「ザ・プレーヤーズチャンピオンシップ2015」大会直前の松山英樹のインタビューが入ってきています。
「マッチプレー選手権」でマキロイに完敗した直後のインタビューでは、得意のショットがボロボロの状態としていましたが、現在の調子については、だいぶ良くなってきている印象です。
「マッチプレー」ではパットのフィーリングの良さが目立っただけに、得意のショットとパットが上手くはまれば、上位争い、優勝争いも現実的なものとなりそうな予感が漂います。
「キャデラックマッチプレー選手権2015」ではマキロイに完敗した印象が強く、ホールアウト後直後のインタビューでの松山の意気消沈した受け答えで「敗北感」が漂っていましたが、順位で言えば9位タイフィニッシュ。
本人は全く納得していないでしょうが、またもやトップ10フィニッシュを決めており、今季トップ10フィニッシュ7回はスピースと並んでトップタイの堂々たる安定感を維持しています。
【松山英樹「ザ・プレーヤーズ選手権 直前インタビュー】
・現在の調子のついて?
(TPCソーグラス スタジアムコース)に移動して少し練習をして、だいぶ掴んできたとは思うが不安な部分も多い。こういう狭いコースで自分がどういうショットを打てるのか?楽しみな部分は多い。
前回はいいショットを打っても、もやもやがあったが、今回はそれが無くなってきたので、自分の中で変わってきたのかなという感じはある。
・勝つ為に必要なこと?
コース自体もそんなに簡単じゃないので、一打一打を無駄にしないことが大事。
4日間やっていれば1打、2打くらい無駄な一打にしてしまう事はあるとは思うが、そこを出来るだけ少なくして頑張っていきたい。
・今回のコースについて?
特に変わっていないと思うが、6番のティーショットで木が無くなったくらい。
久しぶりにこれだけ池が絡むコースで、少しでも曲げたらペナルティーを喰らうので、そこを出来るだけ気を付けたい。
・今大会の目標は?
アンダーパーでは回りたい。
・勝負所での強さについて?
何なのか?分からないが、優勝争いする中で、そういうショットをもっともっと打てる様にやっていけたらいいと思う。
普段の松山節からすると、今回はショットも修正されていた部分は多そうですし、前回のナイスショットをしてもクラブを叩付けてしまった様な本人の中のイライラ・モヤモヤはかなり解消されている様です。
今回のコース「TPCソーグラス」は狭いうえに、ほぼすべてのホールに池が絡むだけに、前回の様なショットが曲がってしまう不安定さは致命傷になる怖れがありますが、逆に普段のショットメーカーとしてのプレーが出来れば、上位に絡んでくる可能性は高そうです。
松山には勝負強さに加え、挽回する力もあるため、池に入れて少し順位を落としても、切り替えてより上を臨める辺りはトッププロの強靱な精神力も感じます。
松山がフィールドの厚い大会の難コースで、どういうゴルフを魅せてくれるか?注目しつつ、優勝争いに絡んでいく姿に期待しています。
(松山英樹 初日速報記事)
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