PGAツアー｢ウェイストマネジメントフェニックスオープン2016｣3日目を迎えた松山英樹のプレーを｢一打速報風｣にご紹介！
2日目はショット､パットとも乱れる中､スコアを崩さず我慢のゴルフで､4位Tに踏み止まった｡今年こそ｢優勝｣へ向けムービングデー3日目はスコアを伸ばし､最終日を迎えたい！
3日目は5バーディー､2ボギーの｢68｣(PAR71)トータル10アンダー､首位ダニー･リーと3打差｡リッキー･ファウラーと並び2位Tで､最終日の逆転劇に臨むことになった！
3日目･第3ラウンドは､シェーン･ローリー､ハリス･イングリッシュとのペアリングで､現地10時55分OUTからスタート！
1番408YPAR4
左ラフ残り136Yからのセカンドは､ピン奥9mに着ける｡
長いバーディーパットだが､ラインを読み切り見事バーディー奪取！
幸先良くスタートからバーディーで､トータル8アンダー｡
2番442YPAR4
フェアウェイ左サイドからのセカンドは､ピン奥8mに着ける｡
このパットはカップをオーバーし､パー｡
3番558YPAR5
フェアウェイ右サイドから残り239Yのセカンドは､ピン奥22mに2オン｡
3打目は､カップ手前2.2mまで寄せるが､この短いバーディーパットを外し､パー｡
4番183YPAR3
ティーショットは､ピン奥8.4mへ1オン｡
長いバーディーパットは､惜しくも外れ､パー｡
5番470YPAR4
297Yのティーショットは､左ラフへ｡残り155Y｡
セカンドはピン手前3mに着ける絶妙なショット！
松山､このチャンスはしっかり沈め､バーディー奪取！
松山､このバーディーで､トータル9アンダー！
6番432YPAR4
ティーショットはフェアウェイ左サイドのバンカーに捕まる｡残り148Y｡
セカンドはグリーンに届かず､手前フェアウェイ｡残り28Y｡
3打目アプローチは､ピン手前2.5mまで寄せ､パーセーブ｡
7番215YPAR3
ティーショットはピン奥残り17mに着ける｡
2打目はカップまで2mに寄せるが､短いパーパットを外し､ボギーとしてしまう｡
短いパットを外す嫌なボギーで､トータル8アンダーに後退。
8番475YPAR4
右ラフから残り200Yのセカンドは､ピン左5.5mに着ける｡
微妙な距離のバーディーパットは､僅かに外れ､パー。
9番453YPAR4
フェアウェイ左サイドから残り160Yのセカンドは､ピン右奥11mに着ける｡
長い距離のバーディーパットは外れ､パー｡
前半は2バーディー､1ボギー｡トータル8アンダー､5位Tでハーフターン。
前半スコアカード
10番428YPAR4
気合いの334Yロングドライブは､フェアウェイ左サイドへ｡残り92Y｡
セカンドはピン右奥4.2mに着けるが､バーディーパットは外れ､パー｡
11番472YPAR4
319Yのティーショットは左のラフへ｡残り155Y｡
セカンドはピン右2.5mに着ける絶妙なショット！
松山､このパットは沈め､後半初バーディー奪取！
これでトータル9アンダー｡4位Tに順位を上げる！
12番182YPAR3
ティーショットは､ピンそば1.9mに着ける絶妙なショット！
しかし､バーディーパットを外し､パーパットも外してしまい､痛恨の3パットボギー。
このボギーでトータル8アンダー､5位Tに後退｡
13番558YPAR5
ティーショットは大きく左へ曲げ､ネイティブエリアへ｡
ここから3オンを要し､2パットでパー。
14番490YPAR4
難易度1位ホール距離もあり難しいミドルホール。
309Yのティーショットは､左サイドファーストカットへ｡残り186Y｡
セカンドはグリーン右奥へ僅かにオーバー｡残り10m｡ピンチ｡
しかし松山はここで技を魅せ､見事なチップインバーディー奪取！
2日間ボギーホールで､価値あるバーディー｡トータル9アンダー｡3位Tへ！
松山 見事なチップインバーディー！
（映像:PGA公式HPより）
15番553YPAR5
渾身の321Yビッグドライブはフェアウェイ右サイドへ｡残り237Y｡
セカンドはピン奥15mに2オン。
長いイーグルパットは､タッチが合いカップ横50cmまで寄せ､バーディー奪取！
これでトータル10アンダーと二桁に乗せ､ファウラーと並び2位T！3打差トップのダニー･リーを射程に捉える！
16番163YPAR3
名物MLB風スタンド付ホール！初日は素晴らしいショットを魅せ､観衆を沸かせた！
ティーショットはピン右奥10mに着ける｡
下りのパットはタッチはぴったりも､僅かに外れ､タップインパー。
17番332YPAR4
1オン可能なPAR4ティーショットは､1オンもピン手前42Yと距離を残す｡
セカンドは､ウェッジで狙うもショートしてしまい､6.8mを残す｡
微妙な距離のバーディーパットは､僅かに届かず､タップインパー。
18番442YPAR4
317Yのドライビングは､右のラフへ｡残り144Y｡
セカンドは､ピン左奥8.4mに着ける｡
このバーディーパットも､僅かに外れ､タップインパーでフィニッシュ｡
3日目の松山は､5バーディー､2ボギーの｢68｣(PAR71)トータル10アンダー､首位ダニー･リーと3打差の2位Tでホールアウトした！
後半 スコアカード
松山英樹 3日目･第3ラウンド スタッツ
| 初日 | 2日目 | 3日目 | |
|---|---|---|---|
| フェアウェイキープ率 | 57.14% (8/14) | 50.00% (7/14) | 42.86% (6/14) |
| パーオン率 | 77.78% (14/18) | 55.56% (10/18) | 88.89% (16/18) |
| ドライビングディスタンス | 293.8 | 290.4 | 290.5 |
| サンドセーブ率 | 100.00% (1/1) | 50.00% (2/4) | - |
| STROKES GAINED TEE TO GREEN | 3.213 | 0.967 | 4.936 |
| STROKES GAINED PUTTING | 2.634 | 0.498 | -1.922 |
| PUTTS PER GIR | 1.500 | 1.600 | 2.063 |
※STROKES GAINED TEE TO GREEN＝スコアに対するショットの貢献度を表す数値
※STROKES GAINED PUTTING＝スコアに対するパッティングの貢献度を表す数値
※PUTTS PER GIR＝パーオンした場合の平均パット数
ゐ太夫の寸評
この日の松山は､フェアウェイキープ率は42.86%も､大きく外すシーンは減り､パーオン率は88.89%｢スコアに対するショットの貢献度｣も4.936と高い数値を出した
ただ､まだまだショットメーカー松山の精度は見られず､パーオンしても寄せきれないホールが多く､ロングパットを強いられ､パーオンした際の平均パット数は､2.063と跳ね上がった｡
また､チャンスで短いパットを外す場面もあり｢スコアに対するパットの貢献度｣は-1.922まで落ち込んだ｡
ただ､全体的にパットのフィーリングは悪くなく､結果が付いてくれば自信に変わるはずだ｡
ティーショットは復調しないものの､アイアンショットは少しずつ戻ってきており､明日の最終日はダニー･リー､リッキー･ファウラーと最終組でのラウンドは大いに期待出来る。
抜群の相性を誇る｢スコッツデール｣で､あと一歩で優勝を逃した昨年のリベンジを果たして欲しい！
（フェニックスオープン2016 松山英樹 優勝の記事はこちら）
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（ウェイストマネジメントフェニックスオープン2016 TV放送･大会概要）
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（3日目 全体ハイライト映像 松山コメント）
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