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【速報動画】松山・石川 最終日 3連続バーディ含む通算-14まで伸ばすも6位Tフィニッシュ!「ワールドカップオブゴルフ2016」

松山英樹・石川遼が「チーム・ジャパン」のタッグで臨む「ISPS ハンダ ワールドカップオブゴルフ2016」最終日・第4ラウンドの模様、結果速報、プレー動画、筆者戦評をご紹介します!

3日目のフォアサムに苦心しながら、7アンダー、4位Tで大逆転優勝を狙う日本代表。フォアボールでのフォーマットの最終日は、バーディ合戦となるだけにチャンスは全部拾って行きたいところ。独走するデンマークを捕まえることが出来るか?

注目の最終日は前半4バーディの勢いを魅せるも、他チームがスコアを伸ばすバックナインでチャンスを決めきれず、7バーディ、ノーボギーの「65」通算14アンダー、首位に6打差の6位Tでフィニッシュしています!尚、優勝は通算20アンダーのデンマークが戴冠しました!

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前半 OUT

最終日のフォーマットは、2人がそれぞれストロークプレーでラウンドし、ベストスコアを採用する「フォアボール」

現地、メルボルンは相変わらず風が強く、難しいコンディション。

松山・石川の日本代表は、中国代表、呉阿順、李昊桐とのペアリングで、現地11:11にスタートした!

1H 481Y Par4

ティーショットは松山から。石川と共に、FWをキープ。
セカンドショットは両者寄せきれず、パー発進。

2H 152Y Par3

松山のティーショットは、グリーン手前カラーへ。
石川は、ピン左約4mに着ける絶妙なショット!
松山のロングパットはナイスタッチで寄せ、パー。
石川のバーディパットは僅かに外れ、パー。

3H 400Y Par4

松山のティーショットはFWをキープ。
石川は右ラフへ打ち込み、レイアップ。
松山のセカンドはピンハイ右約5mに着ける。
松山はこの微妙な距離のパットを沈め、バーディ奪取!

(動画)3番 松山 5mのパットを沈めバーディ奪取!


(映像引用元:PGA公式HP)

4H 294Y Par4

1オン可能なPar4

ここは両者無理をせず、松山はアイアンでFWをキープ。
石川もアイアンで松山よりも飛距離を出し、FWもキープ。
松山のセカンドは、ピン手前約1.5mに着ける絶妙なショット!
石川も負けじとピンそば1m以内に着ける!
松山のバーディパットは外すが、石川がしっかり沈め、連続バーディ奪取!

見事な連続バーディで、通算9アンダー、4位T!

(動画)4番 石川 スーパーショットで連続バーディ奪取!


(映像引用元:PGA公式HP)

5H 427Y Par4

松山、石川共にティーショットはFWをキープ。
松山のセカンドはピン手前約2mに、石川は更に寄せピンそば約50cmに着けるスーパショットの連続!
松山はバーディパットを外すが、石川はしっかり沈め、3連続バーディ奪取!

怒濤の3連続バーディで、ついに通算10アンダー!3位Tまで順位を上げてきた!

(動画)5番 石川 またもスーパーショットで3連続バーディ奪取!


(映像引用元:PGA公式HP)

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6H 187Y Par3

松山はピン手前約10mと寄せきれず。
これを受け、石川はピンを攻め、ピン奥約5mに着ける。
松山は3パットを打でボギー。
石川はバーディパットを左に外し、パー。

7H 443Y Par4

2日目に松山が隣の1番へ意図的に打ち、功を奏したホール!

この日は、2人共に1番へ向かいティーショット。
松山は1番右ラフからのセカンドピンをそば1mに着ける絶妙なショット!
石川はFWから2オンも2パットで先にパー。
松山は1mのチャンスを見事に沈め、作戦勝ちのバーディ奪取!

松山のマネジメント力とショットの技術で獲ったバーディで、通算11アンダー、2位Tまで順位を上げる!

8H 503Y Par5

両者ティーショットはドライバーで打ち、松山はFW、石川はFW左のバンカーへ。
セカンド、松山はグリーン右のバンカーへ。石川は3オンで、バーディパットを外す。
松山は3打目バンカーショットをピン約2mまで着ける技を魅せるが、このチャンスを外し、パー。

9H 435Y Par4

松山、石川ともティーショットはFWをキープ。
松山のセカンドは、2オンならず、アプローチで寄せ、タップインパー。
石川のセカンドはピン手前約9mに着けるが、長いバーディパットは入らず、このホールはパー。

前半のスコア

前半は4バーディ、ノーボギーの「31」通算11アンダー、3位Tでハーフターン!

前半スコアカード

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後半 IN

前半OUTを快調に飛ばした日本代表だが、バックナインに入り、他チームが追い上げ、追い越されていく。

10H 359Y Par4

松山はドライバーをフルショットし、310Yの飛距離でグリーン手前のバンカーへ。
石川はアイアンでティーショットを打ち、右サイドファーストカットへ。
松山のセカンドバンカーショットは、ピン奥約1.5mに着ける絶妙なリカバリー!
石川のセカンドはピン奥約5mに着け、バーディパットを外し、パー。
松山の短いパットはカップに蹴られ、バーディならず、パー。

松山のパッティングの精度が、かなり落ちてきているのが懸念材料となってきた。

11H 413Y Par4

松山は1W、石川は3Wでのティーショットは、両者FWキープ。
セカンド、松山はピン約7m、石川は約10mと距離を残し、2パットでパー。

12H 574Y Par5

石川のティーショットはFWをキープ。セカンドは、グリーン手前約40Yまで運ぶ。
松山はアゲインストだが、ドライバーフルショットは300Yオーバー。
松山はセカンドを直ドラで狙うが、2オンならず、グリーン手前約60Y。
3打目アプローチ。松山はスピンを掛けピン手前約4mに着ける。
石川は、松山より同ライン1m後方に着け、先にバーディパットを打つがカップをオーバー。
松山はショートし、カップ手前で止まり、パー。

13H 370Y Par4

ティーショットは、松山、石川ともFWセンター、ほぼ同じ位置。
石川は残り約50Yのセカンドは、ピン手前約1.5mチャンスに着ける!
松山は残り約40Yだが、グリーン斜面に当たり手前にこぼれてしまう。
松山、3打目アプローチはピン奥約1mに着け、先にパー。
石川は1.5mのパットをしっかり沈め、久しぶりのバーディ奪取!

待望のバーディで、通算12アンダー、6位Tは変わらず!

14H 563Y Par5

松山のドライビングは、右へ曲げブッシュへ。石川は左ラフ。
石川のセカンドは、グリーン手前FWまで運ぶ。
松山は非常にライの悪い場所からのトラブルショットとなるが、思い切り振り抜き、見事FWに出す。
松山の3打目はグリーン左にこぼれ、ラフへ。4打目アプローチでピンそばに寄せ、パーセーブ。
石川のボールはギャラリーがFWを横断するウォークウェイに位置するため、ドロップ。残り30Yアプローチは寄せきれず、ピン手前5m。
石川の微妙な距離のバーディパットは外れ、パー。

15H 154Y Par3

松山はピンそば約3mに着けるスーパーショット!
石川は松山より寄せられず約4mに着け、バーディパットを外す。
松山はチャンスをしっかり決め、バーディ奪取!

このバーディで、通算13アンダー、6位T!

16H 440Y Par4

松山は気分良くドライバーフルショットで320Y!FWキープ。
石川はFW左サイドをキープ。セカンドは突っ込めず、ピン手前約20m。
松山のセカンドはピン手前約5mに着ける。
石川の長いバーディパットは、カップをオーバー。
松山のバーディパットはフックラインを読み切れず、パー。

17H 459Y Par4

松山は3IでFWキープ。セカンドはピン奥約10mに着ける。
3Wの石川はティーショットは左ラフへ。セカンドはピン右奥約7mに。
バーディパットはいずれもカップをオーバーし、パー。

18H 457Y Par4

松山はドライバーでFWセンターをキープ。セカンドは、ピンをデッドに狙い、もう少しでチップインのスーパーショット!
石川もドライバーでFWキープ。セカンドはグリーンをオーバーし、奥にこぼれる。
石川の3打目アプローチは、巧くスピンを掛けピンそば奥に着ける。
松山は、約1.5mのパットを沈め、見事、意地のバーディフィニッシュ!

最終日のトータルスコア

松山・石川は、7バーディ、ノーボギーの「65」通算14アンダー、首位に6打差の6位Tでフィニッシュした!

後半スコアカード

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ゐ太夫の戦評

独走するデンマーク、上位のアメリカや中国の各チームが伸び悩んだ前半に、3連続バーディを含む4バーディの怒濤のバーディラッシュで、2位Tまで付けた松山と石川。

しかし、そんな中でも松山が6番で3パット、8番では短いチャンスパットを外す等、世界のメディアが大絶賛した「今の松山のパッティングを超える者はいない」状態から、明らかに精度を欠く内容となってしまいました。

この松山のパッティングの不調に関しては、今大会だけではなく、今後の大会へ向けても心配なところでもあります。

石川もショットの精度は上がらず、寄せきれないシーンが多く見られました。

もちろん、追う立場として、勝負に行かざるを得ないショットやパットで、スコアに繋がらない面もありますが、突然勢いが止まりチーム戦として噛み合わないシーンは4日間続いてしまいました。

やはり、フォアサム、フォアボールというチーム戦のフォーマットは難しく、明らかにこのフォーマットが得意なソレン・ケルドセンのデンマークが通算20アンダーまで伸ばし、優勝したことは経験の差とも言えます。

ただ、若き二人が日の丸を背負って、重圧を感じながらも、松山と石川が互いを気遣いながら、随所でスーパープレーを魅せてくれたことは、今後に繋がっていくはずです。

次週は松山がバハマで開催の「ヒーローワールドチャレンジ」に、石川はJGTO「ゴルフ日本シリーズ」に出場と、それぞれ違うスケジュール、違う立場で臨んでいくことになります。

松山は再びPGAでの優勝、その後の海外メジャー制覇へ。石川はPGAのメディカルエクステンションでの出場から、早期に通常出場権獲得へ。

それぞれが腕を磨き、再び二人が日の丸を背負う時は、日本勢3度目の世界制覇に期待したいと思います!


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