更新:2017年3月6日 動画追加
松山英樹｢WGC-メキシコチャンピオンシップ2017｣最終日･4ラウンドの模様､詳細結果速報､動画､筆者ゐ太夫の戦評をご紹介します！
3日目にショットの精度が戻り､25位Tで迎えた最終日｡少しでも上位でフィニッシュし､世界ランク､FedExカップランクの上位キープのみならず､近付く｢マスターズ｣に向けても気持ち良く大会を終えたいところでした｡
しかし最終日の松山は､序盤バーディラッシュを重ねるも､6番で池ポチャダボを叩いて以降､再び停滞ムードとなり､4バーディ､2ボギー1ダブルボギーの｢71｣(Par71)通算3アンダー､25位Tで大会を終えています！尚､優勝は通算14アンダーまでスコアを伸ばしたダスティン･ジョンソンとなっています！
最終日の松山は､ブレンダン･グレース､アン･ビョンホンとのペアリングで､現地時間10時42分にOUTからスタートした！
前半 OUT
🚩1H 316Y Par4
1オンを狙ったティーショットは､ピン右手前16mに1オン成功！
長いイーグルパットはカップ手前1.2mを残すも､これを入れ､見事バーディ発進！
🚩2H 387Y Par4
FWセンターからのセカンドは､ピンハイ左､3.6mに着ける｡
バーディパットは僅かに外れ､パー｡
🚩3H 186Y Par3
ティーショットは､ピン奥1.8mに着けるスーパーショット！
しかし､バーディパットを僅かに外してしまい､パー｡
🚩4H 506Y Par4
FWセンターから､残り178Yのセカンドは､ピン手前6.2mに2オン｡
この長めのパットを決め､今日2個目のバーディ奪取！
🚩5H 445Y Par4
333Yのティーショットは右ラフへ｡残り104Y｡
セカンドは僅かにグリーン手前､エッジ付近へ｡残り6.5m｡
3打目を見事に沈め､連続バーディ奪取！
これで通算6アンダー､14位Tまで一気に順位を上げてきた！
🚩6H 625Y Par5
右サイドFWバンカーからのセカンドは､FWセンターへ｡残り145Y｡
3打目は左に逸れ､飛距離も足らず､池ポチャ､ウォーターハザード｡
ペナルティ後の残り82Yの5打目は､ピン手前4.9mに着け､5オン｡
微妙な距離のボギーパットを外し､痛恨のダブルボギーとしてしまう｡
手痛い池ポチャで､連続バーディ分が消え､通算4アンダーに戻る｡
🚩7H 235Y Par3
ティーショットはグリーン左ラフへ｡残り17.2Y｡
セカンドアプローチはピン奥1.5mに着け､パーセーブ｡
🚩8H 525Y Par4
FW左サイドからのセカンドは､ピン右奥11.5mに2オン｡
長いイーグルパットは､カップ手前1.5mまで寄せ､パー｡
🚩9H 382Y Par4
左サイドファーストカットから､残り148Yのセカンドは､グリーン奥のバンカーへ｡
残り14.7Yの3打目バンカーショットは､ピン奥13.1mに着ける｡
ここは2パットを要し､前半上がりをボギーとしてしまう｡
前半スコア
前半は､3バーディ､1ボギー､1ダブルボギーの｢35｣通算3アンダーでハーフターン！
前半スコアカード
後半 IN
🚩10H 450Y Par4
FW右サイドからのセカンドは､ピン手前8.6mに2オン｡
長いバーディパットは僅かにショートし､パー｡
🚩11H 622Y Par5
350Yのティーショットは､FW左サイドへ｡残り257Y｡
セカンドはピン手前4.2mに着けるスーパーショット！
長めのイーグルパットパットは僅かに外れるも､後半初バーディ奪取！
🚩12H 406Y Par4
338Yのビッグドライブは､左ラフへ｡残り62Y｡
セカンドはグリーン左のバンカーへ｡
残り9.5Yの3打目バンカーショットは､ピン右2.6mに着ける｡
微妙な距離のパーパットは僅かに外れ､ボギーとしてしまう｡
🚩13H 225Y Par3
ティーショットはグリーンを左へ外れ､ラフへ｡残り22Y｡
セカンドバンカーショットは､ピン手前7.9mと寄せきれず｡
しかし､長めのパーパットを見事に沈め､価値あるパーセーブ！
🚩14H 482Y Par4
FW右サイドからのセカンドは､ピンハイ右1.4mに着けるスーパーショット！
しかし､このチャンスパットを外してしまい､パー｡
🚩15H 575Y Par5
348Yのビッグドライブは､左サイドファーストカットへ｡残り228Y｡
セカンドはグリーン手前のサイドバンカーへ｡残り12Y｡
3打目バンカーショットは､ピン奥3.3mに着けるも､バーディパットを外してしまい､パー｡
🚩16H 403Y Par4
FW左サイドからのセカンドは､ピンハイ左8.7mに着ける｡
長めのバーディパットはカップを1.7mオーバーし､返しを決めパー｡
🚩17H 172Y Par3
ティーショットは､ピン右奥5.5mに着ける｡
微妙な距離のバーディパットは僅かに外れ､パー｡
🚩18H 388Y Par4
左サイドファーストカットから残り131Yのセカンドは､手前のグリーンエッジへ｡
3打目は惜しいパットとなるが､パーフィニッシュ｡
最終日のスコア
最終日の松山は､4バーディ､2ボギー1ダブルボギーの｢71｣(Par71)通算3アンダー､25位Tでホールアウトした｡
後半スコアカード
【動画】松山 4番､5番バーディシーン！
【動画】「良いフィーリングの所が増えている」と25位タイの松山 谷原は38位タイ | ゴルフネットワークマガジン | ゴルフネットワーク | 日本唯一のゴルフ専門チャンネル
ゐ太夫の戦評
3日目に抜群の精度を誇ったショットが再び切れを失い､苦しい最終日のラウンドとなりました｡
ティーショットも前日は100%のフェアウェイキープ率を記録したものの､この日は57.14% (8/14)
パーオン率も61.11% (11/18)となり､これは2日目の55.56% (10/18)に次ぐ悪い数値｡
今日は上位を狙うために､ある程度無理をした面があったと予測され､序盤立て続けにベタピンショットを連発し､5番で既に3バーディを奪取するラッシュモード｡
しかし､続く6番のセカンドショットをミスしての池ポチャダボから､9番でもボギーを叩き､一転停滞ムードとなり､比較的難易度の高いバックナインは我慢のゴルフ｡
この日も課題の短いパットを外し､チャンスを拾いきれず､スコアメイクに繋げられないシーンが散見され､終わってみれば､パープレー｢71｣(Par71)のラウンドとなってしまいました｡
3日目にかなり復調の気配があっただけに､欲を言えば､ある程度の手応えを掴むと共に好結果を出して､大会を終えたいところではありました｡
次戦は､一週間のオープンウィークの後｢アーノルド･パーマー･インビテーショナル｣に出場予定｡
痛めている左膝の状態が心配ではありますが､刻々と近付いている｢マスターズ｣に向け､もう一度昨年終盤の絶好調の状態に持っていきたいところです！
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