先日、拙著ブログで「金本打撃コーチ打診」の記事を書いたが、
これまで誰一人として2003、2005年の主力V戦士達のコーチ就任がなかった。
【阪神】金本コーチ就任へ!?指導者の育成も急務だ!! - [ゐ]ゐ太夫のぶろぐ
私の想像ではあったのだが、何かしら球団との関係が良くないのではないか?
という疑念は長く持っていた。
今日付の「日刊ゲンダイ」は、その内幕について報じている。
人材豊富なのに入閣なし 阪神若手OBが球団に“総スカン”の理由 (日刊ゲンダイ) - Yahoo!ニュース
相も変わらず、多大な貢献をした選手を大切にしない球団と、
様々な形での選手、球団との軋轢、遺恨。
昔から連綿と続く「悪しき伝統」は、何も変わっていなかったのだ。
ほとんど顔ぶれの変わらぬ現体制のベンチ首脳陣達。
金本、矢野、下柳、桧山、今岡、赤星…。
実績があった選手が、必ずしも名指導者になるとは限らないが、
現役時代にほとんど実績をあげていなく、その指導力にも疑問を
持たざるを得ない様なOBコーチが何名もいる。
野崎元球団社長から南社長へ代わり、真弓監督時代のチーム迷走。
現在はオーナーとも意見の一致を見ない、球団内の意思統一の無さ。
和田監督の責任論ばかりが先行しているが、フロントの責任は重い。
このままでは、次の世代の指導者の育成が出来ない、由々しき事態だ。
現体制での限界は既に見えていることなのだから、改めて「悪しき体質」に
逆戻りしてしまった球団を改革すべく「体制一新」しか道はない。