更新:2017年9月2日 動画追加
PGAプレーオフシリーズ第2戦｢デルテクノロジーズチャンピオンシップ2017｣松山英樹は1日目･1Rを､1イーグル1バーディ､2ボギー1ダブルボギーの｢72｣(Par71)通算1オーバー､42位Tでホールアウトしています！⛳
絶好調で乗り込んだ前週｢ザ･ノーザントラスト｣では､まさかの予選落ち｡レギュラーシーズンポイント首位の松山に注目が集まる中､この日は全体のスコアが伸びない中､松山もショット､パット共に精彩を欠く展開で我慢のゴルフが続きました｡
しかし､このままでは終われない最終18番Par5で､セカンドをベタピンスーパーショットで寄せ､イーグル締め！大観衆を大いに湧かせるプレーで､2日目以降の爆発を予感させるものとなりました！
- 前半 OUT
- 【動画】4番 松山 初バーディ奪取！
- 前半スコア
- 前半スコアカード
- 後半 IN
- 後半スコアカード
- 1日目のスコア
- ゐ太夫の戦評
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予選ラウンドは､リッキー･ファウラー､ジョン･ラームとのペアリング｡
初日は現地時間､13時40分にスタートした！
前半 OUT
🚩1H 365Y Par4
246YのティーショットはFWセンターへ｡残り122Y｡
セカンドショットは､ピン手前5.7mに着ける｡
長めのバーディパットは僅かに外れ､パー発進｡
🚩2H 542Y Par5
311Yのドライビングは､大きく左へ曲げ、ラフへ｡残り236Y｡
グリーンは池越えのため､2オンは狙えず､レイアップで池の手前ラフへ｡
残り82Y､3打目アプローチは､ピン左奥6.6mに着ける｡
長めのバーディパットは､1.4mオーバーするも､パー｡
🚩3H 208Y Par3
ティーショットはグリーン左奥のカートパスへ｡
救済措置を受けドロップ後､残り37Yのセカンドは､ピン奥4.7mに着ける｡
パーパットは70cmカップをオーバーし､返しのボギーパットも外してしまい､痛恨のダボ｡
🚩4H 353Y Par4
ティーショットで果敢に1オンを狙い､グリーン左奥のバンカーへ｡
セカンドバンカーショットは､ピン奥1.5mに着ける絶妙なリカバリーを魅せ､ここで今日初バーディ奪取！
松山らしい見事なバウンスバックで､1オーバーに戻す！
【動画】4番 松山 初バーディ奪取！
【動画】松山は4番パー4でバーディを奪うなど42位タイ発進 | PGAツアー | ニュース・コラム・お知らせ | ゴルフネットワーク
🚩5H 466Y Par4
315Yのロングドライブは､僅かに左ラフへ｡残り149Y｡セカンドはピン右奥12mに2オン｡ここは2パットを要し､パー｡
🚩6H 465Y Par4
左サイドネイティブエリアからのセカンドは､グリーン奥をこぼれ､TV塔下ラフへ｡
救済措置を受けドロップ後､3打目をピン奥3.2mに着けるも､パーパットを外し､ボギー｡
🚩7H 600Y Par5
FW右サイドからのセカンドは､グリーン手前､残り61YFWへ｡
3打目アプローチは､ピン奥3.9mに着ける｡
このバーディパットは僅かに外してしまい､パー｡
🚩8H 213Y Par3
ティーショットはピン右奥8.5mに1オン！
長いバーディパットは､カップを2mオーバー｡
返しは沈め､パー｡
🚩9H 472Y Par4
FW右サイドから､残り174Yのセカンドは､ピン手前6.2mに着ける｡
バーディパットは､1mオーバーし､パー｡
前半スコア
前半は､1バーディ､１ボギー､１ダブルボギーの｢38｣2オーバー､60位近辺でハーフターン！
前半スコアカード
※DA:フェアウェイキープ率 GIR:パーオン率
後半 IN
🚩10H 425Y Par4
ティーショットが再び大きくぶれ､右サイド林の奥へ｡
セカンドはFWに出すだけ｡残り146Y｡
3打目は､ピン右奥7.4mに着ける｡
この嫌な距離のパットを沈め､ナイスパーセーブ！
🚩11H 231Y Par3
ティーショットは､ピン奥19mに1オン｡
このロングパットはややラインを外れ､パー｡
🚩12H 510Y Par4
今季から50Y距離を伸ばした難関ホール！難易度1位！
僅かに外れた左ラフから､残り226Yのセカンドは､グリーン左端わずかにラフへ｡
残り13mのパットは僅かにカップを掠め､ここもパー｡
🚩13H 447Y Par4
左サイドファーストカットからのセカンドは､グリーン奥エッジへ｡
残り5.3mのバーディパットは僅かに外れ､パー｡
🚩14H 495Y Par4
312Yドライブは､FW左脇の意地悪なネイティブエリアへ｡残り169Y｡
セカンドはグリーン左手前ラフへ｡残り30Y｡
3打目アプローチピンは2mまで寄せ､パー｡
🚩15H 421Y Par4
FW右サイドからのセカンドは､ピン奥7.9mに着ける｡
ここはしっかり沈め､パー｡
🚩16H 187Y Par3
ティーショットはピン右手前4.8mに着ける！
この微妙な距離のバーディパットも決まらず､パー｡
🚩17H 412Y Par4
FWネイティブエリアからのセカンドは､グリーン左のサイドバンカーへ｡
残り14Yの3打目バンカーショットは､ピン奥6.2mに着ける！
微妙な距離のパーパットは外してしまい､後半初めて動いたスコアはボギー｡
🚩18H 530Y Par5
FW左サイドから残り230Y､アイアンでのセカンドショットは､ピンそば1.5mに着けるスーパーショット！
松山､ここは落ち着いて沈め､見事なバウンスバックイーグル奪取！
上がりホールで､待ち受けていた観衆から大歓声が上がった！
後半スコアカード
※DA:フェアウェイキープ率 GIR:パーオン率
1日目のスコア
1日目･1Rの松山は､1イーグル1バーディ､2ボギー1ダブルボギーの｢72｣(Par71)通算1オーバーは首位に6打差､42位Tでホールアウトした！
ゐ太夫の戦評
この日の松山は序盤からティーショットの引っ掛けが目立ち､フェアウェイキープ率は前半は3/7､後半に入っても2/7という厳しい数値でした｡
大きく曲げてしまうケースも見られ､直接グリーンを狙えない等､普段は深いラフでもピンに絡めてくる鋭いアイアンショットも鳴りを潜めていました｡
また､パッティングも不調で､3番Par3では4.6mに寄せてから3パットを叩きダブルボギー｡
初日は､思ったよりスコアが伸びず､他の選手もグリーン上で苦労している姿が見られたものの､まずチャンスに寄らない松山のゴルフはより苦しいものとなりました｡
フェアウェイキープ率はトータル､5/14で35.71%(全体93人中の92位)パーオン率は12/18で66.78%(同29位T)パーオン時の平均パット数は､1.833回(53位T)でした｡
ショット､パットのスコアへの貢献度スタッツでは､やはりティーショットの貢献度を表すSG:OFF-THE-TEEが-1.032とかなり悪く82位｡
パットの貢献度のSG: PUTTINGは､-0.080と僅かなマイナスで､全体的にパッティングでスコアを稼げていないこと､松山としてはピンに絡むショットが少な過ぎたためとも言えそうです｡
しかし､停滞ムードが漂う中､なかなかスコアを伸ばせず､このまま2日目に入るのは避けたいというところで､最後の最後でセカンドスーパーショットから､見事なバウンスバックイーグルを奪取しホールアウトする辺りは､さすが世界で3本の指に入る男､スーパースターぶりを見せ付けてくれました！
松山も四苦八苦した初日のTPCボストンは､ダスティン･ジョンソンこそ5アンダーで単独トップに立っていますが､それ以降は1ストロークで一気に順位が上がる大混戦模様｡
痛めている臀部の状態が心配ではありますが､年間王者に向け､2日目以降のゴルフに期待が持てそうな雰囲気が出始めてきました！
【動画】デルテクノロジーズ選手権2017 初日 全体ハイライト！
(映像:PGA YouTube公式アカウント)
(松山英樹 2017 使用球)
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