ただ、ここに来て元々獲得に名乗りを挙げていたはずのタイガースの態度が曖昧だ。ただ一筋縄では行かない懸念材料もある。
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金子がFA宣言をした12日は中村GMは
「今は静観するしかない」
「ほしい投手ではあるが、情報収集してから」
と発言。
阪神・中村GM、FA金子獲得に慎重な姿勢「静観するしかない」 - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)
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しかし、一転その翌日には中村GMと南社長は、
「金子は元々欲しい選手」
「様子見というか再調査する」
と発言。
どうにも煮え切らないというか不鮮明な姿勢だ。
中日、谷繁監督に至っては「やっと本物のFA選手が出てきた。全力で獲得に行く」
としており、国内他球団も獲得方針を鮮明に打ち出している。
もちろん、メジャー移籍のためのポスティングと国内FAという
禁じ手の様な「両天秤」を掛け、オリックスにプレッシャーを掛けている側面もある。
国内球団との交渉の前に「メジャー球団入団」が決まる可能性もある。
また、万が一メジャー移籍が不調に終わりそうな場合、
1年間のみ「国内球団に移籍」し、来季オフに再度メジャー移籍を図ることも
視野に入れている金子サイドの思惑があり、その1年のために補償選手を
オリックスに持っていかれるリスクもある。
ただ、もしそれでもタイガースが国内での獲得競争をするとなった場合、
「様子見、調査」とコメントしている球団と谷繁監督のような「前向き」な
発言をしているチームでは、金子サイドの印象も違う。
現状、諸々の条件で、積極的に獲得に動く気がないとしても、
マスコミ向けとうか金子サイド向けに「前向き発言」をしておいた方がいい。
この辺りの交渉術的なものが、余りにも拙いと言わざるを得ない。
金子獲得に際し、タイガースには金子オリックスドラフト入団時の担当スカウトでった
熊野氏が現在在籍しているという強みもある。
FA戦線の壊滅的状態も含めて「編成部門」には、もう少し巧く
立ち回って貰いたいと考えている。
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