PGAツアー「アーノルドパーマーインビテーショナル2016」初日の松山のプレーの模様をお伝えします!
股関節の痛みからの病み上がりで、1日毎に出入りの激しい展開となった「WGC」から1週間。本人は「コンディションは良くなっており、今週戦うのが楽しみ」と頼もしいコメントも出ている。マスターズに向けてエリートフィールドで、初日から上位争いが期待されます!
初日の松山は、高い精度のショットが戻り、復調を魅せるも最終18番で痛恨の池ポチャダボ。5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「70」通算2アンダー、27位Tでホールアウトしています。
初日の松山の闘いは、ジェイソン・デイ、ザック・ジョンソンとのペアリングで、現地12時56分、OUTスタートで始まった!
1番461YPAR4
FWセンターから、残り195Yのセカンドは、ピン右7mに着ける。
微妙な距離のバーディーパットは、ほんの僅か外れ、パー発進!
2番231YPAR3
ティーショットはショートし、グリーン手前FW。15mを残す。
セカンドアプローチは、ピン約80cmまで寄せ、パー。
3番434YPAR4
FW右サイドから、残り154Yのセカンドは、ピン奥8mに2オン。
長いバーディパットは、タッチは合うも僅かに外れ、パー。
4番561YPAR5
305YのドライビングはFW右サイドへ。残り266Y。
セカンドは、ピン手前3.5mに着けるスーパーショットでイーグルチャンス!
しかし、イーグルパットは僅かに外れ、ここで今日初バーディ奪取!
5番390YPAR4
ティーショットは、FW左のバンカーへ。残り130Y。
セカンドバンカーショットは、2オン。ピン手前12mに着ける。
長い3打目パットはショートし、1.8mを残す。
松山、この短いパーパットを外してしまい、痛恨のボギー。
6番555YPAR5
大きな池を中央に、その縁を左ドッグレッグに湾曲する、2度の池越えが必要なホール
294Yティーショットは、FW右サイドへ。残り253Y。
セカンドは、グリーンをオーバーし、右奥FWへ。残り19m。
3打目アプローチは、フェイスを大きく開きロブショットを打つも、ピンをオーバー。残り4.9m。
微妙な距離のバーディーパットだが、これを見事に沈め、バウンスバック!
このバウンスバックバーディで、再び1アンダー。38位Tへ!
6番 約5mのバーディパットを見事に決める!
(映像:PGA公式HP)
7番199YPAR3
ティーショットは、ピン右10mに1オン。
長い距離のパットは、タッチは合うも最後に切れ、タップインパー。
8番460YPAR4
FWほぼ真ん中から、残り174Yのセカンドは、ピン左奥10mに2オン。
この長いパットもタッチは合うものの、入らず、パー。
9番474YPAR4
FW右サイドからのセカンドは、僅かにグリーンをオーバーし、ラフへ。残り9m。
3打目アプローチでは、僅かにチップインならず、パー。
前半は、2バーディ1ボギー。1アンダー、43位Tでハーフターンとなった。
前半スコアカード
前半のフェアウェイキープ率は85.71% (6/7)パーオン率は77.78% (7/9)
ショットの精度は上がってきているが、パットの取りこぼしが痛い。
午後スタートで、グリーンは固くなり、確実に難しくなっているが、バックナインで、どこまでスコアを伸ばせるか?
10番400YPAR4
309Yティーショットは、左ラフへ。残り114Y。
セカンドは、ピン右奥3mに着ける絶妙なショット!
松山、このパットをしっかり決め、後半スタートHバーディ発進!
このバーディで、通算2アンダー。24位Tへ!
11番438YPAR4
FW右サイドから、残り176Yのセカンドは、グリーンをオーバーし、ラフへ。残り9.3m。
3打目アプローチはピン手前1.3mに着け、パーセーブ。
12番574YPAR5
FW中央から、残り273Y、2オン狙いのセカンドは、グリーン左に外れ、残り24mFWへ。
3打目アプローチは、カップをオーバーし、グリーン逆側のエッジ付近。残り3.6m。
このパットはしっかり打つも、僅かに外れ、パー。
13番370YPAR4
FW左サイドから、残り123Y池越えのセカンドは、ピンそば70cmに寄せるスーパーショット!
松山、ここは難なく沈め、バーディ奪取!
このバーディで、トータル3アンダー!13位Tへ!
池越えのセカンドをベタピンショット!
(映像:PGA公式HP)
14番215YPAR3
ティーショットは、僅かにグリーンオーバーし、セミラフへ。残り8.8m。
2打目は下りラインをピッチ&ランで、残り1.3mまで寄せ、パーセーブ。
15番429YPAR4
FWほぼ真ん中から、残り180Yのセカンドは、グリーンをオーバー。残り8.5mFWへ。
3打目アプローチは、カップ約30cmまで寄せる惜しいショットで、パーセーブ。
16番511YPAR5
306Yドライビングは、FW中央へ。残り209Y。
2オン狙いのセカンドショットは、固いグリーンを僅かにオーバー。エッジ付近へ。残り4.5m。
ラフとカラーの境目から、3打目をパターで打つも、ラフに引っ掛かり、ショート。1.6mを残す。
下りのパットだが、しっかり沈め、バーディ奪取!
このバーディで、トータル4アンダーとし、ついに8位T!トップ10に入ってきた!
17番221YPAR3
ティーショットは、ピン左奥7.3mに1オン。
長めのパットは、僅かに外れ、パー。
18番458YPAR4
298Yのティーショットは、FW右サイドへ。残り164Y。
池越えのセカンドは、グリーン手前の岩に当たり、ウォーターハザード。
ペナルティ後、ドロップ地点は、残り146YFW。
4打目はピン奥7.9mに着ける。
下りのボギーパットは、あと50cm足らず、上がりホールで悔しいダブルボギーを叩いてしまった。
初日の松山は、5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの「70」通算2アンダー、同組単独首位のジェイソン・デイと4打差の27位Tでホールアウトした。
後半スコアカード
ゐ太夫の寸評
大会直前コメントでも、調子の良さを口にしていた松山が、そのまま好調ぶりを発揮した初日ラウンドだった。
グリーンは固くなり、風も強めになってきたバックナインでも、安定感は抜群で、あと1ホールを残し、4アンダー、7位Tで迎えた最終18番で、思わぬ落とし穴。
同組のジェイソン・デイも読み間違えるほど、複雑に変わった風向きを松山も読み違えたか、池越えでピンをデッドに狙いに行ったセカンドショットが、池ポチャ。痛恨のダボとしてしまった。
このウォーターハザードは、紙一重でスーパーショットになり得ただけに、致し方ない。
スタッツは、前大会まで調子の良くなかったフェアウェイキープ率が85.71% (12/14)
パーオン率は61.11% (11/18)と、良くないが大きくグリーンを外すシーンは少なく、ショートゲームも冴えた。
ショットの貢献度は1.570、パッティングの貢献度は-0.137。
パッティングで、拾いきれなかったホールは2、3ホールあり、2日目以降はもう少しパットの精度も上げたいところだ。
ただ、日毎にジェットコースターの様な出入りの激しいゴルフとなっていた「WGC-キャデラックチャンピオンシップ」から、中1週でここまで復調させてくる辺りは、さすが調整能力の高い松山の真骨頂。
今日の調子を、維持していけば、この先に待ち受ける「マスターズ制覇」の大仕事もやってのけそうな雰囲気さえ感じる。
まずは、明日2日目にスコアを伸ばし、決勝ラウンド優勝争いへの布石を打っておきたい!
(松山英樹 2日目 速報動画記事)
h-idayu.hateblo.jp
(初日ホールアウト後のコメント、全体ハイライト映像、順位)
h-idayu.hateblo.jp
(アーノルドパーマーインビテーショナル2016 TV放送・速報結果・組合せ・ペアリング・概要)
h-idayu.hateblo.jp
(マスターズ 出場資格 歴代優勝者、記録、歴史)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
h-idayu.hateblo.jp
(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
h-idayu.hateblo.jp
※ゐ太夫のぶろぐは「ブログ村」「ブログランキング」に参加しております。
ご協力のクリックを頂ければ、幸いです。
人気ブログランキングへ