一世を風靡した初代NSXの販売終了から10年。2代目新型NSXの国内販売が正式に発表され、価格は国産車最高額となる2,370万円。F1仕込みの3.5L、V6ターボ+モーター3基のユニットは、537馬力を誇るフラッグシップスポーツカーの誕生となります!
2016年8月25日に開催された発表会の模様、コンセプト、NSXドライビング映像等、ご紹介します!
【目次】
初代NSXから新生2代目NSXへ
初代NSXの発売が開始されたのは1990年。
ホンダはエンジンサプライヤーとして2期目のF1に参戦中で、向かう所敵なしの状態で、世界中にその名を轟かせていました。
そのホンダが創った初代NSXは、世界初のオールアルミモノコックボディと、まさにF1で培った横置きV6 VTECエンジンを搭載した、日本で唯一のスーパーカーと呼ばれ、バブル真っ盛りの発売当初は、納車3年待ちという状態は、まさに社会現象となりました。
販売価格は800万円で国産車最高額。最高出力280psも当時は280ps規制があったこともあり、国産車トップを誇っていました。
今回、生産中止から約10年の時を経て、その伝説のNSXが復活。
2016年8月25日、2代目新型NSXの日本での販売・受注の発表会が開催され、3.5リットルV型6気筒ツインターボエンジン+モーター3基のハイブリッドユニットを搭載したマシンは、最高出力537ps、販売価格は2,370万円のハイブリッドスーパースポーツカー、ホンダの新たなフラッグシップが誕生しました!
【動画】新型NSX発表会
(映像:ホンダ技研 YouTube公式アカウント)
NSX開発責任者 テッド・クラウスのコンセプト
発表会の中で、開発責任者のホンダR&Dアメリカのテッド・クラウス氏は「競合車はない。これははっきりしている」と断言し、自身が手掛けたNSXにコンセプトついて以下の様に説明しています。
「NSXは電動化技術を導入したスポーツカーになる。電動化技術を使ったスポーツカーは他にもあるが、NSXに関しては新しい価値を提供し、それに技術を載せた車だと考えている。技術のための技術を載せているのではなく、ドライビング・エクスペリエンスを実現するための技術を搭載したスポーツカーだ」
「エンジンとモーターそして加速、ブレーキ、ステアリングを統合的に制御しているのはNSXだけだ。マクラーレンやポルシェ『918』にも電動技術が一部採用されているものの、それらは独立して作動しており、NSXのようにフロントとリアの駆動をバランス良くコントロールしているものではない」
新型NSX 概要
Honda NSX 公式サイト
【動画】F1 マクラーレン・ホンダ サードドライバー ストフェル・バンドーンによるドライビング
(映像:Honda Video YouTube公式アカウント)
新型NSXは、ミッドシップレイアウトで、前述の通り、3.5L V6ツインターボエンジンに高効率・高出力のハイブリッドシステムを組み合わせて後輪を駆動し、前輪は左右独立した2つのモーターで駆動、電動4WDシステム「SH-AWD」で4輪の駆動力を自在に制御。
ホンダは、ハイスペックながら、ドライバビリティと環境性能も重視したハイブリッドスーパースポーツを創り上げました。
初代NSX発表時のキャッチコピーは「Our dreams come true」「緊張ではない、解放するスポーツだ」で、新型NSXも脈々と流れる「ホンダイズム」と初代から続くNSXのDNAを継承したマシンと言えそうです!
(関連記事)
www.idayu.jp
www.idayu.jp
www.idayu.jp
www.idayu.jp
www.idayu.jp
※ゐ太夫のぶろぐは「ブログ村」「ブログランキング」に参加しております。
ご協力のクリックを頂ければ、幸いです。
人気ブログランキングへ