最終更新:2016年7月26日
松山英樹、今季メジャー3戦目「第145回全英オープン2016」2日目・第2ラウンドの模様をご紹介。
初日は後半スコアを崩しながらも、何とか形を魅せた松山。2日目のロイヤルトゥルーンは、悪天候の予報で強風と雨との闘いとなった。再び予選カットの懸念もあるだけに、松山のゴルフに注目が集まった。
2日目は完全に早いスタート組有利の展開となり、遅い組は風雨が強まる不利なコンディションになったものの、前半のバーディはひとつに終わり、後半は2度の3連続ボギー。終わってみれば1バーディ8ボギーの「78」(Par71)通算8オーバーで、111位Tで全米オープンに続く無念の予選落ちとなってしまった。
初日に続き、2日目もロリー・マキロイとバッバ・ワトソンとの目玉ペアリング。
世界でもトップレベルの飛ばし屋2人を相手に、自分のゴルフに徹したい。
2日目は、早朝スタート組は雨に降られるも、上位キープの選手が多い中、松山らの遅いスタート組は徐々に強まる「全英」らしい風に苦しむ展開の中、スタートした。
1H367YPar4
FW右サイドから残り130Yのセカンドは、ピン手前6mに着ける。
長めのバーディパットは外し、パー発進。
2H390YPar4
FW中央から残り150Yのセカンドは、グリーンオーバー。残り15Y。
3打目アプローチは、ピンそば1mに絶妙な寄せを魅せ、パーセーブ!
3H377YPar4
左サイドファーストカットから残り100Yのセカンドは、ピン左3mに着ける!
しかし、このチャンスを外し、パー。
4H555YPar5
FW左から残り290Yのセカンドは、グリーン左手前、残り70Y地点へ。
3打目アプローチは、ピン左3mに着けるも、バーディパットは決まらず、パー。
5H209YPar3
ティーショットは、ピン手前4mに着ける絶妙なショット!
松山、ここはしっかり決め、今日初バーディ奪取!
6H601YPar5
右サイドファーストカットから残り310Yのセカンドは、残り100Y地点へ。
再びファーストカットからの3打目は、風に圧され、ピン左10mに着ける。
長い下りのバーディパットは、強めに出てしまいグリーン逆側をこぼれ、エッジ付近。
4mのパーパットは僅かに外れ、ボギーとしてしまう。
7H401YPar4
FW左から残り150Yのセカンドは、ピン手前8mに着ける。
ここは2パットを要し、パー。
8H123YPar3
全英オープンで一番距離の短いPar3名物ホール!
左からのアゲインストの風に圧されたティーショットは、グリーン右奥のブッシュへ。
10Yのセカンドアプローチは、ロブショット気味に打ち、ピン2.5mに着けるナイスアプローチ。
しかし、パーパットを外してしまい、ボギー。
9H422YPar4
FWセンターから残り160Yのセカンドは、グリーン左へ。残り10Y。
3打目アプローチは、ピンそば10cmまで寄せ、タップインパー。
前半の松山は、1バーディ2ボギーの通算2オーバーでハーフターン。
前半スコアカード
強まる風に加え、強い雨も降り始め、遅いスタート組は総じてスコアを落とし始める。
リーダーボード上位は、ホールアウトした選手ばかりという状態。
圧倒的に難しいバックナインで、どこまで粘れるか?予選カットラインは下がってきているが、油断は出来ない!
10H451YPar4
FW右サイドから残り155Yのセカンドは、グリーン奥のブッシュへ。残り10Y。
3打目アプローチは、グリーンエッジまで。依然5mを残す。
4打目はパターで転がすも外れ、後半スタートはボギー。
これで、通算3オーバー。
11H482YPar4
ティーショットは右に大きく曲げ、線路に打ち込んでしまい痛恨のOB。
打ち直しの3打目も右に曲げ、ギャラリーに打ち込む。
残り200Yの4打目はピン手前からランで寄せ、残り2mに着けるスーパーショット!
ボギーパットは沈め、奇跡的なボギーセーブ!
12H430YPar4
左ファーストカットから残り160Yのセカンドは、僅かにグリーンに届かず。25Yを残す。
3打目はパターで転がし、ピン手前2.5m。
しかし、このパーパットを外し、3連続ボギーとしてしまう。
11番を見事なボギーセーブとした後に、再びボギーとしてしまい、通算5オーバー、90位Tまで順位を落とす。
13H473YPar4
この辺りから雨脚が強まり、視界不良。ティーショットは、打った本人もどこに行ったか分からない状態に。
右サイドファーストカットから残り250Yのセカンドは、グリーン手前花道へ。残り30Y。
3打目アプローチは、ピン奥1.5mに着け、パーセーブ。
14H178YPar3
ティーショットはグリーン左へ外れ、残り20Y。
松山、ここもパターで転がし、あと僅かでバーディの惜しい寄せを魅せ、パー。
15H 499YPar4
右サイドファーストカットから残り210Yのセカンドは、グリーンに届かず40Y手前FWへ。
3打目アプローチは、ピンそば1mに寄せ、パー。
16H 554YPar5
どんどんカットラインが下がり、この時点では4オーバー。何とか一打伸ばしたい!
ティーショットは右ラフへ打ち込み、セカンドはFWへ出すだけとなる。
残り200Yの3打目は、グリーン左バンカーへ。残り7Y。
4打目バンカーショットは、ピン手前2.5mに着ける。
松山、このパーパットも外してしまい、ボギー。
これで、通算6オーバー、93位Tまで後退。
17H 220YPar3
ティーショットはグリーン右手前、残り30Y地点へ。
セカンドアプローチは、ピン手前4mに着ける。
パーパットは外れ、ボギー。
18H 458YPar4
右ラフから残り155Yのセカンドは、グリーン左手前のポットバンカーへ。
3打目バンカーショットは、グリーン反対側まで打ち込む。
ここからパターで転がすも、1mを残し、3連続ボギー。
2日目の松山は、1バーディ8ボギーの「78」(Par71)通算7オーバー、111位Tで「全米オープン」に続く無念の予選カットとなった。
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
圧倒的に難しいバックナインを前に、フロントナインでのバーディはひとつ。
雨、風共に強まり、リーダーボード上位は、早いスタート組ばかりという不利な状況を加味しても、バックナインの2度の3連続ボギーは痛かった。
初日からパッティングが悪く、2日目も短いパットを外すシーンが多く見られたが、天候の影響もあり、ショットも極端に精度を落とし、本来の松山のゴルフとはほど遠い内容。
練習で良くて、試合で悪いパターンから脱することが出来ず、今日で言えば、6番で下りのバーディパットをグリーン逆側までこぼし、ボギーとした辺りから、悪い流れの歯止めが利かなくなってしまった。
今年は、オープンウィークを多く採るスケジュールとなっているが、オリンピック辞退も決まり、今後はもう少し詰めたスケジュールを組むのも手かもしれない。
悠然と自信溢れる松山のゴルフの早い復活を望むばかりだ。
(メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権2016」TV放送・組合せ・スタート時間・各日速報・賞金・コース・概要)
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