2016F1GPは第5戦｢スペインGP｣2日目､公式予選では母国GPのマクラーレン･アロンソが悲願のQ3進出を果たしています！
アロンソがQ3進出に進出したことは､さておいても､今回は白熱したバトルとなり､PPはハミルトンが奪回｡メルセデス勢に続く3-4番手にはレッドブルの2台が入り､5-6番手にフェラーリと後塵を拝す形となり､やはりヨーロッパラウンドに入り勢力図が塗り替えられつつあります｡
そして惜しくも2台揃ってのQ3進出はならなかったマクラーレン･バトンは定位置？となりつつある12番手から､決勝での2戦連続W入賞を目指します！
【目次】
フリー走行 3回目 FP3
フリー走行3 回目 FP3タイム
| P | Driver | Team | Time | Laps |
|---|---|---|---|---|
| 1 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:23.078 | 15 |
| 2 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:23.204 | 11 |
| 3 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:23.225 | 16 |
| 4 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.719 | 10 |
| 5 | D.リカルド | レッドブル | 1:23.816 | 9 |
| 6 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:24.110 | 13 |
| 7 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:24.356 | 14 |
| 8 | S.ペレス | F.インディア | 1:24.472 | 15 |
| 9 | D.クビアト | トロロッソ | 1:24.553 | 13 |
| 10 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:24.555 | 13 |
| 11 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:24.585 | 15 |
| 12 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:24.621 | 15 |
| 13 | C.サインツ | トロロッソ | 1:24.695 | 21 |
| 14 | R.グロージャン | ハース | 1:24.981 | 13 |
| 15 | J.バトン | マクラーレン | 1:25.051 | 13 |
| 16 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:25.100 | 12 |
| 17 | E.グティエレス | ハース | 1:25.130 | 17 |
| 18 | J.パーマー | ルノー | 1:25.376 | 13 |
| 19 | F.ナッセ | ザウバー | 1:25.383 | 22 |
| 20 | M.エリクソン | ザウバー | 1:25.401 | 24 |
| 21 | P.ウェーレイン | マノー | 1:26.097 | 13 |
| 22 | R.ハリアント | マノー | 1:26.251 | 19 |
予選に先立って行われたフリー走行3回目､FP3では､ロズベルグが1:23.078のトップタイムをマーク｡
ハミルトンは2番手､ベッテルが3番手と続き､4番手には移籍したばかりのフェルスタッペンが早くも好タイムをマーク｡
5番手にもリカルドが入り､レッドブルの速さが際立つFP3となりました｡
公式予選
予選Q1
Q1タイム
| P | Driver | Team | Time | Laps |
|---|---|---|---|---|
| 1 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:23.002 | 3 |
| 2 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:23.214 | 4 |
| 3 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.578 | 3 |
| 4 | D.リカルド | レッドブル | 1:23.749 | 3 |
| 5 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:23.796 | 3 |
| 6 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:24.124 | 3 |
| 7 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:24.251 | 3 |
| 8 | E.グティエレス | ハース | 1:24.406 | 6 |
| 9 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:24.463 | 7 |
| 10 | C.サインツ | トロロッソ | 1:24.496 | 3 |
| 11 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:24.578 | 3 |
| 12 | J.バトン | マクラーレン | 1:24.583 | 6 |
| 13 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:24.669 | 6 |
| 14 | D.クビアト | トロロッソ | 1:24.696 | 5 |
| 15 | S.ペレス | F.インディア | 1:24.698 | 6 |
| 16 | R.グロージャン | ハース | 1:24.716 | 6 |
| 17 | J.パーマー | ルノー | 1:24.903 | 6 |
| 18 | F.マッサ | ウィリアムズ | 1:24.941 | 4 |
| 19 | M.エリクソン | ザウバー | 1:25.202 | 8 |
| 20 | F.ナッセ | ザウバー | 1:25.579 | 8 |
| 21 | P.ウェーレイン | マノー | 1:25.745 | 9 |
| 22 | R.ハリアント | マノー | 1:25.939 | 9 |
Q1開始と共に､いつものごとくトラフィックを避けるため､早々にメルセデス勢がコースイン｡
Q1では､ロズベルグが1:23.002のトップタイムを計測｡2番手にハミルトン｡
そして､3番手には1:23.578をマークしたフェルスタッペンが入り､4番手もリカルドが入り､メルセデスの1-2に続き3-4はレッドブル｡
フェラーリは5番手ライコネン､6番手にベッテルと､速さが見られない状態｡
マクラーレンの2台はアロンソは1回のアタックに留め11番手｡バトンは2回アタックで12番手に入り､Q2進出を決めています｡
そして､ウィリアムズ･マッサは2回目のアタックでミスを犯し､18番手でまさかのQ1ノックアウトとなりました｡
予選Q2
Q2タイム
| P | Driver | Team | Time | Laps |
|---|---|---|---|---|
| 1 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:22.159 | 3 |
| 2 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:22.759 | 3 |
| 3 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.178 | 3 |
| 4 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:23.504 | 5 |
| 5 | D.リカルド | レッドブル | 1:23.585 | 6 |
| 6 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:23.688 | 3 |
| 7 | S.ペレス | F.インディア | 1:24.003 | 6 |
| 8 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:24.023 | 6 |
| 9 | C.サインツ | トロロッソ | 1:24.077 | 6 |
| 10 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:24.192 | 6 |
| 11 | N.ヒュルケンベルグ | F.インディア | 1:24.203 | 6 |
| 12 | J.バトン | マクラーレン | 1:24.348 | 6 |
| 13 | D.クビアト | トロロッソ | 1:24.445 | 6 |
| 14 | R.グロージャン | ハース | 1:24.480 | 6 |
| 15 | K.マグヌッセン | ルノー | 1:24.625 | 6 |
| 16 | E.グティエレス | ハース | 1:24.778 | 6 |
(動画)スペインGP2016 予選ハイライト
Qualifying highlights - Spain 2016
（リンク先:FORMULA1.com）
Q2でも､メルセデス勢は早々にラップタイムを刻み､ここはハミルトンが1:22.159のタイムで意地のトップタイム｡2番手はロズベルグで1分22秒台はメルセデスの2台のみ｡
そして､またしても3番手にはフェルスタッペンが入り､フェラーリ･ライコネンは､5番手のリカルドに0.081秒の僅差で4番手をキープ｡
ベッテルは､リカルドの後塵を拝する6番手と､パフォーマンスが発揮出来ない状況が続きました｡
アロンソは､2度目のアタックで10番手を守り､母国ファンの目の前で､悲願のQ3進出を決定！
バトンも2度目のアタックで､速さを魅せるも僅差でひしめく10位前後で､僅かに届かず12番手｡
元同僚に先を越された感のあるトロロッソ･サインツは9番手に入り､アロンソと共に母国スペインで意地を魅せました！
予選Q3
Q3タイム
| P | Driver | Team | Time | Laps |
|---|---|---|---|---|
| 1 | L.ハミルトン | メルセデス | 1:22.000 | 6 |
| 2 | N.ロズベルグ | メルセデス | 1:22.280 | 6 |
| 3 | D.リカルド | レッドブル | 1:22.680 | 3 |
| 4 | M.フェルスタッペン | レッドブル | 1:23.087 | 6 |
| 5 | K.ライコネン | フェラーリ | 1:23.113 | 6 |
| 6 | S.ベッテル | フェラーリ | 1:23.334 | 6 |
| 7 | V.ボッタス | ウィリアムズ | 1:23.522 | 3 |
| 8 | C.サインツ | トロロッソ | 1:23.643 | 3 |
| 9 | S.ペレス | F.インディア | 1:23.782 | 4 |
| 10 | F.アロンソ | マクラーレン | 1:23.981 | 3 |
Agony for Hamilton as he locks up into turn 10 #Q2 #Quali #SpanishGP 🇪🇸 pic.twitter.com/DGKKwTVK1I
— Formula 1 (@F1) 2016年5月14日
Q3直後にコースインしたハミルトンの最初のアタックは､ターン10にオーバースピードで入るミスで､タイヤをロックさせ､直後を走っていたロズベルグにトップタイムを奪われました｡
そして､フェルスタッペンもハミルトンのタイムを上回り､2番手に｡
セッション終了3分前には､全車10台がコースインし､白熱した争いを展開。
ファーストアタックで､ミスを犯したハミルトンは､セクター毎にファステストを更新し､1:22.000のタイムでトップ｡
ロズベルクは0.28秒差の2番手で､メルセデスの1-2はいつも通り｡
果たして3番手は誰が来るのか？注目が集まる中､ここまで移籍してきたばかりのフェルスタッペンの後塵を拝していた､リカルドが1:22.680のタイムで3番手を奪取！
フェルスタッペンは､1分23秒台の4番手で､チーム内の白熱した争いは､リカルドに軍配｡
そして､ここまで全くいいところがないフェラーリは､ライコネンがリカルドに0.026秒の僅差で5番手となり､ベッテルは6番手｡
アロンソは､Q3で少しでも上の順位を狙いたいところでしたが､最後の最後に交わされ､10番手｡
今回スペインGPの予選Q3は､今季の予選の中でも一番盛り上がったタイムバトルとなりました｡
(動画)ルイス･ハミルトンPP獲得ラップのオンボード映像
Onboard pole position lap - Lewis Hamilton, Spain 2016
（映像リンク:Formula1.com）
（スペインGP2016 タイムスケジュール TV放送 各日結果速報）
h-idayu.hateblo.jp
（スペインGP2016 1日目 FP1 FP2）
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（2016F1GP日程･スケジュール レギュレーション改正等記事）
h-idayu.hateblo.jp
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