今日の広島-読売戦で、阪神が今季2位でCS本拠地開催か?
3位で広島ビジター開催か?が決まる「はず」なのだが、今日の試合は
マツダスタジアム開催のため、台風接近の影響で中止の可能性が高い。
「果報は寝て待て」とも言うし、気長に待つべしということか。
しかし、ご存知の様にタイガースはCS(短期決戦)に弱い。弱すぎる。
2007年は対中日(ナゴヤドーム)で2戦全敗、2008年の本拠地開催、
対中日戦(大阪ドーム)で1つ勝ったのみで、
その後は本拠地甲子園での開催にも関わらす、すべて敗戦。
通算成績は1勝8敗という惨憺たる結果だ。
これまでのブログでも口を酸っぱくして言ってきたが、
「チャンスに弱い」「ここ一番に弱い」が如実に現われてしまっている。
今季は特に最終戦まで「2位争い」で熱戦を繰り広げたため、
「何が何でも本拠地開催」という言葉が一人歩きしている感があるが、
その先を見据えて「何が何でもファーストステージを突破し、
東京ドームで読売も倒し、日本シリーズ出場!日本一!」という本来の
目的を球団、ベンチ、選手に至るまでが、本気で共有しているか?
「している」に決まっているし、そうでないと困るのだが、
球団としては「甲子園開催」で10億超と言われる興業収入に、
目が行ってしまい「絶対に逆転シリーズ優勝」という「本来的意義」が
二の次になっていないか?少し心配になる節もある。
まずは悲願の「CSファーストステージ突破」という低い目標もダメだ。
「短期決戦に弱い」「ここ一番に弱い」「1勝8敗だ」言霊じゃないが、
タイガースというチームは、言葉の先入観により、アカンと思うと
どうもそのアカン方向に全員が右向け右をしてしまう悪い集団心理が
働いている気がして仕方がない。
和田監督はこれまでの「手堅い野球」を捨て「積極的に動く」と発言
しているが、シーズン中に出来なかったことが、苦手意識の強い
大舞台のCSですぐに作戦として機能するか?選手はサイン通り動けるか?
疑問符の付くところでもある。
(付け加えるなら、なぜ、それをもっと早くやってくれなかったのか?)