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【動画】「全英オープンゴルフ2015」2日目 全体ハイライト・順位 3日目組合せ・スタートについて

第144回「全英オープンゴルフ2015」2日目は2組がスタートした時点で、豪雨となりサスペンディッド。3時間14分後に再開となるも松山英樹らを含めホールアウト出来ない組が出ました。

3日目の早朝7時から2Rの未消化分をラウンドする、そこから続けて順次3ラウンド目へ入っていくため、第3Rの組合せ・ペアリング・スタート時間は現在発表されていません。

大荒れとなった2日目の全体ハイライト、主要順位。そして今回で「全英オープンゴルフ」を去ることを表明していたレジェンド2人の模様もお伝えします。

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7月18日(土)セントアンドリュースの模様

h-idayu.hateblo.jp


※現在3日目の「全米オープン」会場セントアンドリュースは2R未消化ラウンドはボールが動いてしまうほどの「暴風」のため、現地時間7:32にサスペンディッドに入っています。

(現地の様子)




■2日目全体の模様

「全英オープンゴルフ」「The Open」2日目は朝から豪雨となり「セントアンドリュース」はあちこちに池の様な水溜まりが出来、2組がスタートしたのみで長い中断に入りました。





鳥たちは羽根を伸ばす中、R&Aのスタッフの懸命の作業で3時間14分後の再開。

2日目はそれぞれの組は当初より大幅に遅れてのスタートとなり、後ろの方の組は今度は日没サスペンディッドが待っているという状況で、プレー中もずっと吹き付ける強風の中、突風に変わったり豪雨が降ったり、晴れ間が出たり、後ろの組は寒さとの戦いにもなりました。

【全英オープン 2日目 全体ハイライト映像】

www.theopen.com

(映像:全英オープン公式HPより)

【全英 2日目 暫定リーダーズボード】

順位 プレーヤー 通算スコア
1 D・ジョンソン -10
2 D・ウィレット -9
3 P・ローリー -8
3 J・デイ -8
5 M・ウォーレン -7
5 Z・ジョンソン -7
5 A・スコット -7
5 R・ストレブ -7
5 L・ウーストハウゼン -7
10 ポール・ダン(a) -6
10 松山英樹 -6


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■松山英樹のコメント

正式には松山は第2ラウンドをホールアウトしていないため、コメントはありません。

【松山英樹 全英2日目 ハイライト映像】

dogatch.jp

■今回で「The Open」を去る2人のレジェンド

トム・ワトソンとサー・ニック・ファルドという長年に渡り世界のゴルフを牽引してきた2人が今回で「全英オープンゴルフ」を引退することを表明していました。

2人のレジェンドとも、予選通過はならずこの日が「全英ラストデー」となりました。

◇トム・ワトソン

18番ホールのフェアウェイ。トム・ワトソン(米国)の姿を認めると、左右前後、さらにはコース脇の建物のテラスにいるギャラリーから、一斉に拍手が沸き起こった。そしてワトソンがスウィルカン・ブリッジに歩を進め、真ん中で立ち止まって帽子を取る。座っていた観客は皆立ち上がり、スタンディングオベーションで65歳を迎えた。

1970年以降の現代ゴルフでは史上最多となる5度の全英オープン制覇しているミスター・全英オープン。元々は、昨年のロイヤルリバプール大会が最後の全英オープンとなるはずだったが、主催者のR&Aが特例を認めて今大会の出場権を与えられた。当時ワトソンは「最後はアーニーみたいにセントアンドリュースで終わることができる」と、子どものように無邪気に喜んだ。

そして1年後の今大会。大会前の記者会見では、「(来年の大会の出場権を得られる)10位以内に入るのは期待していない」と話しつつ、「もしトップ10に入れたら、それはとてつもなく喜ばしいこと。5年間また延長できる」と名残惜しそうに付け加えた。

しかしそれは叶わなかった。初日は4オーバーで、2日目にわずかな望みをつなげた。だがこの日はさらに崩れて通算12オーバー、暫定最下位と落ち込んでしまう。ワトソンは言う。「私の道具箱はもう半分空になってしまった。道具がない、もしくは錆びついている。私のようにね」。

75年にカーヌスティで初出場初優勝の偉業を達成して以来、40回目の全英オープン。あれから丸40年が経ち、2枚目の青年は老紳士となった。強風の中でのラウンド直後は疲れ切った表情は隠せなかった反面、すべてをやり切った清々しさが印象に残った。

18番グリーンでは頬を紅潮させて、必死に涙をこらえた3パット。試合後の記者会見では「感情的になるべきことではない。祝福する時だ」と満面の笑みで、自身が望んだセントアンドリュースの全英オープンに別れを告げた。

引用:全英オープン公式HPより

◇サー・ニック・ファルド

今大会で全英オープンを引退するトム・ワトソンがスウィルカンブリッジで大喝采を浴びた時から、さかのぼること4時間。ワトソンがデビューした翌年のバークデール大会で「全英オープン」初出場を飾ったイングランドの“サー”ニック・ファルドも予選通過はならず2日目で全英と別れを告げた。

ファルドは87年と92年にミュアフィールド、90年にはセントアンドリュースで優勝。地元のビッグタイトルを3度制して伝説の仲間入りを果たした。そして、セントアンドリュースで勝利した25年後の今大会を最後と決めて、息子のマシューをキャディに従えて出場。しかし、普段からメディアの仕事を多くしているため、実際に選手としてコースに立つ機会は少なく練習不足は明らかだった。

初日は11オーバーと大たたき。しかし、2日目は1アンダーで回って見せて、レジェンドの面目躍如に成功した。試合後の会見では「悪くないだろう?」と茶目っ気たっぷりに笑った。

最終的なスコアは通算10オーバー。決勝ラウンドには進めない。とはいえワトソン同様、最大の望みであったスウィルカン・ブリッジでの写真撮影ではまずマシューと肩を組み、その後は一人で万歳のポーズを取った。巻き起こる大歓声。この時18番とフェアウェイを共有する1番グリーンにいたのが松山英樹。パターを小脇に抱えると控えめながら祝福の輪に加わった。

実は、ファルドは2日前のチャンピオン・ゴルファーズチャレンジ後のロッカーで手に怪我を負っている。この日の朝、またその傷が開いたために棄権も考えたという。しかし家族の後押しもあり強行出場。今大会の最大の鬼門とされる17番でバーディを取り、思い出の橋で記念撮影をするなど、その決断は正しかったことを証明した。

橋の上で天を仰いだファルドはこう呟いたと言う。「ゴルフの神様、ありがとう。セントアンドリュースの17番のゴルフの神様、バーディを取らせてくれて本当にありがとう!(笑)」

引用:全英オープン公式HPより


2人のレジェンドとも、子供の頃からゴルフ好きだった私にとって「全盛期」の記憶が鮮明にあるので、感慨深いものがあります。

せっかくの2人の花道なのに、荒れた天候になりましたが、何度もセントアンドリュースの荒天の洗礼を受けてきた2人には「これこそセントアンドリュースが演出してくれた花道だ」と言ったところでしょうか。

偉大なる先人達が築き上げて来た「The Open」を始めとするメジャー大会や世界のゴルフ界を、スピースや松山が受け継いでいっていずれは「レジェンド」と呼ばれる存在にまでなって欲しいと思っています。

何かしみじみしてしまいましたが、まだ大会は2R途中。

松山は私の見立てでは「今季一番の好調ぶり」だけに「今季初勝利」「メジャー初制覇」の可能性は大いにあり、期待が膨らみます。


(全英オープン TV中継・放送予定)
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(全英オープン GN 月曜日の最終ラウンド生中継決定について)
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