世界ランク1位のスピース,ファウラー,アダム・スコットら実力者が予選落ちという波乱の「ザ・バークレイズ」2日目の松山英樹,石川遼のホールアウト後のコメント,全体ハイライトと3日目の組合せ・ペアリング・スタート時間をお伝えします。
大会2日目は首位Tから飛び出したバッバ・ワトソンがスコアを2つ伸ばし通算-7で単独首位に。松山は2日連続69(PAR70)のスコアで通算-2の24位T。石川はパットに苦しみ74で上がり通算+2でギリギリの予選通過となりました。
そして予選落ちとなったジョーダン・スピースは世界ランキングトップからの座から陥落することが決定、週明けにローリー・マキロイが再度トップに復帰することになります。
【ザ・バークレイズ 2日目 リーダーズボード】
【ザ・バークレイズ 2日目 全体ハイライト映像】
youtu.be
(映像:PGA Youtube公式アカウント)
大会コースの「プレインフィールドCC」は、距離は短いですがフェアウェイが狭く、深いラフに入れてしまうと一気にスコアを落とす危険性もあります。
グリーンを外した場合でもライが悪いとホームランを打ってしまったり、ショートしたりと、かなり厄介なラフがコース全体を覆っています。
また、グリーンはかなりアンジュレーションがあり、午後は固い高速グリーンにもなるので、グリーンオンしただけでは3パットを叩きやすく、スピンを掛けて打つと固いグリーンのため、戻りすぎることもあるため、ピンをデッドに狙っていく必要があります。
「ティーショットでは距離を稼ぐよりフェアウェイキープを優先し、フェアウェイの中でもその日のピンの位置へセカンドショットを打ちやすい場所へ運ぶこと」
ゴルフをするにあたって当然のことですが「プレインフィールドCC」は、これをかなりの精度でこなしていかないとスコアメイクが出来ません。
前述したとおりスピースは2日間で7オーバーを叩き、予選落ち。正確なショットとパッティングを持ってしても、僅かなフィーリングの狂いで大きくスコアを落としてしまう難易度の高いコースの様です。
スピース以外にも、リッキー・ファウラー、アダム・スコット、ブラント・スネデガー、ブルックス・ケプカといったランキング上位の実力者達が予選で姿を消すことになりました。
そして、決勝に駒を進める選手達も思った様にスコアメイクが出来ず、バッバ・ワトソン以下は大混戦となっています。
そんな状況の中、初日、2日目と「69」でラウンドした松山の安定感は相対的に見ると素晴らしいゴルフを展開していると言えます。
また、このコース自体が世界でも「屈指のショットメーカー」である松山に合っている気がします。
また「ウィンダム選手権」で小数点以下の僅差で「シード権」と「プレーオフシリーズ出場権」を獲得した石川は、今大会で今度は「予選カットライン上」ギリギリで滑り込み、予選通過を果たしました。
昨日までの3ラウンド連続イーグル記録といい、石川は今や世界のゴルフ界の中で「最も持ってる男」かもしれません。
【松山英樹 2日目 ホールアウト後のインタビューコメント】
・遅いスタートで風も強くなり難しいラウンドとなった2日目を振り返って?
「難しさもあったけど、良いショットもあったのでもっと伸ばせたかなという印象」
・プレーの内容については?
「優勝できるようなゴルフではない。でも、優勝できるようなゴルフじゃないけど優勝は目指している。その気持ちがなくなったら終わりだと思う」
・調子を落としているショットの復調具合と決勝ラウンドへの意気込みは?
「少しずつ良くなってきている。あとは、ミスをミスにしないようにすれば、スコアは伸びてくる。ミスした次のティショットとか、ティショットをミスした後のリカバリーとか。それをしっかりできるようになれば、普通にトップ10に入れると思うし、すごいプレーをしなくて優勝争いができると思う」
【石川遼 2日目 ホールアウト後のインタビューコメント】
・初日の上位争いから、まさかの予選カットラインの攻防になってしまったが?
「体にうまく力が入らないというか、朝から体調がおかしかった」
・パットの不調については?
「タッチが全然合わなかった」
・予選はカットラインギリギリで通過。次は2戦目進出条件のFedExカップランキング100位以内が目標になるが?
「届くところにあれば、100位に入って次というのが目標になる。今の段階では2日間良いプレーを続ければ入れると思うので、そこですね」
(引用:GDO 質問部分:著者要約)
【3日目 組合せ・ペアリング・スタート時間】
#1 OUT 8:10 石川遼/スコット・ピアシー 日本時間:29日 21:10スタート
#1 OUT 11:50 松山英樹/ケビン・ナ 日本時間:30日 0:50スタート
松山に関しては「崩れかけると歯止めを掛け、被害を最小限に食い止め、スコアメイクをしていく」今季継続していたトッププレーヤーとしての安定感あるゴルフが見られました。
ショットの不調とは別物で、ここ3試合はトリプルボギーや連続ボギーでスコアを崩していく姿が見られましたが、その辺りはコメントにもある様に克服しつつある様です。
「普通にトップ10。すごいプレーをしなくても優勝争いが出来ると思う」というコメントは、安定性の意識と、おそらくコースとの相性の良さもあっての発言ではないか?と見ています。
石川については、体調不良ということで、3日目スタートには万全な体勢に戻せるか?心配なところではあります。
コースの難易度からすると、混戦状態は続くと見ており、松山には十分「優勝」のチャンスがあり、石川には十分にFedExカップランキング100位以内のチャンスと上位争いのチャンスもあります。
ショットの精度が求められるコースで、松山も石川も「精度の高いショット」が打てており、大いに期待の持てる決勝ラウンドになりそうです。
(ザ・バークレイズ TV中継・放送予定・大会概要)
h-idayu.hateblo.jp
(松山・石川 最終日 組合せ・スタート時間 3日目 コメント 全体ハイライト映像・順位)
h-idayu.hateblo.jp
(石川遼 3日目の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 3日目の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 2日目の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(石川遼 2日日の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 初日の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(石川遼 初日の速報記事)
h-idayu.hateblo.jp
(松山英樹 ザ・バークレイズ 優勝予想・パワーランキング)
h-idayu.hateblo.jp
(来季 2015-16 PGAツアースケジュール・日程)
h-idayu.hateblo.jp
(ゴルフ関連記事一覧)
h-idayu.hateblo.jp
※ゐ太夫のぶろぐは「ブログ村」「ブログランキング」に参加しております。
ご協力のクリックを頂ければ、幸いです。
人気ブログランキングへ