最終更新:2016年3月26日 ホンダF1特番記事追加
F1オーストラリアGP2016、決勝レース。マクラーレン・アロンソの18周目のターン3で大クラッシュ!公式映像
マシンの損傷具合からは信じられないほど、アロンソは元気に自分でマシンから出て、ファンに手を振り無事でした。
その事故で波乱含みとなった開幕戦優勝は、メルセデス・ロズベルグ!2番手もハミルトンでワンツー。途中までトップを走行していたフェラーリ・ベッテルは3位に入っています。
オーストラリアGP2016 決勝
今季から、スタート時はシングルクラッチに変わり、ドライバーの技量が試される各マシンがグリッドに着く中、クビアトが後方でストップしてしまい、再度フォーメーションラップ。
(映像)グリッド直前で止まってしまうクビアト
Race: Aborted start as Kvyat stops on way to grid
仕切り直しのスタートは、メルセデス・ハミルトンが失敗し、その割を食う形で、ロズベルグも遅れを取る中、フェラーリ・ベッテルが好スタートを切りトップ。
そして、フェラーリ・ライコネンもメルセデスを交わし、フェラーリが1、2でレース序盤をリード。
そして、18周目にマクラーレン・アロンソが衝撃の大クラッシュとなり、赤旗中断。
アロンソは、ハース・グティエレスをオーバーテイクする際に、グティエレスが想定より早くブレーキを掛けたため、追突。ウォールに激突し、宙を舞いながらタイヤバリアに激突。赤旗中断。
原形を留めないほど激しい損傷を負うも、アロンソは無事で、自分でマシンを降り、ファンに手を振りながらピットに戻る車に乗り込みました。
(映像)アロンソ衝撃のクラッシュ
Race: Huge crash as Alonso and Gutierrez bring out the red flag
この赤旗で、フェラーリ勢のリードは無くなり、ベッテル、ロズベルグ、ライコネン、リカルドの順で、クラッシュ直前にタイヤ交換をしたハミルトンは7番手で再スタート!
24周目に、フェラーリ・ライコネンがエンジントラブルで、ピットインした際に炎が出るアクシデントもあり、リタイア。
(映像)ピットで火を噴くフェラーリ
Race: Raikkonen retires with flames pouring from his Ferrari
その後、35周目付近でベッテルはロズベルグに1.1秒まで迫られ、36周目にピットインするも、左フロントタイヤ交換に手間取り、ベッテルは4番手でコースへ復帰。
42周目にハミルトンが3番手リカルドを交わし、2番手に。
残り4周、53周付近で、3番手まで上がっていたベッテルが、ハミルトンを射程に捉えるも、55周目にコースアウトし勝負あり。
優勝は、メルセデス・ロズベルグ、2位ハミルトン、3位ベッテル、4位は地元オーストラリアのレッドブル・リカルド、5位にウィリアムズ・マッサ。
そして、6位には何とハース・グロージャンが、予選19番手から13人抜きで、チーム初戦を6位入賞で飾っています!
アロンソの衝撃のリタイアで、奮闘したバトンは、13位で入賞ならずも完走で開幕戦を終えました。
(映像)F1オーストラリアGP2016 決勝ハイライト
F1オーストラリアGP2016 決勝結果
P | Driver | チーム | Gap |
---|---|---|---|
1 | N.ロズベルグ | メルセデスAMG | 57周 |
2 | L.ハミルトン | メルセデスAMG | +8.060s |
3 | S.ベッテル | フェラーリ | +9.643s |
4 | D.リカルド | レッドブル | +24.330s |
5 | F.マッサ | ウィリアムズ | +58.979s |
6 | R.グロージャン | ハース | +72.081s |
7 | N.ヒュルケンベルグ | フォース・インディア | +74.199s |
8 | V.ボッタス | ウィリアムズ | +75.153s |
9 | C.サインツ | トロ・ロッソ | +75.680s |
10 | M.フェルスタッペン | トロ・ロッソ | +76.833s |
11 | J.パーマー | ルノー | +83.399s |
12 | S.ペレス | フォース・インディア | +85.606s |
13 | K.マグヌッセン | ルノー | +91.699s |
14 | J.バトン | マクラーレン | +1周 |
15 | F.ナスル | ザウバー | +1周 |
16 | P.ウェーレイン | マノー | +1周 |
R | M.エリクソン | ザウバー | DNF |
R | K.ライコネン | フェラーリ | DNF |
R | R.ハリアント | マノー | DNF |
R | E.グティエレス | ハース | DNF |
R | F.アロンソ | マクラーレン | DNF |
R | D.クビアト | レッドブル | DNF |
アロンソ 大クラッシュについてのコメント
「体調は問題ない。体のあらゆる部分をチェックしようとしている。とても大きなクラッシュだったからね」とアロンソ。
「ブレーキングゾーンでグティエレスのスリップストリームに入ろうとした。いくつかの要因が重なってクラッシュに至った」
「F1マシンの安全性の高さに感謝している。こうして生きて話していることにね。それが何より大事だ」
事故の責任は誰にあると思うかと聞かれ「あれはレーシングアクシデントだ」とアロンソは答えた。
「僕らは戦っていた。そういう時は自分たちが300km/hで走っていることを忘れているが、どんな小さなクラッシュでも大事故につながり得るんだ」クラッシュの直後、自分がどこにいるのか分からなかったとアロンソは言う。
「ああいうときは自分がどこにいるのか分からなくなってしまう。宙を舞って、空が見えたり、地面が見えたりの繰り返しで、分からなくなるんだ」
「(マシンが逆さまに着地して)止まった後、小さな隙間を見つけたのですぐに脱出した。家族が心配しないようにね」「母がテレビを見ているはずだから、早くクルマから出て無事だと知らせたかった」
「でも自分がどこにいるのか分からなかった。コースからあまりに離れていたからだ。宙を舞っている時、『ずいぶんと遠くまで飛んじゃったな』と思っていた」
「すべてが外部から見るよりもゆっくり起きていた(ように感じた)。止まってほしいのに、全く止まらず、いつまでも飛んでいる。とても怖かった」
「(FIAのメディカルチェックを受けた結果)何も問題ないようだ。コクピットの中で跳ねたから膝に少し痛みがある。でもそれ以外すべて問題ないはずだ。明日の朝、起きてからまた報告しよう」
「こういうときは、何も起こらず、大きなケガもせず、生きていることに感謝する。でも次の瞬間にはレースを完走できなかったのが悔しいと思うんだけどね」
「開幕戦でノーポイントに終わったことにがっかりしている」
「パワーユニットは完全にだめになったと思う。マシンが完全に壊れてしまったからね。残念だけど仕方ない」
(引用:AUTO SPORT web)
(2016F1 第2戦バーレーンGP TV放送・日程・タイムスケジュール・概要)
h-idayu.hateblo.jp
(2016年3月26日21時~NHK-BS「ホンダF1」特番放送!)
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(2016F1GP日程・スケジュール レギュレーション改正等記事)
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