PGAツアー2016年の初戦｢ソニーオープンinハワイ2016｣3日目の石川遼のプレーの模様をお伝えします！
初日と打って変わって､2日目は全体的にキレが無くなってしまいギリギリで初の予選通過！しかし3日目は､MDF･セカンドカットもあるため､早めにスコアを伸ばしたいところ｡
3日目の石川は､ショットの精度が一段と落ち､4バーディー､7ボギーの｢73｣(PAR70)トータルイーブンパー､84位Tでセカンドカットとなり､無念の3日目での敗退となりました｡
2日目は､体の痛みもあり､イーブンパーのトータル3アンダーと､予選カットラインぎりぎりで､今大会3戦目で初の予選通過を果たした石川｡
しかし､トータル3アンダーグループに22人が並び､予選通過者は87名｡
79名以上が予選通過した場合に､3日目に71位以上を者に再度カットを行うMDF･セカンドカットルールが適応されるため､大きくスコアを伸ばしておきたい｡
3日目の石川の闘いは､マイケル･トンプソン､チャド･キャンベルとのペアリングで､現地11時45分､INスタートで始まった！
10番351YPAR4
初日は見事なイーグルを魅せたホール！
残り110Yのセカンドは､2オンに成功｡ピン左7mに着ける｡
しかし､石川はここから3パットを叩いてしまい､いきなりのボギースタート｡
これでトータル2アンダーへ順位を落とす｡
11番194YPAR3
ティーショットは､ピン手前6.4mに着ける絶妙なショット！
微妙な距離のバーディーパットだが､これを決め､見事バウンスバック！
見事なバウンスバックバーディーで､トータル3アンダーに戻す！
12番440YPAR4
356Yのビッグドライブは､フェアウェイ左サイドへ｡残り86Y｡
セカンドは僅かにグリーンをオーバーしエッジ付近へ｡
3打目は残り5.5mだが､ここも沈め､連続バーディー奪取！
バウンスバック後は連続バーディーで､トータル4アンダー､50位Tに！
13番477YPAR4
残り211Yのセカンドは､ピン手前3.4mに着ける絶妙なショット！
石川､ここも決め､何と3連続バーディー奪取！
見事､3連続バーディーを決め､これでトータル5アンダー､44位Tまで順位を上げてきた！
14番430YPAR4
フェアウェイからのセカンドをはピン手前7mと寄せきれず､パー。
15番398YPAR4
ティーショットは大きく左へ曲げてしまい､セカンドはフェアウェイに出すだけ｡
残り134Yの3打目は､ピン手前3.4mに寄せるが､パーパットを外し､ボギー｡
これでトータル4アンダーに落とし､55位Tグループに｡
16番417YPAR4
再びティーショットを左に曲げ､セカンドはグリーンに届かず｡
3打目アプローチは､ピン奥5mに着けるも､パーパットを外し､痛恨の連続ボギー。
痛い連続ボギーで､トータル3アンダー､65位Tまで順位を落とす｡
17番PAR3､18番PAR5は共に､7.5m前後の長めのバーディーパットを外し､パー｡
前半は､3バーディー､3ボギーのトータル3アンダーで､後半へハーフターン。
前半 スコアカード
1番480YPAR4
後半スタートホールは､セカンドをピン4mに着けるもバーディーパットを外し､パーセーブ｡
2番423YPAR4
ティーショットは､またもや大きく左へ曲げ､ウォーターハザード｡
ペナルティを受け､残り196Yの3打目はグリーンに届かず､ボギー｡
このボギーで順位は一気に79位Tに｡このままではセカンドカットに引っ掛かってしまう｡
しかし3番PAR4､4番PAR3は､共にティーショットを曲げてしまい､3連続ボギーで､トータル3オーバーの84位Tまで順位を落とす｡
5番PAR4は､セカンドをピンそば1.4mまで寄せ､バーディー奪取で､トータル2オーバーに｡
6番PAR4は､ティーショットをフェアウェイバンカーに入れ､3オン｡残り1.5mのパーパットを外してしまい､再び3オーバー､84位Tに｡
7番PAR3､8番PAR4をパーとし､85位Tで最終ホールへ｡
9番506YPAR5
ティーショットは､左に曲がりラフへ｡
セカンドはドロップし､グリーン手前､残り59Yまで運ぶ｡
3打目アプローチはピン奥3mに着けるも､バーディーパットは外れ､パー。
3日目の石川は､4バーディー､7ボギーの｢73｣(PAR70)トータルイーブンパー､84位Tで､無念のセカンドカットとなってしまった｡
後半 スコアカード
ゐ太夫の寸評
2日目からの悪い流れを､3日目も引きずった格好となってしまった｡
前半は出だし､いきなり3パットのボギースタートも､その後､見事なバウンスバックで3連続バーディー｡
このまま乗って行くかに見えたが､体の痛みの影響か､ティーショットが大きく左へ曲がる様になり連続ボギー｡
後半も､ショットは精度を欠き､フェアウェイキープ率は29%｡パーオン率は44%｡
スコアに対するショットの貢献度､SG-T2Gは､約-4.0と非常に悪く､この日のショットの悪さがスタッツでもよく分かる｡
シード権獲得のために昨年後半苦しい思いをした反省から､今季は早い段階でシードを確定させたい意向の石川陣営｡
しかし､まだ上位陣が本格参戦していない現段階でFedExカップランクは､140位前後となり､下手をすれば昨季よりも苦しい展開となってしまう｡
メジャー大会出場権獲得のために､世界ランクも上げる必要があり､奮起が期待される｡
※動画はアップされ次第､掲載します｡
（ソニーオープンinハワイ2016 TV中継･放送予定､大会概要はこちら）
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