2016年メジャー初戦「マスターズトーナメント2016」4日目・最終日・第4ラウンドの松山英樹のプレーの模様・結果を動画を交え、速報でお伝えします!
非常にタフな闘いとなった今年のマスターズでここまでの3日間、オーバーパーを叩いていないのは松山のみ。その抜群の安定感で、逆転優勝を懸け臨んだ最終日。
4日間で一番穏やかな天候で、多くの選手がスコアを伸ばす中、松山は前半で、3ボギーにダボまで叩きスコアを崩し、4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」トータルイーブンパー。首位ウィレットとは5打差の7位Tで今年のマスターズを終えています。
3日目にアンダーパーが4人にまで減るタフなコンディションの中、その4人の内に松山が入っている。
そして、この3日間オーバーパーを打っていないのは、松山だけ。マスターズとの相性はやはり抜群にいい。
最終日、日本人初メジャー制覇を懸けての闘いは、過去2度のマスターズ王者ベルンハルト・ランガーとのペアリングで、現地14時25分にスタートした!
1H445YPAR4
296Yのティーショットは、FW左サイドへ。残り150Y。
セカンドはグリーン手前残り20Y地点へ。
3打目アプローチは、ピン奥4.3mへ。
下りのパーパットを僅かに外してしまい、ボギー発進。
このボギーで、トータルイーブンパー。3位Tとする。
2H575YPAR5
335Yのビッグドライブは、FWほぼ中央へ。残り229Y。
セカンドは、ピン左へ2オン!残り21m。
長い下りのパットは、カップ手前1.2mへ。
松山、このパットはしっかり決め、見事バウンスバックバーディ奪取!
見事なバウンスバックで、すぐにトータル1アンダーに戻し、単独の3位に!
(映像)2オン成功、ロングパットもしっかり寄せバーディ奪取!
Hideki Matsuyama | 2nd Hole, Round 4
(映像:マスターズ公式HP)
3H350YPAR4
FW右サイドから、残り125Yのセカンドは、ピン手前12mに着ける。
長い下りのパットはカップを1m弱オーバーし、ここはパー。
4H240YPAR3
ティーショットは、グリーン手前のバンカーへ。残り15Y。
バンカーショットは、ピン奥4mに着ける。
再び下りのパットだが、これを外し、ボギーとしてしまう。
このボギーで、イーブンパーとし、単独5位へ。
5H455YPAR4
FW左サイドから、残り158Yのセカンドは、グリーン奥のラフへ。残り17Y。
3打目は、ピン手前2.4mに着けるが、パーパットを外してしまい、連続ボギー。
痛恨の連続ボギーで、トータル1オーバー。6位Tまで順位を落とす。
6H180YPAR3
ティーショットは曲げてしまいグリーン脇の木に当たり、大きく跳ね返り40Yほど戻ってしまう。
FW右サイドから、残り48Yのセカンドは、グリーン上段まで打ち切れず、ここもエッジ付近まで転がり戻る。残り22Y。
3打目も弱くピン手前、4.6mを残す。
ボギーパットは、カップを1.2mオーバーし、ここでダブルボギーを叩いてしてしまう。
3ホール連続でスコアを落とし、トータル3オーバー。13位Tまで順位を落としてしまった。
7H450YPAR4
右ラフから、残り149Yのセカンドは、グリーン手前、残り13Y地点へ。
3打目アプローチは、ピン奥60cmまで寄せ、ここはパーセーブ。
8H570YPAR5
323Yのロングドライブは、FW中央へ。残り226Y。
セカンドは右へ曲げてしまい、グリーン右へ。残り27Y。
3打目アプローチは、ピン奥3mに着ける。
松山、ここはしっかり決め、待望のバーディ奪取!
このバーディで、トータル2オーバー。12位Tへ!
9H460YPAR4
右ラフから、残り161Yのセカンドは、ピン右手前へ2オン。残り13m。
ロングパットは、ピンそば60cmほどまで寄せ、パー。
前半は、2バーディ、3ボギー1ダブルボギーのトータル2オーバー、13位Tでのハーフターンとなった。
前半スコアカード
前半は、ショットの精度に苦しむ展開となり、パーオン率は44%(4/9)と低下。
3連続ボギー(ダボ含む)となった5番、6番では短いパットを外して、スコアを落としてしまっており、8番でのバーディをきっかけに、後半は何とか巻き返したい。
10H495YPAR4
318Yのドライビングは、FW中央へ。残り173Y。
セカンドは、ピン左手前5.5mに着ける。
松山、この微妙な距離のパットを決め、バーディ奪取!
後半スタートHでのバーディで、トータル1オーバー。8位Tまで順位を戻してきた!
11H505YPAR4
11番~13番までが有名な「アーメンコーナー」何とか切り抜けたい!
右ラフから、残り207Yのセカンドは、ピン手前15mに2オン。
長いバーディパットは、ピン手前1.5mまで寄せ、パー。
12H155YPAR3
ティーショットは、ピン手前3.7mに着ける絶妙なショット!
このバーディパットは、カップを20cmほど外れ、パー。
13H510YPAR5
FW中央から、残り180Yのセカンドは、ピンそば1.8mに着ける絶妙なショット。
短い下りのイーグルパットを外し、返しを決め、バーディ奪取!
このバーディで、イーブンパーまで戻す。
14H440YPAR4
左ラフから、残り165Yのセカンドは、ピン左2.4mに着ける!
このバーディパットは、1m弱カップを外してしまい、パー。
15H530YPAR5
気合いの322Yビッグドライブは、FW左サイドへ。残り222Y。
2打目はレイアップし、池越えグリーン手前、残り87YFWへ。
3打目アプローチは、ピン左手前2.1mまで寄せるナイスアプローチ!
しかし、ここも短いバーディパットを外してしまい、パー。
16H170YPAR3
ティーショットは僅かにグリーンに届かず、エッジ付近。残り12Y。
2打目はピン手前90cmまで寄せ、パー。
17H440YPAR4
FW中央から、残り160Yのセカンドは、グリーン手前バンカーへ。残り11Y。
3打目バンカーショットは、ピン奥2.1mに着け、パーセーブ。
18H465YPAR4
304Yのドライビングは、FW左サイドへ。残り142Y。
セカンドはグリーン手前へ。残り16Y。
3打目はピン奥1.5mに着け、パーフィニッシュ。
最終日の松山は、4バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「73」トータルイーブンパー。首位ウィレットとは5打差の7位Tでホールアウトした。
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
最終日、4日間で一番風の弱い日に、前半、松山の自慢のショットが乱れ、一気にスコアを崩してしまった。
他の選手がスコアを伸ばす中、通算2オーバーまでスコアを落とし前半は13位Tでハーフターン。
この日のパーオン率は、56%(10/18)で、この数値が松山のアイアンショットの悪さを物語っている。
その後バックナインでは、ショットの精度は戻り、チャンスに着けるも、パッティングがことごとく外れ、バーディを拾えない苦しい展開。
フラストレーションばかりが溜まる中、バックナインは、結局2バーディのみで、3日間唯一オーバーパーを叩かなかった松山は「73」で大会を終えた。
逆転での「日本人初メジャー制覇」は成らなかったが、他のトップ選手がスコアを崩す中、スコアを落とさないゴルフを展開出来た松山の底力は、十分に魅せてくれた。
良くなってきたパッティングが、サンデーバックナインで決まらなかったことは痛いが、今後のメジャーでもいい戦いが出来ることを実証できた4日間となった。
難しいコースセッティングを得意とする松山にとって、今後、他の選手がスコアを伸ばすラウンドで、どこまで爆発出来るか?も課題となりそうだ。
この後のレギュラーツアーでの今季2勝目、通算3勝目もそう時間を掛けずに挙げるであろうし、残りのメジャー3大会でも優勝争いに加わっていける実力・地力を付けてきたことは、間違いのところだ。
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