最終更新:2016年2月19日
PGAツアー「ノーザントラストオープン2016」1日目・第1ラウンドを迎えた松山英樹の模様を一打速報風にご紹介。
フェニックスオープンでのツアー2勝目の優勝後初試合となる今大会は、再び相性の良いコースでもあり、PGA公式の優勝候補筆頭に挙げられ、大きな期待が懸かる。
予選2日間はその期待の表れで、マキロイとクーチャーとの大注目ペアリング。前日プロアマ大会は風邪による体調不良で途中棄権し、心配されたが、何とか本番に合わせてきた。
「スコッツデール」(フェニックスオープン会場)に愛された男は、今大会会場の「リビエラカントリー」の勝利の女神も微笑ませることが出来るのか?
フェアウェイが狭く、ラフは深く、高速グリーンの「リビエラCC」では正確なショットが求められ、稀代のショットメーカーである松山にとっては、再び優勝のチャンスが到来している。
体調の回復具合が心配されるが、松山にとって重要な初日のラウンドは、マキロイ、クーチャーとのペアリングで、7時32分INスタートで始まった!
10番315YPAR4
1オン可能なPAR4
ティーショットはグリーン左へ外れラフへ。残り33Y。
セカンドアプローチは、ピンそば2.5mまで寄せるも、バーディーパットを外し、パー発進。
11番583YPAR5
僅かに外れた右のラフからのセカンドは、グリーン手前残り54Yまで寄せる。
3打目アプローチは、ピン手前4.4mに着ける。
微妙な距離のバーディーパットは外してしまい、パー。
同組マキロイ、クーチャー共に連続バーディーだが、焦らずチャンスを拾いたい!
12番479YPAR4
302Yのドライングは、FW右サイドをキープ。残り188Y。
セカンドは、ピン手前4.7mに着ける。
松山、この微妙な距離のバーディーパットも外れ、パーが続く。
13番459YPAR4
左サイドファーストカットからのセカンドは、僅かにピン左グリーンエッジ付近へ。残り4.1m。
3打目はカップまであと25cmまで寄せるも、入らず。ここもパー。
14番192YPAR3
ティーショットは、ベタピン1.5mに着けるスーパーショット!
松山、このパットは沈め、今日初バーディー奪取!
絶妙なティーショットからの初バーディーで、1アンダー、12位Tへ!
14番 ファンタスティックティーショットから初バーディー奪取!映像
(映像:PGA公式HP)
15番487YPAR4
ティーショットは、左のラフへ。残り214Y。
セカンドはグリーン手前のラフへ。残り30Y。
バンカー越えの3打目アプローチは、ピン手前5.3mへ。
嫌な距離のパーパットはカップ右に外れ、ボギーとしてしまう。
バーディー直後の、嫌なボギーで、イーブンパーに戻し、28位Tへ。
ここは3人ともボギー。
16番166YPAR3
ティーショットは、ピン左手前5.3mへ着ける。
先ほどと同じ微妙な距離の上りのパットは、見事に沈め、バウンスバックバーディー奪取!
見事なバウンスバックバーディーで、再び1アンダー、13位Tへ!
16番 5.3m上りのパットを沈め、バーディー奪取!映像
(映像:PGA公式HP)
17番590YPAR5
ティーショットは左へ曲げてしまい、ラフへ。残り326Y。
セカンドはグリーン手前FW残り133Yへ。
3打目は、ピン手前6.2mに着けるが、バーディー奪取はカップをオーバーし、パー。
18番475YPAR4
FW右サイドからのセカンドは、ピン右4.3mに着ける絶妙なショット!
微妙な距離のバーディーパットだが、松山ここをしっかり沈め、バーディー奪取で前半を上がる!
前半は3バーディ、1ボギー、トータル2アンダーで、マキロイと並び4位Tでハーフターンとなった。
前半 スコアカード
前半のフェアウェイキープ率は、43%(3/7)パーオン率は78%(7/9)
ティーショットの精度と、パッティングのフィーリングがもう少し上がれば、後半一気にチャージが掛けられそうだ!
1番503YPAR5
302Yのティーショットは、FW左サイドへ。残り190Y。
セカンドはピン手前4.7mに着けるスーパーショット!イーグルチャンス!
イーグルパットは僅かに外れるも、連続バーディー奪取!
見事な後半スタートバーディーで、トータル3アンダー。首位コクラックと1打差の2位Tまで順位を上げてきた!
2番471YPAR4
FW右サイドからのセカンドは、僅かにグリーンを外れ、ピン右エッジ付近へ。残り5m。
3打目はほんの僅かに外れ、パー。
3番434YPAR4
ティーショットは、右ラフへ。残り170Y。
セカンドはピン手前9mに着ける。
長いバーディーパットは、カップをオーバーし、残り2.7mと嫌な距離を残すが、パーセーブ。
4番236YPAR3
ティーショットは1オンならず、グリーン手前ラフへ。残り19m。
セカンドアプローチは、ピン奥2.3mに着けるが、このパーパットはカップをオーバーし、ボギーとしてしまう。
ややパッティングが強めに出る様になり、手痛いボギーで、トータル2アンダー、9位Tへ。
5番434YPAR4
左ラフからのセカンドはグリーンに届かず、手前花道、残り16.5m。
3打目アプローチは、ピン手前4.5mへ。
この微妙な距離のパーパットを外してしまい、残り1.2mのボギーパットも外れ、痛恨のダボを叩いてしまった。
これでイーブンまでスコアを落とし、33位Tグループへ。
ここに来て急激にショット、パット共に精度が落ちており、体調の悪化が心配される。
6番199YPAR3
ティーショットはピン右手前5.5mに着ける。
松山、この微妙な距離のパットを沈め、バウンスバックバーディー奪取!
素晴らしバウンスバックで、トータル1アンダーに戻し、20位T。
6番 難しい下りのバーディーパットを決める!
(映像:PGA公式HP)
7番408YPAR4
FWほぼ真ん中からのセカンドは、ピン右5.5mに着ける。
下りのバーディーパットは僅かに外れ、パー。
8番433YPAR4
FW左サイドからのセカンドは、ピンそば1.7mに着ける絶妙なショット!
しかし、このバーディーパットはカップをオーバーし、パー。
9番458YPAR4
303Yのティーショットは、FW左サイドへ。残り139Y。
セカンドショットは、ピン奥1.3mに着ける!
松山、このパットはしっかり沈め、初日上がりホールをバーディーで締めた!
9番 初日最終ホールをバーディー締め
(映像:PGA公式HP)
初日の松山は、6バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの「69」(PAR71)通算2アンダー、首位と6打差の暫定27位Tでホールアウトした!
(日没サスペンデッドのため、暫定)
後半 スコアカード
初日 スタッツ
フェアウェイキープ率 | 57.14% (8/14) |
---|---|
パーオン率 | 72.22% (13/18) |
ショットの貢献度 | 2.161(暫定) |
パッティングの貢献度 | -0.331(暫定) |
パーオン時平均パット数 | 1.615 |
ゐ太夫の寸評
初日は前半、前回からの課題のフェアウェイキープ率が上がらず、チャンスでパッティングにも苦しみ、なかなかバーディが獲れない停滞ムードだったが、動きが出たのは14番から。
14番と16番のショートホールで、抜群のショットとパットのフィーリングが合いだし、バーディを獲れたことが大きい。
その後も18番とハーフターンしてからの1番で連続バーディとし、特に1番PAR5はイーグルチャンスに着ける等、いい流れに乗りつつあると思われた。
しかし、4番、5番で短いパットを外し、まさかのボギー、ダブルボギーと嫌な流れになったが、6番のバウンスバックと9番のバーディー締めは、さすが松山の面目躍如といったところだ。
途中、体調悪化が心配される場面もあったが、終わってみれば難コース相手に2アンダーと、好位置に着けており、明日以降に期待が持てる終わり方となった。
アイアンショットの精度は随所に高い所を魅せているだけに、難しい高速グリーンではあるが、もう少しパッティングのフィーリングが上がって来れば、明日以降期待が持てそうだ。
(松山英樹 ノーザントラストオープン2日目 通算-6で7位T!優勝争いへ!)
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(初日 ホールアウト後のコメント 全体ハイライト映像 順位表)
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(ノーザントラストオープン TV放送・組合せ・ペアリング・スタート時刻、概要)
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(松山 ノーザントラストオープン 優勝候補筆頭!)
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(松山英樹 今後の出場予定・スケジュール)
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