JGTO･国内ゴルフツアー｢三井住友VISA太平洋マスターズ2015｣は3日目は､石川遼､バッバ･ワトソンの模様を中心に､ハイライト映像､順位表､コメントをお伝えします｡
この日は雨と寒さの悪天候でのゴルフとなり､2日目まで首位を堅持していた雨が苦手なワトソンは､通算-12で単独の3位に｡替わって､終始落ち着いたプレーを魅せた片山晋呉が通算-14で単独首位に｡
片山は今大会の優勝賞金3000万円を獲得すれば､尾崎将司以来2人目の生涯獲得賞金20億円の大台に乗ります｡石川はこの日｢70｣で廻り､通算-6の24位Tで最終日を迎えます｡
3日目のバッバ･ワトソン
この日はスタートからホールアウトまで､雨が降りしきる中､最高気温も13度程という天候の中でのゴルフ｡
ワトソンは､片山晋呉､タンヤゴン･クロンパとのペアリングで､OUTからのスタート｡
｢雨が苦手」なワトソンは､昨日までとは打って変わってミスショットが続き､前半2番をボギー｡
それ以降はすべてパーセーブという我慢のゴルフを強いられました｡
後半に入り､11番､15番でバーディーも16番でボギー｡
3日目は2バーディー､2ボギー｢72｣トータル12アンダーで､入れ替わった首位の片山と2打差の3位で､最終日を迎えます｡
バッバ･ワトソン 3日目のハイライト映像
3日目 スコアカード
3日目の石川遼
大会開催コース｢太平洋クラブ 御殿場コース」とは抜群の相性を誇りながら､ここまで調子の上がらない石川｡
INスタートのこの日は､前半11番､13番でバーディーも､その後はパーが続き停滞ムード｡
前半の14番から後半5番まで､10ホール連続パーの我慢のゴルフが続き､6番でやっとバーディー奪取も､8番でボギー｡
3日目の石川は､3バーディー､1ボギー｢70｣で､首位と8打差の24位Tでホールアウトしています｡
石川遼 3日目のハイライト映像
3日目 スコアカード
石川遼 ホールアウト後のコメント
「悪い内容でも、悪いスコアでもないと思うけれど、やはり上に行くためには上位の選手と同じようなスコアでプレーをしても差は縮まらない。ビッグスコアを狙いましたけど、雨で（ボールが飛ばず）パー４も非常に長く感じた。バーディチャンスが少なかった。アイアンの内容にしっくりきたものがあればパッティング勝負になるが、アイアンの精度がまずは大事」
（引用：GDO）
3日目 単独首位！片山晋呉のハイライト映像
片山晋呉 ホールアウト後のコメント
「結果がどうあれ、僕なりの一番いいゴルフがあしたの18ホールでできたら。周りの人も僕のことをよく支えてくれている。僕も努力と時間と気持ちを費やしているので、その想いをあしたの18ホールにぶつけたい」
(引用：GDO)
3日目 リーダーズボード
結局この日は､首位タイでスタートした同組の片山晋呉､クロンパ､ワトソンが､それぞれ単独で順に首位､2位､3位と1打ずつ差をつけて､最終日へ｡
タイ出身の若手有望株､タンヤゴーン･クロンパはこの寒さの中､半袖でプレー｡安定しないゴルフでも､同組のビッグネームにも動揺することなく､手堅くスコアをまとめてきました｡
最終日もこの3人でのペアリングで､10時10分のスタート時の現地の天気は､スタート時間帯辺りに雨から曇りに変わる予報になっています｡
石川は相性がいいだけに､初日からの爆発を期待していましたが､ショット､パットの調子が上がらず､最終日のチャージに期待が懸かります｡
最終日は､片山､クロンパ､ワトソンと､全くタイプが違う3人の優勝争いに､他の選手がどこまで割って入るか？にも注目が集まります！
（最終日は濃霧中止！）
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