更新:2017年1月14日 松山コメント プレー動画追加
松山英樹出場「ソニーオープンinハワイ2017」2日目・2ラウンドの模様、詳細結果速報、動画、筆者ゐ太夫の戦評をご紹介します!
松山にしては珍しく相性の悪いワイアラエCC。しかし世界6位にまで実力を上げてきた松山は、初日午後組でコンディションの悪い中でも「66」の21位Tと好位置でスタート!J.トーマスが初日「59」と独走しているだけに、2日目は差を縮めておきたいところ!
この日の松山は前半パーが続く我慢のゴルフも、後半に入りバーディを重ね、4バーディ、1ボギーの「67」(Par70)通算7アンダー、24位Tでホールアウト!トーマスが2日目も「64」通算17アンダーまでスコアを伸ばしたため、10打差を追い、3日目・ムービングデーに臨みます!
予選ラウンド2日間は、ザック・ジョンソン、パット・ペレスとのペアリングで、2日目はINから、午前8時00分にスタートした!
前半 IN
10H 351Y Par4
306Yのティーショットは、右のラフへ。残り58Y。
セカンドアプローチ、ピン手前1.5mに着ける絶妙なショット!
しかし、このバーディパットは僅かに外れ、パー発進。
11H 194Y Par3
難易度2位ホール
ティーショットはグリーン奥のエッジへ。
残り11.7mの2打目は、カップを1mオーバーし、パー。
12H 440Y Par4
ティーショットは再び右ラフへ。残り160Y。
セカンドショットは、ピン左手前7.6mに着ける。
長めのバーディパットは、僅か30cmほどカップを外れ、パー。
13H 477Y Par4
難易度3位ホール
327Yのティーショットは、FW左サイドへ。
残り174Yのセカンドは、ピン手前12mに2オン。
このロングパットは、20cmカップを外れる惜しいパットで、パー。
14H 430Y Par4
ここも右のラフから、残り151Yのセカンドは、ピン奥6mに2オン!
長めのバーディパットは、僅かに外れ、パー。
15H 398Y Par4
左サイドのラフから、残り167Yのセカンドは、ピン右手前4.6mに着ける。
微妙な距離のバーディパットは、僅かに外れ、パー。
16H 417Y Par4
ティーショットは、右サイドのFWバンカーへ。残り184Y。
セカンドショットは、僅かにグリーン右へこぼれる。
残り5Yの3打目は惜しくもカップインならず、パー。
17H 194Y Par3
ティーショットは、グリーン左のバンカーへ。
残り11Yのセカンドバンカーショットは、ピンを飛び越え、グリーン奥へ。
残り5.7mのパーパットを外してしまい、このホール2日連続のボギーとしてしまう。
初日と同じくサイドバンカーに入れてのボギーで、通算3アンダー、46位Tに順位を落とす。
18H 551Y Par5
右サイド、セミラフから、残り249Yのセカンドは、グリーン左手前のバンカーへ。
残り33Yの3打目バンカーショットは、ピン手前2.5mに着ける絶妙なリカバリー!
松山、ここはしっかり沈め、今日初バーディは見事なバウンスバック!
前半スコア
前半は、1バーディ、1ボギー、通算4アンダーに戻し、31位Tでハーフターン。
前半スコアカード
後半 OUT
1H 480Y Par4
334Yのビッグドライブは、FWセンターへ。
残り156Yのセカンドショットは、ピン手前1.6mに着けるスーパーショット!
松山、ここもしっかり沈め、連続バーディ奪取!
見事な連続バーディで、通算5アンダー、22位Tへ!
(動画)松山 1番、3番バーディ奪取!映像
www.golfnetwork.co.jp
(映像ページリンク先:ゴルフネットワーク公式HP)
2H 423Y Par4
FW右サイドから、残り155Yのセカンドは、ピン左手前10mに2オン。
長いバーディパットは、カップを1.6mオーバーするも、返しを決め、パーセーブ。
3H 422Y Par4
右サイド、セミラフから、残り178Yのセカンドは、ピン右奥4.1mに着ける。
微妙な距離のパットだが、これを沈め、バーディ奪取!
このバーディで、通算6アンダーまで伸ばし、13位Tまで順位を上げる!
4H 204Y Par3
ティーショットは、ピン手前14mに1オン。
長いバーディパットは、あと20cmほどでカップインも、ここはパー。
5H 467Y Par4
気合いのロングドライブ342Yティーショットは、FWセンターへ。
残り112Yのセカンドは、ピンハイ右1.9mに着ける絶妙なショット!
このチャンスパットは、僅かに外れ、パー。
6H 460Y Par4
難易度1位ホール
310Yのドライビングは、FW左サイドをキープ。
残り158Yのセカンドは、ピン奥3.3mに着ける絶妙なショット!
ここも短いバーディパットを外してしまい、2ホール続けてチャンスを逃すパー。
7H 176Y Par3
ティーショットは、ピン左1.5mに着けるスーパーショット!
松山、ここは3度目のチャンスパットをしっかり沈め、バーディ奪取!
ようやくチャンスをモノにしたバーディ奪取で、通算7アンダー、11位Tへ!
8H 454Y Par4
324Yドライビングは、FWセンターへ。
残り121Yのセカンドは、ピン手前3.9mに着ける!
このバーディパットは僅かに外れ、パー。
9H 506Y Par5
ティーショットはFW左のバンカーへ。残り225Y。
セカンドバンカーショットは出すだけとなり、依然202Yの距離を残し左ラフへ。
3打目はピン左奥6.6mに3オン!
微妙な距離のバーディパットは僅かに外れ、最終ホールは、パーセーブで上がり。
2日目のスコア
2日目の松山は、4バーディ、1ボギーの「67」(Par70)通算7アンダー、24位Tでホールアウトした!
後半スコアカード
ゐ太夫の戦評
前半は、ティーショットが右に曲がる傾向が続き、フェアウェイキープ出来たのは13番のみと、初日に71.43%を誇ったティーショットは、かなり精度を欠きました。
また、パッティングは、ショートパット、ロングパット共にタッチは合うものの、カップイン出来ない苦しい展開。
我慢のゴルフを続けるも17番では初日の再現の様にサイドバンカーに入れてのボギーと、やはりこれが「ワイアラエCC」との相性の悪さかと思わせる内容。
しかし、18番で見事バウンスバックし、ハーフターンすると、流れが変わり、1番を連続バーディとし、3番でもバーディ。
ティーショット、アイアンショット共に、精度が上がり、このまま波に乗り、猛チャージの態勢に入るかに思われました。
その後、5番では1.9m、難易度の高い6番でも3.3mのバーディパットを外してしまい、ようやく7番で1.5mのバーディパットを決めるも、チャンスを拾いきれませんでした。
スタッツでは、1ラウンドでのフェアウェイキープ率は42.86% (6/14)も、パーオン率は83.33% (15/18)と、初日よりも上昇。
フェアウェイを外しても、アイアンショットで狙って行ける「ワイアラエCC」の特徴が出た形となっています。
スコアへの貢献度では、アイアンショットの貢献度が以外は、軒並マイナス圏にあり、パットを含めグリーン廻りからのショートゲームの不調もスコアメイク出来なかった要因となりました。
ただ、これまで4戦出場して、3年連続予選落ちと、セカンドカット1回という相性の悪さからすれば、今回は予選通過を果たし、2日目を終えて通算7アンダーという数字は、松山の絶対的な安定感を物語っています。
この2日間で、改めてワイアラエCCのフィーリングを掴んだであろう松山が、決勝ラウンドで、どこまでアジャストしてくるのか?どこまでスコアを伸ばしてくるのか?
まずは、明日の3日目・ムービングデーの松山のゴルフに注目したいと思っています!
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