PGAツアー「ウェルズファーゴ チャンピオンシップ2015」2日目を迎えた石川遼。
初日は前半4ボギーの+4という苦しいゴルフから一転、後半は攻めの石川に転じ、スーパーショットを連発。ジェットコースターの様な1日だったが、やはりこれまでとは違うものを感じさせるゴルフを魅せた。
2日目はどの様なゴルフを展開するのか?注目が集まる。
「ウェルズファーゴ」初日の石川遼は、前半と後半で別人格だったのではないか?
フロントナイン40、バックナインは31というスコアがそれを物語っている。
昨日の後半の再現というのは、なかなか難しいだろうが「プレーヤーズ選手権」から攻める石川が復活してきたことは、間違いないようだ。
2日目は8時40分(現地時間)と早い時間帯にINからのスタートで始まるが、まずは予選カットラインに掛からない安全圏に順位を上げておきたい。
10番598YPAR5 大事なスタートホール。
ティーショットは293Yのドライブも、フェアウェイ左のバンカーへ。残りは305Y。
2打目は右のラフへ130Yの飛距離。依然残りは176Y。
3打目でもグリーンに届かず、約23mを残す。
4打目アプローチは、グリーン逆側まで打ってしまい、
5打目でようやくグリーンオン。
結局、5オン1パットで、手痛いボギースタート。
これで、トータルイーブンパー。この時点では68位タイ。
11番426YPAR4 12番456YPAR4 13番210YPAR3はパーセーブ。
早めにスコアを伸ばして、予選通過ラインを気にしないでいい順位まで持って行きたいところ。
14番345YPAR4 初日に1オン、イーグル奪取したホール。
ティーショットは、グリーン手前へ。残り26m。
セカンドアプローチはピン約1.2mに着け、今日初めてのバーディー奪取。
このバーディーで、トータル-1に戻す。
15番577YPAR5はパーセーブ。
16番~18番の「グリーンマイル」でもすべてパーセーブ。
前半は1バーディー、1ボギーのトータル-1での折り返し。
ここまでショット、パットの精度が低く、なかなかスコアが伸ばせない展開。
昨日より風が強く、グリーンも固そうで、難しいゴルフを強いられている。
昨日の後半の勢いを出したいが、我慢のゴルフでスコアを崩していないのは、石川のゴルフが変わってきた証かもしれない。
後半は、予選カットラインが気になってくるが、チャージを掛けたい。
1番418YPAR4 後半スタートホールはパーセーブ。
2番178YPAR3
ティーショットは1オンならず、グリーン手前約16mを残す。
セカンドアプローチは、ピン約2.7mに着ける。
しかしパーパットはカップをオーバー。
痛恨のボギーとしてしまう。
このボギーで、トータルイーブンパーとしてしまう。
3番452YPAR4 ここは切り替えていきたいところ。
ティーショットは、298Yの飛距離で、右のラフへ。残り164Y。
セカンドショットは、グリーンをやや右に外す。残り約10m。
石川はこの長いパットを決め、バーディー奪取。
見事なバーディーで、トータル-1。
4番483YPA4
右のラフから、残り197Yのセカンドは、グリーンに届かず。約24mを残す。
3打目アプローチは寄せきれず、まだ約6mを残してしまう。
パーパットは僅かに外し、ボギー。
このボギーで、トータルイーブンパーとする。
5番570YPAR5はパーセーブ。 このホールは取り返したいところ。
ティーショットは、310Yのロングドライブで、フェアウェイをキープ。残り235Y。
セカンドはグリーンをオーバー。ピンまで約8.8m。
3打目はピンまで約1.5mまで寄せ、このホールはバーディーを取り返す。
これで再び-1。このままチャージを掛けて行きたい。
6番250YPAR3
ティーショットは、グリーン左サイドバンカーへ。残り約15m。
セカンドバンカーショットは、ピン約4mまで寄せる。
しかし、パーパットはカップをオーバーし、痛恨のボギー。
後半、出入りの激しいゴルフになり、これでトータルイーブンパー。そろそろ予選カットラインが気になってくる。
7番532YPAR5
ティーショットは、右へ大きく曲げ、ウォーターハザードで、ペナルティー。
3打目はベアグラウンドへ。残り205Y。大ピンチ。
4打目は、グリーンをオーバーしてしまい、約16mを残す。
5打目でグリーンに乗せ、ピンまで約4mに着ける。
6打目パットは僅かにショートし、ここでダブルボギーを叩いてしまう。
これでトータル+2。このままでは予選通過が危うく、上がり2ホールでスコアを伸ばしたい。
8番350YPAR4
310Yのティーショットは、フェアウェイをキープ。残りは37Y。
セカンドアプローチは、ピン約3.4mに着けるバーディーチャンス。
しかし、このパットはカップをオーバーし、バーディーならず、パー。
9番495YPAR4 最終ホール、少しでもスコアを縮めておきたい。
ティーショットは、右ラフへ。残り202Y。
セカンドはグリーンに届かず、36Yを残す。
3打目アプローチは、ピン約4.6mに寄せるも、バーディーパットを外し、パー。
2日目の石川遼は、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの「75」トータル2オーバーでホールアウト。
現在、予選カットラインはイーブンパーのため、予選落ちが確実となった。
前半は我慢のゴルフで持ち堪えたが、後半出入りの激しいゴルフになり、バックナインの7番のダブルボギーが大きく響いた。
初日のバックナインでは、前回の「プレーヤーズ選手権」の好調そのままに、驚異的な追い上げを魅せ、今大会でも優勝争いを期待されたが無念の予選落ち。
フェアウェイキープ率が32.14%では、スコアメイクをするのに、いかにも苦しい数字だ。
難コース「クエイルホロー」の狭いフェアウェイをキープするのは至難の技だが、石川自身も昨季から今季の課題としてドライバーショットを挙げており、
意識をし過ぎたか、極端に精度が落ちてしまった。
今日はパッティングのフィーリングも良くなく、苦しいゴルフを強いられた。
ただ、初日後半に魅せたゴルフは、石川フィーバーに沸いた日本ツアー時のゴルフを彷彿とさせるもので、
今後も自信を持って、上位争いに絡んで行って貰いたいし、優勝争いを出来るだけのプレーが復活しつつある。
今後も「強気の石川」が魅せるゴルフに期待したい。
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