｢カシオワールドオープン2015｣最終日の順位表､全体ハイライト､シード復活選手｡惜しくも1打差で破れた石川遼のホールアウト後のインタビュー映像をご紹介します｡
最終日のサンデーバックナインは､ショット､パットを突如崩した石川遼と黄重坤(ハン･ジュンゴン)の激闘となり､勝負は最終18番PAR5までもつれ､最後はイーグルを獲った黄重坤が通算15アンダーで優勝｡
僅かながら逆転の可能性を残していた賞金王争いも､ランキング首位の金庚泰(キム･キョンテ)が5年ぶり2度目の賞金王を確定させました！
カシオワールドオープン 最終日 リーダーズボード
4日間すべて､アンダーパーの安定感を魅せた黄重坤が､石川遼との激闘を制し､通算15アンダー､今大会2012年以来2度目の優勝で､ツアー3勝目を挙げました。
石川は､ここまで大会の主役だっただけに､そしてホスト大会ながら未勝利なだけに､絶対に優勝したい大会でしたが､通算14アンダーで無念の単独2位｡
最近調子が上がってきている片山晋呉が通算12アンダーで､単独3位｡
僅かに残った逆転賞金王争い｡宮里優作､池田勇太の条件は残り2戦を優勝することでしたが､池田は通算6アンダーの12位T｡宮里は通算4アンダーの27位T｡
これで､最終戦を前に､金庚泰の2010年以来となる2度目の賞金王が決定しました｡
来季シード権
今大会の結果を受けて新たに来季シード権を獲得したのは､今平周吾（24位）堀川未来夢（41位）小池一平（57位）小林伸太郎（63位）富村真治（74位）ら9人の選手。
そして､賞金シード権に復帰したのは､川村昌弘（42位）額賀辰徳（61位）矢野東（64位）横田真一（70位）の4名｡
シード権を喪失したのは､長く日本ツアーで活躍しているデービッド･スメイル(80位)塚田好宣（81位）丸山大輔（84位）室田淳（85位）平塚哲二（115位）今野康晴（123位）ら11人。
最終日の石川遼
石川遼 最終日ハイライト映像
石川遼 ホールアウト後のインタビュー映像
改めて､筆者自身もゴルフの難しさを痛感する大会となりました｡
石川はPGAでも4日間通してスコアメイクすることが､ひとつの課題でしたが､序盤に魅せたパッティングのキレが､3日目は逆に足を引っ張る形になりました｡
そして､もうひとつの課題として常々筆者が述べている｢崩れだした時にどう歯止めを掛けるか？」というものが､最終日に露呈してしまいました｡
ただ最終日に逆転されはしたものの､ホスト大会でしっかり活躍し､見せ場を作る辺りはさすがは石川遼の真骨頂と言ったところで､来年こそはという気持ちを強くしているはずです｡
また､今大会が実質最終戦となるため､来季シードを巡る悲喜こもごもがありました｡
来季新しくシード権を獲得した選手達には､是非､日本ツアーを盛り上げる活躍を魅せて欲しいですし､シード復帰組の額賀辰徳は自慢の｢飛距離」で大会を沸かせて貰いたいものです｡
次戦は､国内ツアー最終戦、メジャー大会の｢ゴルフ日本シリーズJTカップ2015｣
石川は｢ANAオープン｣優勝者の資格で出場しますが､来年の海外メジャー出場権を有利にしておくため､､ここも貪欲に優勝！を期待しています｡
（最終日組合せ･スタート時間 3日目 ハイライト映像 全体順位 インタビュー映像）
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（石川遼 3日目 速報動画記事）
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（3日目の組合せ･スタート時間､2日目の全体ハイライト､順位表､石川遼のインタビュー映像）
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（2日目 石川遼 猛チャージ掛け｢65｣独走態勢の単独首位！）
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（初日の石川遼と全体の模様はこちら）
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