石川遼の緊急参戦で俄然盛り上がりを見せた「ネスレ日本マッチプレー選手権2015」1回戦。結果は石川遼が今季からプロ転向したばかりの堀川未来夢(みくむ)との対戦でまさかの初戦敗退を喫しました。
年齢は1歳下ながら今季プロ入りしたばかりの堀川未来夢との1回戦。石川はショットが安定せず接戦となり、オールスクエアで迎えた最終18番。ティーショットを大きく右に曲げ、林の中まで打ち込むミスが響き、パーパットを外した時点でギブアップし2年連続1回戦敗退となってしまいました。
マッチプレーでは「番狂わせ」は起き易いとは言え、まさかの敗退。逆に期待のルーキー堀川にとっては、大金星となりました。
【石川遼vs堀川未来夢 1回戦 後半 全映像】
youtu.be(映像:ネスレ日本マッチプレー選手権 YouTube公式チャンネルより)
【石川遼vs堀川未来夢 1回戦 スコアカード】
この日の石川はショットがパット安定せず、特にアイアンがブレまくるラウンドとなってしまいました。
2番PAR5でバーディー奪取し、1UPとしたものの、4番PAR3を堀川が獲りオールスクエア。
再びショートホールの8番で石川が落とし、堀川の1UPとなり逆転を許すと、その後は追い付きはするものの、リードは奪えず。
オールスクエアで迎えた18番で、前述の通り、ティーショットを右の林に打ち込み、出すだけとなり、ティーショットのミスが響き、パーパットを外した瞬間に堀川未来夢の1UPでの勝利が決まりました。
■石川遼 ホールアウト後のインタビューコメント
(1回戦のラウンドを振り返って)
「アイアンが特に悪かった。アイアンでプレッシャーをかけられなかったのが残念」
(最終ホールのティーショットのプッシュアウトミスについて)
「自信を持って打てていたのに…」
(1回戦で敗退してしまったことについて)
「緊張感を持ってはいたが、普段の試合よりミスショットが多くなってしまった。自分の技術のなさ」
(引用:GDO ()部分著者要約)
■堀川未来夢 ホールアウト後のインタビューコメント
(石川遼相手に大金星)
「しんどかったです…でも、気持ちで負けなかった。実力は(石川が)格上。狭いホールも1Wを持って攻めました」
(今後へ自信となったのでは?)
「この緊張を乗り越えられたのだから、大抵のことはできると思える」「いくつになっても“名前負け”しないようにしなくちゃいけませんね(笑)。見てくれる人に名前を売りたい」
(引用:GDO ()部分著者要約)
【ネスレ日本マッチプレー選手権 1回戦 全結果】
<1回戦>
○片山晋呉 1UP 浅地洋佑●
○谷口徹 21HOLES 重永亜斗夢●
○薗田峻輔 3&2 藤本佳則●
○小平智 1UP 小田龍一●
○小田孔明 5&4 冨山聡●
○近藤共弘 23HOLES 貞方章男●
●永野竜太郎 1UP 深堀圭一郎○
○塚田陽亮 1UP 手嶋多一●
●宮本勝昌 1UP 今平周吾○
○谷原秀人 3&2 富村真治●
●片岡大育 4&3 松村道央○
●山下和宏 3&2 武藤俊憲○
●矢野東 4&2 竹谷佳孝○
○星野英正 1UP 川村昌弘●
○堀川未来夢 1UP 石川遼●
○稲森佑貴 1UP 藤田寛之●
「マッチプレー」は得意不得意がはっきり分かれ、世界のトッププレーヤーでも苦手な選手は結構います。
石川の昨年に続いての連続1回戦敗退は、相手がルーキーで「負けられない」という意識が強すぎたのかもしれません。
また、ほとんど真っ直ぐなホールの多い「恵庭カントリー倶楽部」ですが、フェアウェイはかなり狭く、今季PGAでのドライバーに自信が持てない状態がフラッシュバックしたのかもしれません。
次週は、当初の予定通り、今大会と同じ北海道で開催されるJGTOツアー「ANAオープン」に出場します。
JGTOの「国内シード5試合出場義務」は石川遼にかなり厳しいハードスケジュールを強いることになりますが、国内ツアーで無敵を誇っていた「王者石川」としてのゴルフを思い出し、自信を取り戻すいい機会かもしれません。
(石川遼 今後の出場予定・スケジュール)
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