着け、パーパットを沈めパーセーブ。

松山は僅かに外してしまい、ボギー。

これで、オールスクエアに戻った。

4番428YPAR4

松山のティーショットは右へ曲がりカート道へ。ドロップし残り185Yのセカンドは2オンならず、グリーン手前35Yを残す。3打目アプローチは、ピン約2.1mまで寄せ、パーセーブ。

ケビン・ナもセカンドが僅かに届かずグリーン手前へ。3打目アプローチは松山と同じくピン約2.1mに寄せパー。

このホール、ハーブとしオールスクエアが続く。

5番606YPAR5

306Yの松山のドライビングはフェアウェイをキープ。残り292Yのセカンドは274Y飛ばし、グリーン手前のラフ、ピンまで約29mの地点へ。
3打目アプローチは、ピン約2.1mまで寄せる。しかしこのバーディーパットを外してしまいパー。

ケビン・ナはセカンドショットで松山に飛距離で圧倒されるも、3打目アプローチでピン約3.6mに寄せる。バーディーパットは入らずパー。

ここもハーブで、オールスクエア。

6番429YPAR4

松山は269Yのティーショットで左ラフへ。残り133Yのセカンドは2オン、ピン約3.6mへ。しかしバーディーパットは外しパー。

ケビン・ナはティーショットでショートし、184Yの飛距離。3オンし、ピン約1.8mまで寄せるもパーパットを外し、ボギー。

6番は松山が獲り、再び松山の1UPとする。

7番473YPAR4 このまま続けて獲って行きたい松山。

松山は304Yのティーショットで、フェアウェイキープ。残り177Yのセカンドは2オンするもピンまで約10mを残す。

一方のケビン・ナはラフからのセカンドをショートし、グリーンまで44Yの地点へ。3打目はグリーンをオーバーし、このホールボギー。

松山は長い距離のバーディーパットは外すも、しっかりパーパットは決める。

2ホール続けて松山が獲り、松山の2UPとなった。

8番449YPAR4

松山はティーショットをしっかりフェアウェイキープし、残り166Yのセカンドは2オン、ピン約6.4mに着ける。バーディーパットは外れ、パーセーブ。

ケビン・ナは2オンならずも、パーセーブで、ここはハーブとする。

9番183YPAR3

松山は1オン出来ず、グリーン手前ピンまで17mを残す。

ケビン・ナはピン側約1.8mに着ける絶妙なショットで1オン。

松山はセカンドアプローチで、ピン約2.7mに寄せるもパーセーブ。ケビン・ナはバーディーチャンスを沈めバーディー奪取。

前半上がりホールは、ケビン・ナが取り返し松山の1UPに戻す。

予選2日間、松山はバックナインで強さを魅せてきただけに、一気に引き離しに掛かりたいところだ。

10番467YPAR4

松山の293Yのドライビングは、フェアウェイ右目へ。残り184Yのセカンドは2オン、ピン側約2.7mまで寄せてくる。このパットを沈めバーディー奪取。

ケビン・ナは、セカンド2オンもピン約11mの距離を残す。

バックナインのスタートを松山が獲り、再び2UPとする。

11番405YPAR4 そろそろ松山らしさが出始める頃。差を広げたい。

松山のティーショットは右に曲げ、セミラフへ。162Yを残すセカンドは2オンするが、ピンまで約9.1mを残す。

ケビン・ナは、ラフからのセカンドを2オン。松山の前に出しピン約6mに着ける。

松山はバーディーパットを外すがパーセーブ。ケビン・ナも2パットでパー。このホールはハーブ

12番336YPAR4

松山の残り105Yのセカンドはピン約1.5mまで寄せる。このバーディーパットをしっかりと沈めバーディー奪取。

ケビン・ナも残り90Yのセカンドを2オン、ピン約2.7mまで寄せるもバーディーパットは決められず、パー。

松山らしいチャージが掛かり始め、松山の3UP。

13番175YPAR3

松山は1オン、ピン側約2.7mまで寄せる絶妙なショット。パットを沈め連続バーディー。

ケビン・ナはティーショットでグリーンを捉えられず、パーセーブ。

完全に松山のペースになり、4UPとする。

14番440YPAR4 ここも獲れば勝利が決まるホール。いい流れのままに一気に決めてしまいたいところ。

松山のティーショットは295Yのドライブで、フェアウェイ左目をキープ。残り159Yの地点まで持ってきた。

ケビン・ナもフェアウェイキープするも、残り距離は208Y。セカンドは2オンしピン約4mに着ける。

しかし松山のセカンドはピン約1.2mまで寄せてくる。松山はこれを沈め3連続バーディー。

ここで勝負あり。残り4ホールを残し、5&4でケビン・ナに勝利。決勝トーナメント進出を決めた。

【14番松山 セカンドショット~バーディーパット映像】


(映像:WGC公式HPより)

結局、今日のケビン・ナとの勝負も一度もダウンを獲られることなく、相手のミスにも助けられた部分はあったが、
我慢のゴルフを続け、バックナインで一気にチャージを掛け、ケビン・ナを圧倒。

松山は相手を意識していないだろうが、相手は過剰に松山を意識してしまうという、駆け引きを仕掛けないマッチプレー巧者と言えるかもしれない。

明日の決勝トーナメントは、ホーシェルに逆転勝利した世界ランク1位のマキロイとの対決となる。

おそらく松山はマキロイとの対決に気負うことはないだろう。

いい意味で自分のゴルフに徹すれば、マキロイを倒すことも夢ではない

明日も堂々と風格さえ漂わせながら、世界1位とのマッチプレーを坦々とこなして欲しい。

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