「WGC-デルマッチプレー2016」3日目、予選3ラウンドの松山英樹の模様をお伝えします!
松山のグループ12はここまでベロが2勝を挙げ、松山は今日のキスナー戦で勝利した上で、ベロがケルドセンに敗れ、松山とベロのプレーオフを制すると決勝進出が出来る厳しい条件。
3日目は、序盤は松山、キスナーとも譲らず、ハーブ(引き分け)が続くも、中盤から松山がリードを広げ、16番を終えた時点で、松山の3&2で勝利!しかし、ベロがケルドセンと引き分けたため、松山はベロと0.5pt差で予選敗退となった。
「オースティンCC」の特色はフロントナインは、アンジュレーションに富んだ丘陵地をラウンドし、バックナインは、コロラド川、オースティン湖の自然と活かしたクリーク、池を配したフラットなホールが続き、全く違うコースをラウンドする様なコースで、戦略性が求められる。
キスナーは世界ランクこそ格下も、今季のPGAFedExカップランクでは現在2位。安定感抜群の高いコースマネジメント力を誇る選手で、強敵だ!
1番393YPAR4
松山はセカンドをピン2.4mまで着けるも、バーディパットを外し、パー。
キスナーも2オン2パットで、パーで、このホールはハーブ(引き分け)。
2番446YPAR4
互いにセカンドを寄せきれず、2オン2パットのパーで、ハーブ。
3番440YPAR4
このホールも、両者2オンも寄せきれず、2パットでパーとし、ハーブ。
4番165YPAR3
松山のティーショットはグリーン左ラフ。7mのアプローチはあと僅かで、チップインという惜しいショットで、パーセーブ。
対するキスナーは1オンも、2パットのパーで、ここもハーブ。
5番370YPAR4
松山のセカンドは、ピンそば2mに着け、初バーディ奪取!
キスナーもセカンドをピンそば1.5mまで寄せ、バーディ奪取!
両者初バーディ奪取も互いに譲らず、ハーブ。
6番597YPAR5
松山は、FWから、残り253Yのセカンドがグリーンに届かず。3打目アプローチで、ピンそば2mまで寄せるも、バーディパットを外し、パー。
キスナーは、ティーショットを右ラフへ曲げ、セカンドはFWへ出すだけ。3打目もグリーンを外し、4打目でピンまで3mに着け、パーセーブ。
松山はチャンスを逃し、キスナーはピンチを見事パーセーブし、ここもハーブ。
7番198YPAR3
松山は1オンも、ピンまで15.5mと距離を残す。2打目はカップ1.7mまで寄せ、パー。
キスナーも1オン。ピンまで5.5mに着けるが、バーディパットを外し、パー。
これで、7ホール連続ハーブ。
8番486YPAR4
松山はFWからのセカンドをピン奥5.5mに着ける絶妙なショット!微妙な距離のバーディパットは僅かに外れ、パー。
キスナーはラフからのセカンドをグリーン右のラフへ。3打目アプローチで、ピン2.6mに着けるが、パーパットを外し、ボギー。
ここで、初めて松山が1アップとリード!
9番476YPAR4
松山は、ニューモデルドライバーで340YのロングドライブFWキープ。セカンドはピン右5.1mに着けるが、バーディパットは外れ、パー。
キスナーは、セカンドをピンそば3mに寄せるが、このバーディパットも外し、パー。
このホールもハーブとし、松山の1アップでハーフターン。
前半スコアカード
10番393YPAR4
松山はセカンドを、ピン奥5.4mに着け、微妙な距離のパットを決め、バーディ奪取!
キスナーは、2オン2パットで、パー。
ここで、松山の2アップとし、リードを広げる!
11番192YPAR3
ここは互いに1オン2パットで、パーとし、ハーブ。
12番573YPAR5
松山のラフからのセカンドは僅かにグリーンに届かずも、3打目アプローチをピンそば1m弱に着け、コンシード(OK)のバーディ奪取!
キスナーも2オンならず、3打目アプローチでピンそば1.6mまで着けるが、バーディパットを外し、パー。
ここで、松山が3アップまでリードを広げる!
13番317YPAR4
松山のラフからのセカンドは、ピンそば70cmに着けるベタピンショットで、コンシードされ、バーディ奪取!
キスナーはセカンドを寄せきれず、パー。
松山が2ホール連取で、松山の4アップとする!
14番509YPAR4
松山は2オン出来ず、3オンも寄せきれず、ボギー。
キスナーもセカンドをグリーン奥に外すが、3打目アプローチをピン1.3mに着け、パーセーブ。
ここで、初めてキスナーがアップし、松山のリードは3アップへ。
15番440YPAR4
ここは互いに2オン出来ず、3オン1パットのハーブ。
16番570YPAR5
ドーミーホールの松山は、レイアップするが、3オンとなってしまうも、2パットでパー。
キスナーも3オン2パットで、パー。
このホールハーブで分けるが、2ホールを残し、松山の3&2で勝負あり!松山は2勝1敗でグループステージを終了。
松山はホールアウト後、すぐに練習場へ行き、ベロとのプレーオフに備えるが、ベロvsケルドセンはケルドセンの1アップで迎えた最終ホールをベロが獲り、ハーブド(引き分け)となりベロ2勝1分けで合計2.5pt。
松山は、2勝1敗で、2.0ptのため、ベロが決勝進出。松山の予選敗退が決まった。
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
無念の予選グループステージ敗退となってしまった。
当初大方の予想は、今日の松山とキスナー戦の勝者が、決勝進出するだろうというものだった。
しかし、マッチプレーは相手ありきと時の運が左右する部分が大きく、松山もキスナーもベロに敗れての対戦。
ベロのここ一番の勢いに、シード選手松山とFedExカップランク2位のキスナーも勝てなかった。
松山はラウンドを重ねるごとに、安定感を増してきており、今日のラウンドで何かを掴んだとコメントしており、それを実戦で試せたことは大きい。
松山は、キスナー戦で勝利し、ベロとのプレーオフに備え、練習場へ向かったが、予選敗退を告げられても、そのまま練習を続けた様だ。
マスターズに向け、1週間のオープンウィークに入るが、ラウンド中に掴んだことを体に叩きこんでおきたかったのだろう。
今大会から、使い始めたスリクソンのニューモデルドライバー、Z765プロトタイプは2日目は使用しなかったものの、飛距離は大幅に伸びており「マスターズ」で使うかどうかは不明だが、これも今後の松山にとって、大きな武器となりそうだ。
予選敗退となったものの、松山の眼は既に「マスターズ・トーナメント」に向けられている。
今年は、本当の意味で「マスターズ・トーナメント」を獲りに行けるレベルまで上がってきており、日本人初の海外メジャー制覇も現実味を帯びつつある。
※動画はアップされ次第、掲載します。
(WGC-デルマッチプレー2016 TV放送、結果速報、ルール、組合せ、概要)
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(松山 初日は格下ベロに敗れる波乱!)
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