PGAレギュラーツアー最終戦「ウィンダムチャンピオンシップ2015」2日日を迎えた松山英樹。初日は同組のタイガー・ウッズと共にスコアを伸ばし11位T。
今大会は2日目に全体のスコアが大きく伸びることが予想され、松山も普段より早い仕掛けが必要になりそうだ。
2日目の松山は前半好調で優勝争いに入ろうという勢いだったが、突如調子を乱し、2バーディー、3ボギー1ダブルボギーの「73」(PAR70)通算2アンダーでまさかの予選落ちとなった66。
今大会予選ラウンドは2013年以来というタイガー・ウッズとのペアリング。
初日は、そのタイガーが今季初日最高位のゴルフを展開し、松山も好調なタイガーに引っぱられ、5アンダーでフィニッシュ。
懸念されたショットもほぼ復調しており、今季ここまで未だ優勝がない松山は「初優勝」に向け好スタートを切った。
今大会は「来季シード権」をまだ確定していない選手が多く出場。
2日目の今日は普段の「ムービングサタデー」の様に大きくスコアを伸ばし、順位も入れ替わることが予想される。
スロースターターの松山だが、全体の流れに乗るためにも2日目から飛ばしてスコアを伸ばしておきたいところだ。
今日もタイガーとブルックス・ケプカとのペアリングで、現地12時50分と遅めのスタートで2日目の闘いが始まった!
■1番418YPAR4
270Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り150Y。
セカンドショットは、ピン右手前約6.5mに着ける。
この微妙な距離のバーディーパットは僅かに外れ、パースタート。
■2番442YPAR4
296Yのティーショットは、フェアウェイ左サイドをキープ。残り145Y。
セカンドはピン右手前約6.4mに着ける。
1番とほぼ同じ距離のバーディーパットだが、ここも僅かに外れ、パー。
■3番174YPAR3
ティーショットはピン左約5.2mに着ける。
この微妙な距離のバーディーパットも僅かに外し、ここもパー。
■4番428YPAR4
249Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り168Y。
セカンドはピン奥約12mに着ける。
長い距離のバーディーパットはショートし、約1.4mを残す。
このパーパットは強めに出てしまい、ここで3パットを叩き痛恨のボギーとしてしまった。
このボギーでトータル4アンダーに落とし、順位は35位タイグループへ。
■5番529YPAR5 ここは難易度も低くバーディーを狙いたい!
302Yのティーショットは、フェアウェイ左サイドをキープ。残り204Y。
セカンドはグリーンど真ん中へ見事2オン!。ピン右手前残り約11mの位置に着ける。
距離のあるイーグルパットは、カップまで約1.6mを残す。
松山、このバーディーパットはしっかり沈め、今日初バーディー奪取!
見事なバウンスバックのバーディーでトータル5アンダーに戻し、25位タイグループへ順位を上げる!
■6番423YPAR4
244Yのティーショットは、フェアウェイほぼ真ん中へ。残り166Y。
セカンドは、ピン右奥残り約7.4mに着ける。
このバーディーパットは、カップをオーバーし、パー。
■7番223YPAR3
ティーショットは1オンさせ、ピン右奥約6.4mに着ける絶妙なショット!
松山、この微妙な距離のバーディーパットを沈め、今日2個目のバーディー奪取!
このバーディーでトータル6アンダー。16位タイグループへ順位を上げる!
【7番 微妙な距離のパットを沈めバーディー奪取映像】
(映像:PGA公式HP)
■8番374YPAR4 今日の難易度は16位。果敢に連続バーディーを狙いたい!
261Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り104Y。
セカンドはピンそば約3.2mに着ける素晴らしいショット!
しかしこのバーディーパットはカップをオーバーし、パーとしてしまう。
■9番416YPAR4
265Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り149Y。
セカンドショットは、今日初めてグリーンを外し、グリーン右のファーストカットへ。残り約14m。
3打目はミスショットとなり、グリーンエッジで止まってしまい、約6.4mを残す。
4打目は僅かにカップを外れ、前半上がりを痛恨のボギーとしてしまった。
前半の松山は2バーディー、2ボギーでトータル5アンダー、30位タイでハーフターンとなった。
【2日日 前半 スコアカード】
ここまでショットの精度は抜群で、フェアウェイキープ率は100%。9番で初めてグリーンを外したものの、それまですべてパーオンに成功している。
パッティングで拾えなかった、落としたホールが多く、課題は明確だ。
後半スコアを伸ばすには、パットのフィーリングを何とか上げると共に、アイアンショットの精度を更に上げ、ワンピン以内に着けるショットを幾つ打てるか?
難易度は高いが、今日の松山の好調なショットなら後半あと3つ、4つは伸ばしたいところだ。
■10番440YPAR4
ティーショットは、今日初めてフェアウェイを外れ、左のファーストカットへ。残り140Y。
セカンドはグリーンをオーバーし、奥のラフへ。残り14.3m。ピンチ!
3打目は再びショートしグリーンに乗らず、依然約11mを残す。
4打目は逆に強く打ち、カップをオーバー。約8mを残す。
返しのボギーパットは僅かに外れ、ここで痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。
このダブルボギーでトータル3アンダー。48位タイまで順位を落としてしまった。
■11番486YPAR4
302Yのティーショットは、右のラフへ。残り177Y。
セカンドは2オン。ピン右奥約11mに着ける。
距離のあるバーディーパットは、カップをオーバーし、パー。
■12番235YPAR3
ティーショットはショートしグリーン手前フェアウェイ。残り37Y地点。
セカンドアプローチは、グリーンに乗せるが寄せきれず、ピンまで約12.5mを残す。
距離のあるパーパットは僅かに外れ、ボギーとしてしまった。
このボギーでトータル2アンダー。66位タイまで順位を落とす。
前半9番に突然アイアンショットが乱れ始め、後半に入ってからティーショットも崩れ、得意のショートゲームもミスが重なる、直近2大会の症状が再び松山に出てしまっている。現在の66位タイは「予選カット」ラインぎりぎりのため、何とか悪い流れを止めたい!
■13番405YPAR4
270Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り118Y。
セカンドは2オン。ピン右奥残り約9mに着ける。
この長いバーディーパットは1mほどオーバーし、パー。
■14番501YPAR4
296Yのティーショットは、フェアウェイ右サイドをキープ。残り187Y。
セカンドはグリーンをこぼれ、奥のフェアウェイへ。残り約20m。再びピンチ!
3打目はカップをオーバー。約4mの返しを残す。
松山このパーパットは沈め、パーセーブ。
■15番545YPAR5 難易度17位のロングホール。ここは狙いたい!
321Yのドライビングは、フェアウェイ左サイドをキープ。残り222Y。
セカンドは池越えで2オン狙いも、池ポチャでウォーターハザードのペナルティ。またもやピンチ!
ドロップし残り45Yのラフからの4打目は、ピンそば約1.3mまで寄せ、ここは見事なパーセーブ!
同組のタイガーはここでイーグルを決め、首位タイに立った!昨日に続いてタイガーの勢いに引っ張って貰いたい!
■16番175YPAR3
ティーショットは1オン。ピン奥残り約10mの地点へ。
長いバーディーパットは僅かに外れ。ここもパー。
■17番406YPAR4
289Yのティーショットはフェアウェイ左サイドをキープ。残り112Y。
セカンドはピン奥残り約6.5mに着ける。
バーディーパットはカップをオーバーし、約1mの返しを残す。
このパーパットは沈め、パー。
■18番507YPAR4 現在予選カットライン上。バーディーが欲しい!
321Yのドライビングはフェアウェイほぼ真ん中をキープ。残り164Y。
セカンドは2オン。ピン右手前約6.5mに着ける。
しかしこのバーディーパットも僅かに外れ、パーでフィニッシュ。
2日目の松山は2バーディー、3ボギー1ダブルボギーの「73」(PAR70)通算2アンダー、71位タイでのホールアウトで予選カットとなってしまった。
【2日目 後半 スコアカード】
前半はショットの精度が昨日の流れを受けて好調を維持し、更に上を目指すものと思われた。
前半4番のボギーは5番でバウンスバック出来ており、影響の少ないボギーだったが、9番のボギーで流れが変わってしまった。
セカンドのアイアンショットでそれまですべてパーオンさせていたが、ここでグリーンを外し、ショートゲームでもミスがありボギー。
後半に入って続く10番では、ここまですべてフェアウェイをキープしていたが、フェアウェイを外した。
セカンドでグリーンをオーバーし、ショートゲームに入って3打目はショートしミス、4打目は大きく打ち過ぎカップをオーバー。
パッティングでもカバー出来ず、ダブルボギーを叩いてしまった。
この辺りからアイアンショットが完全に崩れ、距離感が狂い出し、12番PAR3でもティーショットをショートしボギー。
その後、ティーショットは安定したものの、アイアンセカンドショットに生じた狂いは最後まで戻らなかった。
後半12番のボギーで通算2アンダーとなったが、2アンダーはその時点でカットラインぎりぎり。
しかし後半はバーディーを獲れず、その後もスコアを伸ばせず通算2アンダーのままホールアウトしたが、ホールアウト後にカットラインは3アンダーとなり、まさかの予選落ちとなった。
このまま明日以降もゲームの中で復調を図り、次週からのプレーオフシリーズ「ザ・バークレイズ」に挑みたかったが、こればかりは致し方ない。
「ショットの精度」は松山の最大の武器だっただけに、非常に厳しい状況だが、本格的なスランプに陥る前に何とか復調させたい。
(ウィンダム選手権 TV中継・放送予定・概要)
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(松山・石川 初日ホールアウト後コメント 全体ハイライト映像、順位表)
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