最終更新:2016年7月30日 松山2日目ハイライト動画追加
メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権2016」2日目・第2ラウンドの松山英樹の模様をご紹介!
初日は復調気配を魅せ好発進の松山。久しぶりの予選通過、上位・優勝争いに向け、重要な2日目となった。今季メジャー最終戦で、松山英樹は輝きを魅せることが出来るのか?注目が集まる!
2日目の松山は、いきなりのチップインイーグルでスコアを伸ばし、後半は我慢のゴルフに徹する冷静さも魅せ、1イーグル3バーディ、2ボギーの「67」(PAR70)通算4アンダー、首位とは5打差の9位Tで、3日目ムービングデーでの優勝争いに加わることとなった!
2日目も初日と同じくJ.B.ホームズとブライアン・スチュワードとのペアリング。
スタート時間は、現地13:30と遅いため、難しくなるコースコンディションとの闘いにもなりそうだ。
1H478YPar4
304YのティーショットはFW右サイドをキープ。残り177Y。
セカンドショットはピン奥3.3mに着ける絶妙なショット!
しかしこのバーディチャンスを外し、パー発進。
2H377YPar4
FW左からのセカンドは、ピン右奥に運びスピンバックで、カップイン!
松山、何とここでチップインイーグルを決める!
(動画)2番 松山、見事なチップインイーグル!
(映像:PGAツアー公式HP)
このイーグルで、一気に通算3アンダーへ!
3H503YPar4
FWからのセカンドはピン奥5.3mに着けるも、ここから2パットを要し、パー。
4H196YPar3
ティーショットはピン左手前7mに着ける。
この長めのパットを見事に沈め、バーディ奪取!
このバーディで、通算4アンダー!
5H425YPar4
FW右サイドから残り144Yのセカンドは、グリーンからこぼれ、手前FW。残り33Y。
3打目はピン手前5.8mと寄せきれず、ここから2パットで、ボギーとしてしまう。
バーディ直後の手痛いボギーで、通算3アンダーへ。
6H482YPar4
FW左サイドから残り152Yのセカンドは、あと僅かでチップインイーグルのベタピン80cmに着けるスーパーショット!
松山、ここはしっかり沈め、見事なバウンスバックバーディ奪取!
松山らしいバウンスバックで、再び通算4アンダー!
7H501YPar4
FW中央からのセカンドは、グリーン手前のバンカーへ。
残り50Yの3打目バンカーショットは、3.4mに着けるナイスリカバリー!
しかし、ここから2パットを叩き、ボギーとしてしまう。
出入りの激しくなってきた松山。ここで再び通算3アンダーへ。
8H380YPar4
僅かにFWを外した右のラフから、残り82Yのセカンドはピン左手前6.6mに着ける。
ここは2パットでパー。
9H210YPar3
ティーショットはピン手前4.7mに着ける。
ここも2パットを要し、パー。
前半は、1イーグル2バーディ、2ボギーの通算3アンダーでハーフターン!
前半 スコアカード
出入りの激しい前半から一転、後半は停滞ムードで我慢のゴルフとなる。
10H460YPar4
2オンに成功するも、ピンまで11mと距離があり、2パットのパー。
11H431YPar4
セカンドはピン手前4.1mに着けるも、2パットでパー。
12H218YPar3
ティーショットはピン奥4.2mへ。
しかしバーディパットは僅かに外れ、パー。
13H451YPar4
ここではティーショットをFW左のバンカーへ入れてしまう。
しかし、セカンドバンカーショットは、ピンまで9mに着けるナイスリカバリー。
2パットでナイスパーセーブ!
14H430YPar4
FW右サイドから残り114Yのセカンドは、ピン手前2.1mに着ける絶妙なショット!
しかしこの距離のバーディパットも決めきれず、パー。
15H453YPar4
ティーショットはFW右のバンカーへ。
残り147Yのセカンドバンカーショットは、ピン手前7.1mに着け、2パットでナイスパーセーブ!
16H230YPar3
ティーショットは、ピン奥5.8mに着ける。
微妙な距離のバーディパットは僅かに外れ、パー。
17H649YPar5
300YのドライビングはFW左のバンカーへ。
セカンドバンカーショットは、FW右サイドへ。残り160Y。
3打目はピン右手前6mに着け、ここから2パットで、パーセーブ。
18H554YPar5
ここは難易度18位だけにバーディフィニッシュで上がりたい!
305Yティーショットは再びFW右のバンカーへ。残り229Y。
セカンドバンカーショットは、右サイドファーストカットへ。残り75Y。
3打目アプローチは、ピン奥4.2mに着ける絶妙なショット!
松山、最後は微妙な距離のパットを沈め、見事バーディフィニッシュ!
2日目の松山は、1イーグル3バーディ、2ボギーの「67」(PAR70)通算4アンダー、首位とは5打差の9位Tと絶好の位置でホールアウトした!
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
前半OUT、2番のチップインイーグルは圧巻だった。
元々2015年シーズンはイーグル数も上位にいた選手だけに、久しぶりに派手なプレーを魅せてくれた。
ショットの精度は上がってきており、初日の18番では、あと僅かでアルバトロスというショットも魅せており、3日目以降も期待できそうだ。
反面、パッティングは、依然短い距離のパットを外してはいるが、初日の様にパーパットを外してスコアを落としたのは8番のみで、パッティングの貢献度は、初日の-1.260から-0.964へ僅かだが上がっている。
ショットが良化してきたことは、ショットの貢献度のスタッツでも証明されており、初日3.952から4.650へ上昇。
後半はティーショットでバンカーに入れてしまうシーンがあり、ティーショットの貢献度は1.636から0.958に低下。2日間合計は、全体で3位。
しかしアイアンショットが補って余りあるフォローをしており、1.993から4.076へと跳ね上がった。こちらは合計で全体2位!
2日目の後半でスコアを落としていくパターンが多く見られたここ数試合とは違い、我慢に我慢を重ねて、最終ホールをバーディフィニッシュ出来たことも3日目以降に繋がる大きな意味を持った。
まずは予選通過を掲げていた松山。通算9アンダーの首位ジミー・ウォーカー、ロバート・ストレブに5打差で迎える3日目ムービングデーは、尻上がりに調子を上げていく松山にとって、優勝争いに持ち込む大きなチャンスになりそうだ。
やはり、筆者・ゐ太夫の予想通り、復調と時を同じくして、上位争いに、初メジャータイトル争いにも持ち込める松山のポテンシャルの高さは、さすが世界のトッププレーヤーであり、稀代のショットメーカーと言えそうだ!
(全米プロゴルフ選手権2016 TV放送・各日速報動画、組合せ・スタート時間、戦績、大会概要)
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(初日・1R全体ハイライト・順位 池田・谷原プレー動画 2日目組合せ・スタート時間)
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(松山英樹 今後のスケジュール・出場予定)
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(松山英樹 各最新ランキング・プロフィール)
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(松山英樹 スイング動画 クラブセッティング)
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