「ザ・プレーヤーズ チャンピオンシップ2015」2日目を迎えた松山英樹。初日は自身日米通じて初の首位スタートとなった。
スロースターターの松山が2日目の今日、どの様なゴルフを見せるのか?注目と期待が集まる。
2日目の松山はノーバーディー、2ボギーの「74」トータル-3とし、27位タイに後退した。
初日の速報記事でも書いたが、スロースターターで有名な松山が初日からスコアを伸ばしたのには「マスターズ」で初日から飛ばしたスピースに追いつけなかったこと。
前回「マッチプレー選手権」でも早めに仕掛けてきたマキロイに完敗したことが、松山のゴルフを変えさせたのかもしれない。
2日目は午後遅めのスタート。初日を5アンダーでラウンドした翌日に、どの様なゴルフを展開するか?
1番423YPAR4
ティーショットはフェアウェイをキープ。残り119Y。セカンドは2オンし、グリーンほぼ真ん中へ。
ピンまで約8.5mのバーディーパットは外しパー。
2番532YPAR5
ティーショットはミスし、大きく左へ曲げる。ライは悪く394Yを残してしまう。
2打目は212Y飛ばし、フェアウェイ右目をキープ。残り184Y。
3打目はグリーンをオーバーし、ピンまで18.6mを残す。
4打目でピン約1.2mまで寄せ、パーセーブ。
3番177YPAR3
ティーショットはグリーンオーバー。バンカーへ。ピンまで約11.6mを残す。
2打目のバンカーショットはピン約3.9mに寄せる。これを沈めパー。
【松山 3番バンカーショットからパーセーブ映像】
(映像:PGA公式HPより)
4番384YPAR4
252Yのティーショットはフェアウェイをキープ。
残り133Yのセカンドは2オン。ピン約4.3mに寄せる。
しかし、このバーディーパットは惜しくも外れパー。
今日はなかなかスコアを伸ばせない我慢のゴルフが続く。
5番471YPAR4
ティーショットは左のラフへ。残り212Yの地点。
2打目はミスショットで139Yの飛距離で左ベアグラウンドへ。まだ76Yを残す。
3打目は僅かにグリーンをオーバーし、ピンまで約5.5mの地点。
4打目はショート気味で約60cmを残し、ボギーとしてしまう。
ショットが安定せず、我慢のゴルフをしてきたが、このホールボギーでトータル-4。
6番393YPAR4
ティーショットはフェアウェイ左のバンカーへ。
残り123Yのセカンドはグリーン左ラフへ外れ、ピンまで約27mを残す。
3打目は巧く寄せ、ピン約90cmへ。ここはパーセーブ。
7番442YPAR4
289Yのティーショットはフェアウェイをキープ。
143Yを残したセカンドはグリーン左へ2オン。
ピンまで約12.2mのバーディーパットは入らず、パー。
8番237YPAR3
ティーショットは1オンも、ピン約10.7mの位置へ。
バーディーパットはショート気味で、パー。
9番583YPAR5 前半上がりホール、バーディーでスコアを取り戻したい。
304Yを飛ばしたティーショットはフェアウェイをキープ。
288Yを残したセカンドは、飛距離226Yでフェアウェイバンカーへ。
バンカーからの3打目は、グリーンをオーバーし、ピン約5.2mを残す。
4打目も寄り切らず、約1.8mを残す。
5打目のパットはカップをオーバーし、痛恨のボギー。
松山、今日2つ目のボギーで、トータル-3となる。
ここまでティーショットもアイアンショットも精度を欠き、苦しい展開。
後半も我慢のゴルフが続きそうだが、巻き返せるか?
10番424YPAR4
ティーショットはフェアウェイ右目をキープ。
セカンドは2オンも、ピン約13.1mの距離を残す位置。
惜しいバーディーパットになるも、僅かに外れ、パー。
11番558YPAR5
ティーショットは297Yを飛ばし、フェアウェイ右目をキープ。残り242Y。
セカンドはグリーンをオーバー、ピン約24mを残す。
3打目でグリーンオンするも、まだ約6m残る。
4打目はカップをオーバーし、パー。
12番358YPAR4
残り80Y左ラフからのセカンドは、グリーン手前、約13mの地点。
3打目は、ピン約1.2mまで縮めるもパー。
ここまでショットが安定せず、我慢のゴルフが続く松山。そろそろスコアを縮めていきたいところだ。
13番181YPAR3
松山のティーショットはグリーン右へ約4.9mに着ける。
このパットはカップをオーバーし、パー。
14番481YPAR4
328Yのビッグドライブは、フェアウェイ左目をキープ。残り133Y。
セカンドは2オンし、ピン約4.3mに着ける。
バーディーパットは惜しくも外れ、パー。
バーディーが獲れない苦しい展開が続く。
15番449YPAR4
ティーショットは左ラフへ。ピンまで残り170Yの地点。
松山のセカンドはグリーンをオーバー。
ここもバーディーならず、パー。
16番523YPAR5
301Yのティーショットは右のラフへ。218Yを残す。
2打目はフェアウェイに出す形となり、残り110Y。
3打目アプローチは3オンし、約3.4mまで寄せるも、バーディーパットを僅かに外しパー。
獲れるホールを逃してしまい、いまだノーバーディー。残り2ホールで何とかしたい。
17番137YPAR3 グリーンが池の真ん中に位置する名物ホール
ティーショットは1オンもピンまで約6.4mを残す。
このバーディーパットも僅かに外し、惜しいパー。
18番462YPAR4 上がりホール、1つでもバーディーを獲っておきたい。
ティーショットはフェアウェイをキープ。
177Yを残したセカンドはグリーン手前ピン約10m地点。
3打目も寄せきれず、最終ホールもパー。
2日目の松山はノーバーディー、2ボギーの「74」トータル-3とし、27位タイに後退した。
フェアウェイキープ率は60.71%、パーオン率も61.11%と自身の平均より悪く、また実際の数字以上にティーショットを大きく曲げ、セカンドでグリーンを直接狙えないシーンも何度かあった。
フェアウェイキープをしても、アイアンショットが精度を欠き、セカンドでグリーンをオーバーしてしまうことも多かった。
今日はバーディー無し。1日バーディーが無い松山も珍しいのではないだろうか。
2日目の松山は、ほとんどすべてが上手く噛み合わない状態で、本人が一番フラストレーションが溜まった1日だったはず。
3日目の明日は、ムービングデーに強い松山の復活で、再度優勝争いに加わる活躍に期待したい。
(松山 3日目の速報記事はこちら)
h-idayu.hateblo.jp