西武鉄道が西武池袋線の先にあたる秩父線の「西武秩父駅」構内の「仲見世通り」に「複合型温泉施設」を建設し、2017年のオープン予定と発表しました。また8月には私鉄としては珍しい「夜行特急」運行も決定しています。
秩父は温泉地でもあり、秩父温泉と観光地秩父としてのピーアール効果も兼ねて、東急東横線との直通運転開始後に西武側から横浜方面への利用客が多い状況の中、東急側から秩父方面への利用客を増やす狙いもあると思われます。
最近、西武鉄道は精力的に新しい企画や列車運行を発表しており、今年2015年8月には、車内でビール飲み放題のイベント特急「エビスビール特急」の運行や、深夜に池袋駅を発車し秩父・三峯神社の雲海を鑑賞する「臨時夜行特急」の運行が決まっています。
また、西武鉄道といえば黄色い電車ということで、タクシー部門の「西武ハイヤー」で「幸福の黄色いタクシー」として車体を西武鉄道の同じ黄色に塗った日産の新車「NV200タクシー」を営業管内で9台走らせるとしています。
台数が少ないですが多く走っていては希少性がなくなり「幸福の黄色いタクシー」のラッキー要素が薄まってしまいます。
■ビール特急・夜行特急
□「ヱビスビール特急」車内で2時間ビール飲み放題のミステリートレイン
◇運行:8月25・27日
◇概要・詳細 正確を期すために「レスポンス」さんのサイトから転載します。
特急レッドアローの車内に特設のバーカウンターと生ビールサーバーを設置。ヱビスビール・生ビールが約2時間、飲み放題になる。このほか、西武鉄道が経営する「中国割烹旅館 掬水亭」の特製弁当も提供される。8月25日は新宿線の西武新宿発、27日は池袋線の池袋発で、経由地の詳細を事前に案内しないミステリートレインとして運行される。
8月25日の乗車駅は、西武新宿駅(19時30分)と東伏見駅(20時20分)。チケットの購入時にどちらか一方の駅を選択する必要がある。下車駅は東伏見駅(1回目:22時02分)と西武新宿駅(22時41分)、上石神井駅(23時03分)、東伏見駅(2回目:23時09分)、小平駅(23時27分)、東村山駅(23時32分)で、当日自由に選択することができる。
27日も乗車駅はチケット購入時の事前選択、下車駅は当日の自由選択となっており、乗車駅の発車時刻は池袋駅が19時25分、保谷駅が19時55分。下車駅の到着時刻は池袋駅が22時09分、東長崎駅が22時19分、保谷駅が22時36分、清瀬駅が22時51分、所沢駅が23時01分になる。
チケットは1人あたり4500円で、各日250人程度の販売。6月12日18時から、コンビニエンスストアのチケット販売サービス「ローソンチケット」で先着順に販売する。
(引用:レンスポンス)
□臨時夜行特急 深夜未明に池袋を発車し「秩父、三峯神社から絶景の雲海を鑑賞するツアー」
◇運行:西武鉄道主催:8月25日深夜(26日未明) クラブツーリズム主催:8月27日深夜(28日未明)
◇概要・詳細
ビールサーバー付きの臨時夜行特急で移動し、秩父・三峯神社の雲海などを鑑賞する「ヱビスビール・生ビール飲み放題 夜行特急ツアー」も行われる。実施日は8月25日深夜(26日未明)発で、臨時夜行特急の運行区間と時刻は池袋0時29分発~西武秩父2時40分着。車内では1時間程度、ヱビスビール・生ビールが飲み放題になる。
旅行代金(大人1人)は6500円から。申込みは6月13日10時以降、池袋・練馬・ひばりヶ丘・所沢各駅の案内カウンターなどで受け付ける。また、8月27日深夜(28日未明)もクラブツーリズムの主催で夜行特急ツアーが実施され、こちらの旅行代金は1人8990円から、申込みの受付は6月14日9時15分からになる。
(引用:レンスポンス)
■西武秩父駅 複合型温泉施設
西武鉄道は西武秩父駅構内の「仲見世通り」内に「複合型温泉施設」を建設し、2017年春のオープンを予定していると発表しています。
秩父で年間300以上も開催される「祭り」をイメージしたデザインの施設に、物販、飲食店、イベントエリアも構え、1、2階に渡って露天風呂や内湯、岩盤浴、休憩スペースを設けた、まさに「複合型温泉施設」となるようです。
西武鉄道は秩父地域の温泉・観光ピーアールを図る玄関口にしたい意向がある様です。
秩父の数多くの祭りで有名どころは秩父神社の「秩父夜祭り」で京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並んで「日本三大美祭及び日本三大曳山祭」のひとつとなっています。
【秩父夜祭り映像】
また秩父鉄道が運営している「長瀞ライン下り」は、荒川上流の風光明媚な景色を見ながら岩場を避けながら急流を下り、これからの季節にぴったりです。
こちらはここ数年西武鉄道の広告・CMキャラクターとなっている吉高由里子さんの「週末ちち部」CM
「週末ちち部 星空篇」
「秩父さんぽ旅2014 秋冬篇」
まだまだ観光名所はたくさんありますが、話が脱線しだしたので、これくらいにしておきます。
私鉄としては珍しい夜行列車、幸運の黄色いタクシー、そして2017年春開業予定の「西武秩父駅」構内の「複合型温泉施設」のご紹介と、秩父周辺観光案内でした。
(関連記事)
h-idayu.hateblo.jp
h-idayu.hateblo.jp
h-idayu.hateblo.jp
h-idayu.hateblo.jp
h-idayu.hateblo.jp
h-idayu.hateblo.jp
(鉄道・観光記事一覧)
h-idayu.hateblo.jp
※ゐ太夫のぶろぐは「ブログ村」「ブログランキング」に参加しております。
ご協力のクリックを頂ければ、幸いです。
人気ブログランキングへ
にほんブログ村