「ザ・メモリアルトーナメント2015」初日を迎えた石川遼。松山英樹のディフェンディングチャンピオン大会として注目が集まる中、石川には来季シード権固め、メジャー出場権獲得という課題を持って臨む大会となる。
今回、佐藤キャディーとの新コンビで迎える初戦。前回「クラウンプラザ」では初日首位に立ちながら、その後ずるずると順位を落としてしまった苦い経験を活かすことが出来るかにも注目が集まる。
初日の石川は、ショットの精度を欠き、出入りの激しいゴルフとなってしまい、2バーディー5ボギーの「75」(PAR72)3オーバーでのホールアウトとなった。
「ザ・メモリアルトーナメント2015」ディフェンディングチャンピオン松山英樹の大会でもある。
松山の連覇に注目が集まる中、石川遼は自身来季のシード権固めと今季残りのメジャー大会出場権を得るための闘いが続いている。
ここに来て調子を上げてきている石川だが、前回「クラウンプラザ招待」では、初日首位に立ちながら、順位を下げ続け、43位タイで終えるという屈辱も味わった。
長く専属キャディーを務めたサイモン・クラーク氏と一旦コンビを解消し、佐藤キャディーとの新コンビで臨む初戦ともなる「メモリアルトーナメント2015」
「松山の大会」を尻目に石川遼の闘いが始まる。
初日はジョン・ハー、ケビン・チャペルとのペアリングで、8時48分(現地時間)OUTスタートで始まった。
1番470YPAR4 大事なスタートホール
304Yのドライビングは左ラフへ。残り177Y。
セカンドはグリーンを捉えられず、依然ピンまで44Yを残す。
3打目はグリーンをオーバー。ピンまで約5.4m。
4打目は僅かにカップを外し、スタートから手痛いボギーを叩いてしまう。
2番455YPAR4 まずは流れを引き寄せたいところ。
ティーショットは大きく右へ曲げ、ラフへ。
残り191Yのセカンドショットは、レイアップするもミスショットとなり、左ラフへ。依然117Yの距離を残す。
3打目でグリーンオンも、ピンまで約13.7mと長い距離のパットを残す。
4打目パーパットはカップをオーバー。約1.2mの返しのパットを沈め連続ボギーとしてしまう。
いきなりの連続ボギーで+2。悪い流れを断ち切りたい。
3番401YPAR4
ティーショットは、僅かにフェアウェイ左のファーストカット近辺へ。残り104Y。
セカンドショットは2オンさせ、ピン約4.3mに着ける。
バーディーパットは50cm程ピンをオーバーし、パー。
4番200YPAR3
ティーショットは、1オン。ピン右手前約7mに着ける。
石川はこのパットを沈め、今日初めてのバーディー奪取。
微妙な距離を決めたナイスバーディーで+1とする。いい流れに乗りたいところ。
5番527YPAR5
294Yのティーショットは、フェアウェイ左のファーストカットへ。残り228Y。
セカンドはグリーン手前右のファーストカットへ。2オンならずも、残り約25mまで寄せる。
しかし、3打目アプローチはグリーンを捉えきれず、ピンまで約8.6mを残す。
4打目はカップをオーバーし、残り約2.4mの返しのパットを沈めパー。
ここまでフェアウェイをキープ出来ず、アイアンショットの精度も欠く苦しい展開が続く。
6番447YPAR4
300Yのドライビングは今日初めてフェアウェイをキープ。残り148Y。
セカンドは2オンに成功。ピン約3.7mのバーディーチャンス。
バーディーパットはカップを50cm程オーバー。惜しくもパーとする。
7番563YPAR5
290Yのティーショットはフェアウェイ右目へ。残り267Y。
セカンドはグリーン左手前のバンカーへ。残り約86m。
3打目バンカーショットはグリーンオンも、ピンまで約13mを残す。
4打目パットはカップ手前約1.2mへ。5打目は沈めパー。
ティーショットは改善されてきたものの、ショットの精度に不安を残す。
8番185YPAR3 ショートホールではバーディーを獲れており、ここも狙っていきたいところ。
ティーショットは1オンならず、右ラフへ。ピンまで約9.5m。
セカンドでピン約2mまで寄せてくる。
しかし、パーパットはカップをオーバーし、ボギーを叩いてしまう。
もったいない痛恨のボギーで、+2に戻してしまう。
9番412YPAR4
ティーショットは、右ラフへ。146Yを残す。
セカンドは直接グリーンを狙えず、レイアップし、残り78Y地点へ。
サードショットは、グリーンオン、ピン約2.7mに着ける。
石川は、これを沈めパー。
前半、フロントナインは、1バーディー3ボギー。
フェアウェイキープは2ホールのみと広いフェアウェイのミュアフィールドで、ティーショットに苦しんだ。
アイアンショットの精度、パットの精度も噛み合わず、苦しいゴルフが続くが、後半に何とか巻き返しを図りたいところだ。
10番471YPAR4
285Yのドライビングはフェアウェイをキープ。残り196Y。
セカンドは2オンに成功し、ピン約6.7mに着ける。
しかし、バーディーパットは強めに打ってしまい、パー。
今日はパットのフィーリングも今ひとつ合わない。
11番567YPAR5
314Yのロングドライブは右ラフへ。残り268Y。
石川はここでもレイアップし、残り116Y地点へ。
3打目はグリーンオンさせ、ピン約5.2mに着ける。
しかし、バーディーパットはここも強めに出てしまい決めきれずパー。
12番184YPAR3 直前インタビューでも気を付けたいと言っていた池越えホール。
ティーショットは、1オンに成功。ピン約6.5mに着ける。
バーディーパットは僅かに入らず、パー。
13番455YPAR4
ティーショットは、フェアウェイ左のバンカーへ。残り154Y地点。
セカンド、バンカーショットは出すだけとなり、依然138Yを残す。
3打目でグリーンオンし、ピン約6.4mに着ける。
しかしパーパットは、かなりタッチが合わず、約1.5mを残してしまい、痛恨のボギー。
後半もなかなか乗り切れず、このボギーで+3。このまま行くと予選カットも気になってきてしまうので、何とか挽回したい。
14番363YPAR4
ティーショットは、フェアウェイ左目をキープ。残り137Y。
セカンドはグリーンをオーバーし、グリーン奥ラフへ。残り約9.8mの位置。
3打目はピン側約50cmまで寄せるも入りきらず、パー。
15番529YPAR5
284Yを飛ばしたティーショットは、フェアウェイをキープ。残り239Y。
セカンドは距離感は合うものの、グリーンを外しピンまで約17m左へ打ち込む。
3打目はグリーンオーバーし、約27m打ってしまい、バンカー寸前で止まる。残り約10m。
4打目でグリーンオンするも、ピンまで約3.5mを残す。
このパーパットは僅かに外れ、ボギー。
グリーン廻りのアプローチショットの精度も良くなく、このボギーで+4。この時点で73位タイと順位を落とす。
16番201YPAR3
ティーショットは1オン、ピン約8.5mに着ける。
このパットも強めに出てしまい、パー。
17番478YPAR4
281Yのドライビングは左ラフへ。残り188Y。
セカンドは2オン、ピン約3.7mに着ける絶妙なショット。
石川は見事このバーディーパットを沈め、後半初のバーディー奪取。
このバーディーで、+3に戻すも、この時点の順位は90位タイ。
18番484YPAR4 難易度1位。難しいホールだが、明日の予選カットラインを考えると落とせない上がりのホール。
304Yのドライビングは、フェアウェイ左目をキープ。残り174Y地点。
セカンドは2オンし、ピンまで約13mの位置に着ける。
バーディーパットは僅かに外れ、パー。
初日の石川遼は、2バーディー5ボギーの「75」(PAR72)3オーバーでホールアウトした。
【メモリアルトーナメント 初日 全体ハイライト】
コレ見てる http://t.co/00J9JD3PIu
— ゐ太夫 (@toratora1860) June 5, 2015
前半は、ティーショット、アイアンショットの精度がかなり悪く、アプローチ、パットも噛み合わない苦しいゴルフ。
後半に入り、僅かに上がったが、全体で見るとこの日のフェアウェイキープ率は42.86%、パーオン率は55.56%、
ストロークゲインド パッティング(パットのスコアに対する貢献度)は0.639%(石川のツアー平均は0.004%)
ここまでショットが悪く、グリーン廻りからのアプローチも悪い中、何とかパットでスコアを作るしかない状況だった。
現在、ほとんどの選手がスタートしラウンドを重ねる中、石川の順位はどんどん落ちて行ってしまっているが、
明日の2日目、何とか予選カットライン内で踏み留まれる様、ホールアウト後の調整を図りたいところだ。
明日以降、石川のショットが良化することに期待したい。
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