PGAツアー「バラクーダ チャンピオンシップ2015」2日目。石川遼のホールアウト後のインタビューコメント、全体ハイライト映像、順位表をご紹介します。
ポイント加算方式の「バラクーダ選手権」2日目の石川は思った様にポイントを加えることが出来ず、終始パッティングのタッチが合わないまま後半はすべてイーブンでのラウンドで、最終的に1ポイント足らず「予選落ち」となってしまいました。
【バラクーダ選手権 2日目 リーダーズボード】
| 順位 | プレーヤー | ポイント | 通算pt |
|---|---|---|---|
| 1T | ブレンダン・スチール | +18 | +26 |
| 1T | アンドレス・ゴンザレス | +21 | +26 |
| 3T | J・J・ヘンリー | +11 | +24 |
| 3T | ジョナス・ブリクスト | +12 | +24 |
| 5 | カイル・リーファース | +14 | +23 |
| 6 | デビッド・トムズ | +9 | +22 |
| 7T | トム・ホージュ | +9 | +21 |
| 7T | ザック・スーカー | +3 | +21 |
| 7T | ジェイソン･オーレッド | +10 | +21 |
| 7T | クリス・スミス | +10 | +21 |
| 75T | 石川遼 | 0 | +8 |
【石川遼 ホールアウト後のインタビューコメント】
・残念ながら予選カットとなってしまったが？
「この試合方式の中では最低のプレーだった（笑）。非常にもったいなかったと思います。でもショットがよかった分、ボギーを打つトラブルは3パットだけ。ショットで招いたトラブルはなかったけど、バーディが予想外に来なかった感じです」
・初日、イーグルの18番で2日目は池ポチャでボギーを叩いてしまったことについて？
「5番から4番に持ち替えてショートした。あの辺からちょっと風が吹き出し、ゲームの流れが掴めていない焦りだったかなと思います。ちょうど吹き始めたとき、奥でもしようがないと思って打ったので、ちょっと緩んだのかもしれません」
・2日間に渡ってパットに苦労したが？
「このコースのグリーン攻略法が見つけられていないところがあるのかもしれない。7番のロングパット（10メートル）は入ったかなと思ったけど、まあ、しようがない。グリーンの性質、こういうグリーンでもめげずにいいパットをしていけば、また次につながると思います」
・8大会連続出場で精神面での影響は？
「先週よりもちょっと緊張感というか集中力が足りないなというのは昨日からありました。まだ脳が木曜だと認識していなかった。今日はいい感じでやれていて、予選カットがギリギリで分からないなということでやっていたけど、その割にはピリっとしていないなという感じでした」
（引用：パーゴルフ 質問部分：著者要約）
本人もコメントしている様に、特に２日目のプレーはポイント加算制の「ステーブルフォード方式」の戦い方ではないというのが正直な感想でした。
パッティングのタッチが強いままで、立て続けにカップに蹴られる中、修正することが出来ず、途中２ホールほど合い始めた場面もありましたが、終始タッチは強いまま。
なぜずっと強いタッチを続けたのか？修正を図ったが出来なかったのか？この点は謎が残ります。
バーディーで２ポイント、ボギーは－１ポイントですから、果敢に攻めることが重要な試合方式ですが、もっとショットで攻める場面が欲しかったのも事実です。
後半９ホールはすべてイーブンで回ってしまい、全くポイントを稼げなかったことが、あと１ポイントだった予選通過ラインに引っ掛かる要因となってしまいました。
これで「全米オープン」から続いてきた８連戦が終わり、２ヶ月ぶりのオープンウィークに入り、最終戦「ウインダム選手権」に来季シード権を賭けたラストチャンスに臨むことになります。
久しぶりの休養で英気を養い「入れ替え戦」ではなく「ウインダム選手権」で悲願の「シード権獲得」に期待しています！
（石川遼 今後の出場予定）
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