報道では、各球団スカウト達が口を揃えて「今年のドラフトは不作だ」と
発言している。
一説では、各球団は、近年まれに見る少数指名に終わるのでは?とも
言われている。
上位指名候補だった高校生の多数が「大学進学」を選んだこと、
そして、以前から上位指名の評価を受けていた有力選手が軒並み故障、
不調という状態にあることが理由にあげられている。
タイガースは、1位候補として、早大・有原、済美・安楽の名前が
取り沙汰されていたが、今朝の「サンスポ.com」では、安楽は指名回避の
方向と報じている。
阪神、ドラフトは即戦力投手指名で一本化 済美高・安楽は後退 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
ただし、ご存知の通り、両名も故障を抱えている。
最速151キロ右腕、東京農業大北海道の「風張蓮」スラッガー内野手の
智弁学園「岡本和真」も、上位指名候補に名前が出ているが、即戦力投手で一本化なら、
他球団の動向を見つつ、最初から「風張蓮」1位指名で行ってもいいのではないか。
近年「六大学出身」選手は必ずしも、プロで成功している訳ではないし、
何しろ今年は、抽選で外した時のリスクが高すぎる。
実際に映像で、風張蓮投手のピッチングを見たが、いかにも本格派タイプで
投げっぷりも良く、冷静さもありそうだ。
読売と阪神の争奪戦とも言われているが、外れ1位として考えていると、
おそらく他球団にさらわれそうだ。
ここは、いつも揶揄される「逃げの指名」ではなく「攻めの指名」として、
有原投手より「伸びしろ」がありそうな「風張蓮」の指名を期待したい。
智弁・岡本が2位で残っていれば、スラッガー不足のタイガースは指名するだろう。
相思相愛?で話題の京大・田中投手は是非獲得したい。
高校時代は甲子園春夏連覇を果たした中央大・左腕の島袋も調子を落としていて、
評価が分かれるところだ。
今年のドラフトは本当に難しそうだが、昨年のドラフトの様な、あっと驚く
素晴らしい指名を今年も期待したい。
(文中 敬称略)
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